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2002年9月

2002年9月20日 (金)

脚本を書きつつ・・・(ホントだよ)

こればっかりと言うのもつらくなってくる。息抜きにゴジラ最新作をレンタルで見た。これ「かなり出来がいい」という評判だったので気にはなっていたのだが、ゴジラシリーズに全然期待をしてないので劇場には行っていなかったのだ。(同時上映がハム太郎ってのも行く気が無くなった理由だけど・・・)。

これまでのゴジラ映画って、画にも工夫が無いし、スト-リーは子供だましな上に破綻しまくってるし、映画を作っている連中の愛情や熱意がぜんぜん感じられなかったから嫌いだったのだ。「とりあえず作りました、みたいなミニチュアセットの中で着ぐるみの怪獣がダラダラプロレスごっこをしているだけ」って感じなんだもん。

「どうせ今回もダメだろう」と諦めつつ見ていたのだが・・・これが、本当に面白かったのでビックリしてしまった。「初代ゴジラ」以外で面白いと思ったのは初めて!ストーリーも、まあがんばっていたし、なにより多くの場面で「俺たちはこんな画を見せたいんだ!どうだ、カッコイイだろう!」って作り手の思いが伝わってきたのが嬉しかった。もちろんハリウッド映画ほど予算が無いから、完成度がいまいちの場面もあるが「見せたい画」がわかるから許せてしまうんだよね。しょっぱなから出てくる宇崎竜童の棒読み演技だって、そのうち「これも役者の味かな」なんて思えてきたし・・・。

いつもはあまりのつまらなさに「途中早送りで」ガッカリしながら見ているゴジラ映画だが、今回は2回続けて見てしまった。

2002年9月19日 (木)

週刊シリーズ

今度は「毎週発行される本と部品を集めて、中世ヨーロッパの城を作ろう!」というのが登場。創刊号には「本物のレンガ」がついてるんだって!まあミニチュアサイズなので「本物と同じ材料を使ったレンガの部品」という事になるんだろうけど・・・。最近この「週刊シリーズ」が多いよね。なんだろう、今流行ってるのかな。

でも、流行ってるからってお城を作りたいか?うーん・・・・。

ちなみにボクは、週刊スターウォーズだけは毎週買っている。(他にもいくつか買ってたが挫折してしまった・・・)

2002年9月18日 (水)

ペー!

今日の大相撲「貴乃花VS朝青龍」は見ごたえがあった。上手投げで貴乃花が勝ったが、どっちが勝ってもおかしくない見事な勝負だった。

2人で土俵下に落ちたあと、先に立ち上がった貴乃花が朝青龍に「先に土俵に上がっていいよ」ってな感じで「手で合図した」のが印象に残った。そのときの貴乃花の顔がものすごくやさしい表情だったのだ。「さすが横綱!」って感じだった。

スロー映像が流れたので、そのときの表情をもう1度見ようと思ったら・・・たちあがった横綱の後ろに、なんかピンク色の2人組みが見える。1人は手をたたいていて、もう1人は写真を撮っている・・・・あれこの2人組は・・・

「うわ!、林家ペー、パーだ!」

勝負の余韻に浸ろうとしたのに台無しになってしまった。「濱マイクTV版」で、凄腕ヒットマンを演じていたときにも驚かされたが、まさかこんなところにも出てくるとは! 

2002年9月17日 (火)

7年目の帽子

無印良品の野球帽を愛用している。1500円で売っている何の変哲もない普通の野球帽だが、なんだか気に入っていてずっとかぶっている。

だいたい1年ぐらいでヨレヨレになるのでそのたびに同じ帽子に買い換え続けて、とうとう今日からかぶるやつで7代目になってしまった。

3代目がヨレヨレになった時のこと、買い換えようとしたら店で売っていなかったことがあった。この時はあせった。お気に入りの帽子を失ってモヤモヤしていたある日、ネットのオンラインショップで売ってるのを発見した。

ボクは「こうなったら買えるときに買っておこう」と5つ注文した(もちろん4つは予備)。1つで1年使えるから、5つあれば5年は持つ計算だ。まあ、5年も同じ帽子をかぶっていたら飽きるかなと思っていたのだが・・・気がつくと、4つあった予備もとうとうあと1つを残すだけとなった。

「次は違う帽子を」と思っていたはずなのに・・・なんだかね、ここまでくると「もう、ずっとこの帽子でいいじゃないか」って気がしてきた。

販売中止が怖いから今度は10個ぐらいまとめて買っておこうかな・・・。

2002年9月16日 (月)

煮詰まったときは

脚本を書いていると、煮詰まることが何回もある。どうしても気の利いた台詞が浮かばなかったり、場面の運びのもたつきが解決できなかったり・・・そんな煮詰まったとき、ボクは「とりあえず、風呂に入る」ことにしている。で、このときに大事なことは「1つだけ考える問題を決めて風呂に入る」ということ。色々悩む事があっても、漠然と考えながら風呂に入るのではなく、「とにかく1つだけ解決する」という目標を立てて入浴する。

もちろん、その問題が解決するまで風呂に入りつづける!

