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2001年11月

2001年11月20日 (火)

緊急事態発生!

無事印刷所にデータを入稿したとの連絡アリ。この辺で風邪を治しておかないとシャレにならないので今日は1日休養をとる。夜にはだいぶ元気になった。このままゆっくり休めば、明日には復活できそう。 明日は、電話の取材で門司港まで出かけることになっているので、なんとしてもこのまま風邪を治したい。・・・・と、思っていたのに! 夜になって、入稿したチラシのデータにミスがあることが判明した。 「2002年」と書かないといけないところが「2001年」になっている! そんなバカな!!あれほど何回も何回も、確認したのに! どうにも取り返しがつかない、致命的なミス!!このミスに気がついた瞬間、ボクの頭の中に恐ろしい光景が浮かんだ。

「すまなんだー、すまなんだー、ミスに気がつかなくてすまなんだー」と泣きながら、ぼくが3万枚(今回の印刷予定数は3万!)のチラシ1枚1枚に、修正した数字の紙を貼っているのだ! だだっ広い部屋のなかで、ひとりぼっちで泣きながらチラシの修正をするボク・・・

うわーなんて恐ろしい光景なんだ!そんな目に遭うのはいやだー! もう「このままゆっくり休めば」なんて、言ってる場合じゃない。急いで修正データを作ることに。藤尾君に連絡を取ってデータを修正して、2人で何回も確認する。 「よし、今度こそOK」とデータが完成したときには夜が明けていた。あとは、このまま朝1番で印刷所に持っていって、修正が間に合うことを祈るだけだ。

結局徹夜になってしまい、風邪は確実に悪化している。 「ああー、せっかく風邪が治りかけていたのに!」 

2001年11月19日 (月)

「しし座流星群」を見て思う。

待ちに待った「しし座流星群」の日。昨日から寝ずにチラシの作業をしながら、午前3時を待つ。前回は曇っていて見ることが出来なかったが、今回は天気もバッチリで朝方の5時近くまでベランダで星を眺めていた。結局いくつの「流れ星」を見たんだろう。

星が降ってくるのを見つけるたびに「願い事」をしていた。さすがに流れ星の数が多すぎて、そのうち「願い事が無くなるかな」なんて思っていたが、いやいや甘かったね。 「オレはこんなにも、煩悩のカタマリだったのか」と自分に驚くほど、もう、あとからあとからいくつでも「願い事」が出てくる。「脚本の神様が降りてきますように」とか、「(買ってもいないのに)宝くじが当たりますように」とか、もうきりがない。一通り自分のことをお願いしたところで、ようやく他の人のことを願ったりしてみた。自分のことをさんざんお願いしたあげくに、やっと他の人のことを思うあたりに、オレの「せこさ」がよく現れている。

ちょっと情けない・・・・。

壮大な宇宙のショーを見ることで、逆に「とっても小さなせこい自分の姿」を、見ることになってしまった。

ちょっと仮眠をとって午後から西鉄ホールで舞台の打ち合わせ。起きられなくて遅刻してしまった。(調子に乗って5時まで星を見てたので、寝過ごしました。なんて、口が裂けても言えない。)ひたすら謝る。とりあえず、みんなにジュースをおごってみた(120円で済まそうとは!相変わらず、せこいオレだった。)

夜はいよいよチラシの仕上げ作業。このHPの管理人でもある藤尾君に、最終的な入稿データ作りを手伝ってもらう。 日下部君や、轍の制作の小林さん、かさいさんがチラシの文章の最終確認をするために家に来る。

みんなでの確認作業が進む中、・・・風邪がひどくなったボクだけが、ぼーっとしていた(調子に乗って5時まで星を見てたので、風邪がぶり返しました。なんて、口が裂けても言えない。)とりあえず、みんなにお茶を入れてみた。 わいわい騒ぎながらの最終確認も終わり、いよいよ入稿データを仕上げる。明日の朝1番で印刷所に持っていく手はずを整えて今日の予定は全部終了。気がつくと朝の4時近くになっていた。皆さんお疲れさまでした。 

