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2002年8月31日 (土)

BSで黒澤明の「天国と地獄」放送

途中邪魔されたくないので電話線を抜き、飲み物、おやつをすべて用意して「気合いを入れて」しっかり見た。

出だしの場面は1つのセットの中で話が進んでいくのでまるで舞台を見ているよう。他にも見所がいっぱい。何度見ても特急電車のシーンにはドキドキするし・・・。あと、色のついた煙が煙突から立ちのぼるシーンも有名だ。(「踊る大走査線」でも出てきたが、もちろんこっちが元祖。)黒澤映画って、色んな見方が出来るので何度見ても発見がある。

この映画が出来るまでにも様々な伝説があるらしい。ボクが知っているのは「犯人が生活している設定の町」に建っていた2階建ての家を見た監督が、「貧しい町という設定なのに2階建ての家なんてダメだ!」と、スタッフに壊せと命じたという話。本当かどうかわからないが「天皇」と呼ばれていた黒澤監督ならありえるような気がする。 

大塚ムネトの不定期日記