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2002年1月

2002年1月21日 (月)

「先行者」の方が、まだ笑えるだけマシかな・・・。

TVニュースで、現在開発が進んでいる「地雷処理ロボット」の試作機が公開されていた。4本足で移動しながら自動的に地雷を処理するロボットということなんだけど、これが、動きはのろいし、図体はデカイし、・・・もう見るからに、絶対役に立たないだろうというシロモノ。 あまりの不細工さに、「えっ!これが日本で作られたロボット?うそやろー」とツッコミを入れてしまった。

アイボだの、人間のようにあるくロボットだの、「そんなモノ無くてもいいでしょう」といいたくなるような「すぐれたロボット」をたくさん作っている「技術大国日本」なのに、どうして地雷処理ロボはあんなに不細工なんだろう?

・・・・お金にならないことだから、企業が作らないのかな・・・。 

2002年1月20日 (日)

今日は昼からパピオで稽古。

夕方の食事休憩の時間にトイザラスへ。Xウイング戦闘機のプラモを2つ発見。もちろん即ゲットする。これで、ボークスで買った分をあわせて4つになった。 稽古場にウキウキ戻ったら、メンバーから「どうして、同じモノを2つも買うのか?」と質問されてしまう。

「なにがおかしいわけ?だって、映画のラストシーンを再現するのに最低でも4機いるし、さらに保存用を入れると、全部で5つは欲しいんだよ。いや、何だったら、10個ぐらい買ってもいいんだけど・・・。」

と答えたら、もうみんなの目が冷たい冷たい(特に女子!)・・・・なんで?どうして「男のロマン」をわかってくれないんだ!

2002年1月19日 (土)

超オススメ!「木更津キャッツアイ」

昨日録画していた「木更津キャッツアイ」を見る。かなり強引な話なんだけど、「おいおい、そりゃないだろう」なんてツッコミを入れるスキを与えない、超スピーディーな展開で、あっという間に1時間が終わってしまった。

うん、これは面白いドラマが始まったぞ!

2002年1月18日 (金)

「ディープな人形の世界」

コラムの取材で、天神にあるホビーショップ「ボークス」へ行く。 ここは模型、材料、フィギュアなど、ボクの大好きなモノが一杯なので、いつも通っているのだが、前々からこの店にある「着せ替え人形のコーナー」に興味があったので、今回は大人がハマっている「ディープな人形の世界」を取材する。

取材するまで知らなかったのだが、なんとこの店、九州でも有数の「着せ替え人形グッズショップ」らしい。

この店で販売しているオリジナル人形は、体のパーツから目の色、髪型まで自分で選んで組み合わせるようになっているのだが、なんと1番高い人形だと、一式で10万円(!)ぐらいの金額になるんだって!これにはビックリしてしまった。さすが大人がターゲットの人形は値段も違う・・・。

取材中に、ファインモールドが販売している「Xウイング」のプラモを発見。とりあえず店に2つしかなかったので2つとも速攻で(取材を中断して)買う。だって、このプラモなかなか売ってないんだもん。見つけたら即買いしないとね・・・。

ボクとしては、スターウォーズのラスト、デススターに攻撃に行くシーンを再現したいので、少なくともあと3つは買いたいところ。最低でも5つは欲しい。・・・このプラモメーカーはそんな僕の気持ちをわかってくれていて、付属のデカールシールには、ちゃんと、ラストに突入した4機分のシールがついている。

「えっ?何で4つじゃなくて、5つ買うのかだって・・・」

1つは保存用にするからにきまってるでしょ!

2002年1月17日 (木)

「福博電話物語」は舞台装置も作ります。

「オムレット」の後半を書き直した脚本を稽古場へもっていく。これでだいたいの脚本作業は終了。あと残っているのは、「福岡電話物語」の構成を決める作業。これについては、舞台装置を「どうやって場面転換するか」という事にあわせて、最終的なことを決めることになっているので、とりあえずは、舞台スタッフの意見待ちの状況。

今まで、ギンギラの公演では具体的な舞台装置は作ってないので、そういう意味では、この舞台装置を作るというのも、今回の目玉の1つかな・・・。

まあ、いつもだと、かぶりモノが、「衣装、装置、カツラ」の役割を 果たしていたので、あまり必要なかったんだよね。

さてさて、どんな舞台装置になるのか、とても楽しみだ。 

2002年1月16日 (水)

あの「漂流教室」がTVドラマに!

フジ系のドラマ「ロングラブレター」を見る。なんとこのドラマ、原作は楳図かずおの、大傑作漫画「漂流教室」なんだって!