2001年11月18日 (日)

つづき&チラシ

やったー!1件だけだけど、「ムーンベースまだ予約受け付けてます。」という返事が来ました!さっそく、予約のメールを出す。よかった、よかった。発売予定は11月中旬とのこと、今から楽しみだ。番組の資料写真と比べると、プラモの方はいくつか省略されている部分があるようなので、ばりばり改造して、番組に登場していた姿に忠実に再現してやるぞー! そうだ、保存用と、組み立て用と改造用で。最低でも、3つは買わないといけないな。 「うん、追加注文しよう!」

いつまでも、このまま「ディープな自分の世界」で楽しく過ごしたいところだけど、 そう、忘れちゃいけないのが明日に迫っているチラシの締め切り。

もうだいたいの形は出来ているのだが、表のイラストに添える文章が、いくつか残っている。「内容のことを語りすぎずに、でも期待できるような文章」にしようと思うと、これが難しい難しい。ギリギリまでねばって考えることにした。

ボクはチラシというのは、お知らせだけじゃなく、公演当日までを「さて、今回はどうなるんだろう?」とワクワクしてもらうためのアイテムだと考えているので手は抜けない。 (時々、タイトルと時間だけのチラシというのがあるが、アレはどうなんだろうか?スゴク名の売れてる人ならともかく、名も知られていないし、内容もわからないでは、お客として、どう判断したらいいの?と思ってしまう。映画みたいに、ちゃんと、お客様に対して期待してもらえる宣伝をしないとねえ、とボクは思うんだけど・・・。)

少なくともギンギラはエンターテイメントですから、チラシから楽しめないとね!

2001年11月17日 (土)

「謎の円盤UFO」ってわかる?

水曜に買っておいたハイパーホビー12月号に、謎の円盤UFOに登場する月面基地「ムーンベース」のプラモデルが再販されるという記事が出ているのを発見。嫌な予感がして、ネットで調べてみたら、案の定の「限定生産」だった。ネット通販の模型店をいろいろ検索して見るも、どこもすでに予約受付が終了している。キ~ッ!もう悔しくてしょうがない。せっかく再販だったのに!手に入れるチャンスだったのに!小さいときに、買いたくて、買いたくて、でも高くて買ってもらえなかった、どうしても欲しかったプラモなのに!

情報を知るのが遅かったばっかりに、みすみす逃してしまうとは!こんな事なら、風邪だろうがなんだろうが、関係なく水曜に読んでおくべきだった。3日違えば、もしかしたら買えたかもしれない・・・・・。諦めきれないので、いくつかの店にメールで問い合わせる。 「あーあ、まだ買えるといいんだけどなー・・・。」

もしかして・・・・今日の日記で、ボクが何のことをいっているのか全然わからない人がいるかな?(ほとんどの人が分からなかったりして・・・)

ここで「謎の円盤UFO」について、ちょっと解説。

「謎の円盤UFO」とは、サンダーバードなどを作ったゲーリー・アンダーソン・プロダクションが1970年に製作したSFテレビシリーズ。日本でも昭和45年に放送されている。(当時ボクは5歳!本放送を見た覚えはないので、ボクの記憶にあるのは再放送で見た分だと思う。) 地球侵略を狙う「謎の円盤」と地球防衛組織SHADO(シャドー)が戦う物語で、このシャドーの秘密メカが、とにかくかっこよかった。毎回番組のオープニングでメカを紹介するんだけど、このオープニングが大好きで、矢島正明のナレーションを覚えてマネしてましたもんね。(この「謎の円盤UFO」に限らず、サンダーバード、キャプテンスカーレット、スペース1999など、どの番組もメカがすごくかっこいい!)

この「謎の円盤UFO」に登場する月面基地が「ムーンベース」なのだ! そして、この「ムーンベース」をかなり忠実に再現した「幻のプラモ」と呼ばれていたプラモが再販されるんですよ!!

ボクは、これを買い損なって、悔しいんです。きー!!

・・・・今日の日記、わかってもらえたかな? 

