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2001年11月26日 (月)

「藤岡弘パワー」を分けてもらいたい

チラシの作業が終わり、あとは完成を待つだけ。でも、まだDM用の挨拶文、ポスターなど、作らないといけないモノがたくさんある。ぼちぼち作業をしながら、同時に脚本も進める。
夜は、気分転換に、ケーブルテレビの留守録でたまっていく一方の「ダメ映画」を見る。今日は東宝特撮映画「ヤマトタケル」を見た。
ヤマタノオロチ(というか、首が多すぎるキングギドラにしか見えない)と戦う中途半端な怪獣映画だが、この映画の前半45分はオススメだ。前半はクマソの討伐を命じられた主人公がクマソの王を倒すまでのお話。
これが予想以上に面白い。みんなが知らないのを良いことに世界観は何でもアリのまるで日活無国籍映画のようなキャラ達が、ロケシーンを多用した雄大な風景の中で物語を展開する。さらにクマソの王を藤岡弘が迫力満点に演じていて、前半だけで満足。(というか、前半だけしかダメ)だって、後半次々に出てくる怪獣が、どれも「人間・藤岡弘」より弱そうにしか見えないのだ。
まあ藤岡さんの迫力がすごすぎるともいえるけど・・・。以前、藤岡さんと仕事をしたときの事を思い出した。ちょうどタイタニックが公開される直前のこと。藤岡さんは「この前キャンペーンで来日していた、キャメロンくんとデカプリオくんがウチに来てね、寿司が食べたいっていうからボクがご馳走したんだよ」と迫力たっぷりに語ってくれた。
ハリウッドの大監督を捕まえて「キャメロンくん」といえるのは、藤岡弘さんだけに違いない。 

大塚ムネトの不定期日記