「ほんとかよオイ!」ってなかんじで、ボク的にはかなりの大事件。だって、この漫画大好きだし(今でも年に1度は徹夜で全刊を読んだりする)最近コンビニで廉価版の「漂流教室」が売られていたので「おっ!」と思ってたんだけど、どうやら、このドラマの放送に合わせてのことらしい。

でも、果たしてこの漫画の世界をちゃんと映像化してくれるんだろうか?「ロングラブレター」なんて、カタカナタイトルになった時点で早くも不安だ。

過去には大林監督がこの漫画を原作にしたと言い張る(ボクは認めない!たぶん原作の漫画を好きな人は誰も認めないと思う。)「とんでもない映画」があったしな・・・。

2002年1月15日 (火)

コッポラの叫びのような・・・

今日は、「オムレット」後半部分の書き直し。時間を気にして、はしょりすぎていた部分を、思い切って復活させる。

「上演時間が長くなりすぎるかも」という心配はあるが、劇中のキャラが「ただ出てくるだけ」という状況を避けるためにも、かなりのシーンを増やす。(というか、元に戻す。という方が正確なんだけど・・・。)

もともと2時間以上ある作品を1時間にしようとすることにムリがあったんだよなー・・・。

あと、ラストまで、 「もうちょっと・・・もうちょっと・・・もうちょっと!」

2002年1月14日 (月)

相原コージの「もにもに」は面白いのか?

今週のスピリッツを読む。「20世紀少年」といい、「ギョ」といい、

「うえー、そ、そんなところで終わらないでくれー」

と叫びたくなるところで今週は終わり、しかも両方とも次週は休載とある。「めぞん一刻」が連載されていた高校時代から、ずっとスピリッツを買っているが、最近どんどん読むページが減っているので、両方とも休みなら、来週は買わないかもな。

「モンスター」が終わったんだから、毎週書いてくれないかなー・・・。

2002年1月13日 (日)

「あんみつ姫」の衣装を見学。

今日は午後から「あんみつ姫」の衣装部屋へ。

お店の近くにあるマンションの1室が倉庫代わりなのだが、約10畳ほどの室内は、洋服をつるすためのバーが何本も取り付けてあって、このバーの1本1本に、びっしりと衣装がつるされている。一体何着の衣装があるのか、まるで見当がつかない。

ここにある衣装が、ほとんど、あんみつ姫のとまとママをはじめとするスタッフの手作りと聞いてびっくりしてしまった。ショーの演出構成からダンスの振り付け、そして衣装まで作ってしまう(もちろんショーの主役もつとめている)とまとママって、ほんと凄い人だ。

あんみつ姫の忘年会に呼んでもらったときに、とまとママと「なんだかあやしいユニットを組んで公演をしよう!」という話で盛り上がったんだけど、お互い忙しいから、ムリかな・・・。 

2002年1月12日 (土)

「助けてドラえもーん!」という叫びのような・・・

今月号の文藝春秋に、立花隆による「地獄の黙示録」研究の論文が載っていたが、どうしても映画のラストシーンを思いつけずに追いつめられていくコッポラの話を読んで、こっちまで胸が苦しくなった。

この論文の中で、「コッポラがタイプライターで打った文章」というのが紹介されているんだけど、その締めくくり部分には

「・・・本当に疲れた、心もボロボロだ。想像力は涸れ果てて、自信もなくなった、子供に戻ったみたいに、ひたすら、誰かが助けてくれればいいのにと思ってしまう・・・」

なんて書いてある。 「うんうん、わかるぞ、その気持ち!」 締め切りがわかっていても、どうしても書けない時というのがあって、歩き回ってみたり、横になってみたり、深呼吸したり・・・色々やっては見るのだが、もう、どうにもこうにも、何にも浮かばない・・・・そんな時の気持ちって、まさに、コッポラの言葉通り、「子供に戻ったみたいに、ひたすら、誰かが助けてくれればいいのにと思ってしまう」という状態だもんね・・・。

地獄の黙示録でカーツ大佐役を演じていたマーロンブランドについても書かれていたが、あらためて「この人は超ワガママ役者」なんだなと思い知らされた。だって、「肉体を鍛えた精悍な役ですよ」って言われていたのに、ロケ現場には「ぶよぶよに太って」やって来るし、「原作だから読んどけよ」といわれた本は読んでこないし・・・ほんとひどい役者だ。これでギャラが1日4000万だったっていうんだから驚いてしまう。 

大塚ムネトの不定期日記