2001年11月16日 (金)

秘技!「鼻水出し尽くし作戦」の巻

鼻水がとまらない。早く風邪を治そうと思って食べているモノのエネルギーが、全部鼻水を作る方にまわされてる感じ。とうとう、鼻をかむのにティッシュを1箱使い切ってしまった。鏡を見ると、僕の鼻は、もう真っ赤になっている。やけになって、丸めたティッシュを両方の鼻の穴に思いっきりつめてみた。・・・すぐに、鼻が「爆発する気かよ、おい!」というぐらいに熱くなってきた・・・「よーし、こうなったら・・・」 僕は「鼻が詰まってどうしようもないとき」に使う最後の手段を実行した。

「大塚式(超簡単)鼻づまり撃退法」 1. まず、ティッシュを抱えて、いくらでも鼻をかめる体制をつくる。 2. あとは、家にある「火乗るの墓」のビデオを観て、わんわん泣く。

たったこれだけ。 もう鼻詰まりにはこれが1番効く。「火乗るの墓」を観たら、もう泣けて泣けて、鼻水がガンガン出てくる。 思いっきり泣いたのと、鼻水を出し尽くすことで、見終わったあとは「何だかスッキリ」する事間違いなし。 さらに「あの子達の人生を思えば、風邪で苦しいぐらい何だ、オレは生きてるし、食べ物だっていっぱいあるじゃないか!」と、風邪を苦しがっていた自分が恥ずかしくなることで、「風邪とか、そんなちっぽけなこと、どうでもいいや!」って気になる。

薬も使わず副作用の心配も無し。 私は言いたい、「火乗るの墓」こそ、鼻づまり解消のファイナルウエポンだと!(ただし、家に「火乗るの墓」のビデオがない場合は、まず借りてこないといけないが、あとは何にも要らない簡単治療法だ。)

風邪で、鼻が詰まって苦しいとき「火乗るの墓」は効きますぜ!

2001年11月15日 (木)

27日発売の九州ウォーカーをお楽しみに!

ウォーカー編集部から、12日に撮影した写真を入れた記事の見本がFAXで送られてきた。いくつか文章を修正してOKを出す。(記事は27日発売号に掲載されるので、お見のがしなく!ちなみに、いま発売号には、ライオンキング探検記が載ってます。)

風邪が全然治らないが、チラシの作業が遅れているので寝ているわけにもいかず、毛布にくるまりながらパソコンに向かう。表側のイラスト面のレイアウトを考える作業をフォトショップでやりながら、裏の情報面に載せる文章を一太郎で考える。さすがにフォトショップと一太郎の二つを同時に立ち上げると、うちのマシンが苦しそう。動きが遅い遅い。いつもなら「早く動けよ」とイライラするところだが、今日はこっちも体調が良くないので、優しい気持ちでマシンが動くのを待つ。 「頑張って保存してくれよ」とか、「おいおいここまで作業したところでフリーズなんてなしだぞ」など、マシンと励まし合いながらチラシの作業を進める。昨日休んだ分の遅れを何とか取り戻せたかな。

2001年11月14日 (水)

EP1が最高の風邪薬?

今日はシティ情報の編集部で、公演についての取材を受けることになっている。・・・が、相変わらず風邪でボロボロ。取材のあとに脚本の打ち合わせもするはずだったんだけど、体調が悪いので打ち合わせはパスさせてもらう。

あんまりつらいので、ビックカメラに寄って「スターウォーズ エピソード1」のDVDを買って家に帰る。

すぐに寝た方がいいのは分かっているんだけど・・・スターウォーズを見てしまった。でも、ちょっと元気になった気がする。これって、「肉体的なつらさを、精神的な楽しさで乗り切った」のかな?・・・・「いや、風邪ばりばりです。乗り切ってません」とすぐに体から返事がきた。やっぱり寝ないと治らないよね。・・・・うん、それはわかっているんだけど、スターウォーズでテンションが上がってしまい、なかなか寝付けない。頭の中では、いつものテーマが鳴り響いてる(ほんと、大好きなんです)。仕方がないので、作っていないプラモデルの山から、スターウォーズモノを引っぱり出して、しばらく眺めた。

