「ビデオデッキ長老」が語るビデオの歴史
わしは、ビデオデッキ長老じゃ。 昨日の日記について「どうしてソニーに対して怒っているんですか?」との質問を受けた。 なるほど、今どきの若者たちは、その昔ビデオ戦争があったことなど知らんようじゃな・・・。
よいか、今どきの若者たちよ、そのむかしビデオの録画方式には「ベータとVHS」という2種類があってな、この2種類の間で「録画方式戦争」があったのじゃ。 ベータの代表はソニー、VHSは日立や松下などの連合軍で、どう考えてもベータの方が不利だったんじゃが、マニアは画質がいいといわれていた「ベータ方式のビデオ」を使ってたんじゃよ。 そういえば、当時ソニーが繰り広げたキャンペーン「ベータは決してなくならない」というのがあったのう・・・。わしはその言葉を信じてベータのデッキを買ったんじゃよ。
「ソニーよ!ベータはなくなったも同然じゃないか!」
という、わしの魂の叫びで今日は終わりにするかのう・・・。
どうじゃ、わしの悔しい思い。わかってもらえたかのう。