1週間先のこともわからないのに・・・
アメリカのネバタ砂漠に使用済み核燃料の貯蔵庫が出来るかもしれないと今日の新聞に出ていた。もし完成すると、高レベルの放射性廃棄物を25年かけて運んで、約100年間監視した後、長期保存するんだって。
高レベルの廃棄物ということは、きっと何万年も人体に危険な放射能が出るんだろうな・・・。
「この放射能の危険を、何万年もの先の人々にどうやって知らせるか?」という研究についてのドキュメンタリー番組を見たことがあるが、10年20年ならまだしも、ウン万年ともなると、まず、「その時に世界を支配している種が何なのか」を考えるところから始まるんだって!・・・この時点でもうボクの想像を超えている。スゴク楽観的に考えて、まだ人類が世界を支配しているとしても、今度は、その世界で通用している言語が何か分からない。じゃあデザインで「死の危険」を知らせればいいかというと、これがまた難しいんだって。たとえで「どくろマーク」が出てきたが、確かに「どくろマーク」なら死のイメージかなと思ったら、ある民族の間では「どくろのマーク」は「命の再生」をあらわしているんだそうだ。今現在でも「世界共通のマーク」を作れないのにウン万年後の事なんてと、研究者たちはかなり途方にくれているらしい。