「ああー組み立てたいなー・・・」

いかん!先ずは風邪を治さなければ!!慌てて箱の中に戻して、無理やり布団に入った。ふーっ、あぶない、あぶない、 危うく朝まで楽しくプラモを作るところだった。 

2001年11月13日 (火)

結局ダウンしてしまった・・・。

あれほど、倒れてはいけないといっておきながら、朝から思いっきり熱が出て起きることが出来ない。声もガラガラ。あまりにも苦しいので午前中は起きるのを諦めた。こんなひどい風邪をひくのは何年ぶりだろうか・・・。

午後から何とか起き出してチラシの作業を始める。まずは、庄ちゃんが描いてくれたイラストをスキャナーで取り込んでフォトショップで色づけ。熱が出ていて、もうろうとしながらの作業なのだが、2時間ぐらいたったら、何だかそれが心地よくなってきた。なぜか作業も進んでいるような気がする。・・・・気がするだけかな・・・。

夜は舞台の打ち合わせ。最初から現実的なプランでは面白くないので、とりあえず「実現できるのか?」という事は気にせずに、今度の公演でやりたいことを出し合う。

「ドリフのように、まわり舞台にしよう」とか「役者を宙づりに」とか、ついには「後ろの壁が壊れて岩田屋が見えたらいいのに」などと、とりあえずどころか、絶対実現できないことばっかり言ってしまった。 しかし、言うに事欠いて「岩田屋が見えたらいいのに」とは!テント芝居じゃあるまいし・・・。 オレは一体何をしゃべっているんだろうか?

全ては熱にうなされてのご乱心ということでお許しいただきたい。

2001年11月12日 (月)

九州ウォーカーの撮影日

今日は写真撮影の日。かぶりモノと衣装を持って長浜のスタジオへ。九州ウォーカーの巻頭1ページに載せる写真なのでちょっと気合いが入っている。約3時間ほどで撮影は終了。どんな写真が出来上がるのか、とても楽しみだ。

今回の撮影用に「あんみつ姫」から衣装を借りていたので、代表の石川さんにお礼の電話をする。何だか話が盛り上がって、「来年、ギンギラとあんみつ姫で何かやりましょう!」ということになった。今度、具体的なことを相談する約束をして電話を切る。 「いいぞー、うん、何だか燃えてきた」と思っていたら、ほんとに熱が出てきた。どうやらイベント疲れで風邪をひいてしまったらしい。 これはまずいぞ!チラシを今週中に作らないといけないのに・・・脚本だってまだまだ残っているのに・・・取材もまだあるのに・・・おおー!考え出したら、よけい熱が出てきたー!

「いかん、今倒れるわけには行かないのだ!」

2001年11月11日 (日)

今日までイベント

しかし、今回のイベントに関わったことで、「ボクに何が出来るか?」という、何だか、とても難しい宿題を出されてしまった気がする。・・・そんなことを考えながら今日も1日ゼファで司会の仕事。さすがに2日間しゃべりっぱなしの、立ちっぱなしだったので、ヘトヘトになってしまった。

今回自分が1番印象に残ったのは、カンボジアの地雷撤去をボランティアでやっている団体の方の話だった。 カンボジアに今でも地雷がたくさん残っていて、子供達がその被害にあっているというのは、何となくニュースで知っていたんだけど、(これがいかんよなー、「何となく知ってる」じゃ何の解決にもならんもんね・・・)。その団体の方が言うには、1メートル四方の地雷を撤去するのには、日本円で100円あればいいんだそうだ。 ・・・たった100円だよ!

日頃、「100円ショップの鬼」として、100円の価値をひたすらに追求しているボクとしては、「たった100円玉1枚で、1メートル四方の地雷を撤去できる。」という話に、またまた衝撃を受けてしまった。

これ以上、価値のある100円の使い道があるだろうか?いや無いぞ!

きのうから「何が出来るのか」悩んでいたボクは、とりあえず仕事の空き時間に、「100円募金」に参加してみた。 

大塚ムネトの不定期日記