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2002年3月23日 (土)

シンポジウムのテーマは「福岡で舞台を作るということ」

いよいよシンポジウムの当日。会場のぽんプラザに12時に集合して、弁当を食べつつ今日の打ち合わせ。メンバーはボク、とまとママ、泊君、朝日新聞の佐々木さん、財団関係者に、あとなぜか西鉄ホールの中村さんやピクニックの方もいて、そりゃあ賑やかな楽屋でした。もしかしたら、本番よりも面白かったかもしれない。

本番で喋るのはボクからだったが、「とりあえず、つかみは頼みますよ!」なんて言われて、変に緊張してしまった。だって、一体どんな人が聞きに来るのか見当がつかないし・・・出だしのトーンって難しいもんねぇ。 まあ、緊張しながらも、いつもこの日記で書いているようなこと、「自分にしかできない表現をさがすのが必要だ」なんて話をした。途中で話が脱線しまくりだったけど、何とか「自分の想い」は伝えられたかなぁ・・・。

2番目に喋った泊君は淡々と話しているようで、しっかり毒舌になってたし、最後のとまとママは「いつもの営業トーク全開!」でとばしまくっていた。 それぞれが、自分の想いを語ったわけだが、バラバラなようでいて、「お客様に対して表現者として責任をもつ」という点では同じなのを感じた。そうだよね、プロなんだから、なんとしても結果を出さないとね。

終わったあとに何人かでメシを食べにいったが、話が盛り上がっている途中で、泊君が中村さんに連れ去られていったのが何とも印象的だった。聞けば、飛ぶ劇の脚本締め切りが迫っているのだそうだ。中村さんは「北九州に帰る高速バスに泊君が乗るのを見届けてから帰ります!」と言っていた。 中村さんのようなプロデューサーがいてくれるのは本当に有り難いことだ。「お芝居って、こんな風に、まわりで支えてくれる人がいてくれてこそだなあ」なんて思ったりした。

今日は色んな意味で有意義な1日だった。 

大塚ムネトの不定期日記