これが、意外とうまく行くのだ。この方法で何度ピンチを切り抜けたことか。・・・まあ、たまに「いつまでたっても思いつかなくてのぼせる」とか「気がつくと入っていたお湯がすっかり冷たくなる(特に冬場)」なんて、さびしい結果になることもあるけどね。あと、締め切りの日とかは、1日に何回も風呂に入ってたりする。そんなときは、なんとなく海の生き物になった気分だ。

ということは・・・ボクの場合「締め切り前で苦しんでいるとき」が、1番体が清潔ということか。

2002年9月15日 (日)

脚本はこうやって書いてます。

今日はひたすら「新たな場面」の構想をまとめる作業。

まずは脚本に書きおこす前に思いつくアイデアを次々メモに書きなぐって、ざっと順番に並べておく。この方法だと、「とにかく思いついたところ」から作業できるので気楽でいい。難しいところは後回し(そのかわり、たとえ思いついていなくても「主人公の行動をお客様に納得させる動機」とか、考えないといけないポイントだけは、しっかりメモに箇条書きにしておく)。こうしてメモを並べれば、出来ていない部分があっても「ストーリー全体の構造」を把握しやすいし、全体が完成した後でもメモを差し替えることで簡単にいくらでも違うストーリーを検討できる。

ボクの場合、この検討の時間が1番長い。で、「キーになる台詞」とか「各場面」がすべて出来あがってからモニターに向かって脚本を打ち始めるようにしている。打ち始めるときにはもうだいたい脚本は出来ているかな。

2002年9月14日 (土)

稽古初日

まずは今後のスケジュールの確認をする。来年もいろんな企画(まだ秘密)が進んでいるので、まずはその報告。この話でしばらく稽古場が盛り上がった。うん、いい事いい事。

ある程度人数がそろったところで脚本の読み合わせ。前回のハプニングを「思い出し笑い」したりしながらの、にぎやかな読み合わせだった。

あと今回上演するにあたって「バクーでしか出来ない新たな仕掛け」をどうするか、みんなでアイデアを出しあう。いくつか面白いアイデアが出たので、これまでメモっていたネタと合わせて「新たな場面」を考える事に。

具体的なことは本番でのお楽しみが減るから書かないが、ちょっとだけヒント・・・新たに書き加える場面は「お客様を巻き込んだ、とてもひどいこと」がテーマになっている。うーん、なんかワクワクしてきたぞ! 

2002年9月13日 (金)

いよいよ明日から稽古開始!

8月公演が終わってから何度となく「遊園地3兄弟」の脚本を読み直しているが、そのたびにいろんなアイデアが浮かんでくる。書きとめたメモもかなりの数になった。

今回は再演でいくことにしているが、せっかく前回と違う会場なので、なにか「バクーでしか出来ないこと」を新たに入れたいと思っている。

2002年9月12日 (木)

打ち合わせ三昧

西鉄ホールのNプロデューサーと打ち合わせ。来年3月の提携公演以降のスケジュールを相談する。(西鉄ホールは1年ぐらい前から計画を立てないとうまく日程が取れないのだ!)

久々だったこともあって日程の他に、最近の演劇事情、東京や大阪の劇団のことなど色々話す。「ギンギラが次に目指すのはなんだろうか?」なんて話もした。全国の劇団をプロデューサーの立場から見て知っているNさんと話すのはすごく参考になる。

その後は11月公演の取材でウォーカー編集部へ。ここでも「福岡の演劇って?」みたいな話で盛り上がった。「読者にとって必要な情報か?」という点に厳しい編集の立場からの意見は、耳が痛くもあったがもっともな話ばかりだった。

夜はギンギラ制作打ち合わせ。 

2002年9月11日 (水)

ついにチラシ完成?

実際にプリンターで印刷してみる。こうして実際の大きさで手にとって見ると、モニターで作業していたときに気づかなかったことがわかる。さっそくミスを発見!やばいやばい・・・どうしてモニターで見てるときは気がつかなかったんだろう?ずっと作業をしながら見ていたので「間違い込み」で目が慣れてしまうんだろうか?

怖いので各方面にFAXを送って確認してもらうことにした。 

大塚ムネトの不定期日記