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2002年10月29日 (火)

ボクが作った人形の運命は!

粘土の原型が出来あがったので、いよいよ炉で焼く事になった。焼く上で心配なのは「はじけてしまうのではないか」ということ。

「はじける」というのは人形師の先生がよく使う言葉で、つまり「人形が壊れる、バラバラになる」ということ。

「はじける」にはいくつか原因がある。 ○粘土の間に空気が入っている場合 この場合、焼いた時に空気が膨張して壊れてしまうのだ。

○粘土を重ねた場合 あとから重ねた粘土と、もとからある粘土の「乾き方」が違うと、焼く時にゆがみが出て割れてしまう。

まだまだ色々あるんだけど、先生の説明が途中で耳に入らなくなってしまったので、よく憶えていない。だって先生が、わざわざボクの人形をもって「これはじけないと良いけどねぇ・・・」と言ったから!一気に不安になったボクは、もう説明どころではなかった。

・・・そういうのって普通思っても言わないでしょう?よっぽど「ああ、こりゃあ危ないなぁ」と思ったからこそ「おもわず言葉になった」と思うんだよね。

で、もう無茶苦茶ブルー入ってます。すべては来週の火曜日に明らかに! 

大塚ムネトの不定期日記