忙しいのは良い事だけど・・・
昼から天神でコラムの取材。取材が終わったあとは12月にあるイベントの打ち合わせ。
公演が終わったばかりと言うのに何だか忙しい。「ひよこ侍」の脚本が遅れ気味なのに、こんな調子で大丈夫なんだろうかと、チョット不安になる。今年こそは何としてもクリスマスや正月という「人として当たり前の行事」をちゃんと楽しみたいのだが・・・。
参加者がボク一人だけの「年忘れ脚本書き大会」は、今年はごめんだ!
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昼から天神でコラムの取材。取材が終わったあとは12月にあるイベントの打ち合わせ。
公演が終わったばかりと言うのに何だか忙しい。「ひよこ侍」の脚本が遅れ気味なのに、こんな調子で大丈夫なんだろうかと、チョット不安になる。今年こそは何としてもクリスマスや正月という「人として当たり前の行事」をちゃんと楽しみたいのだが・・・。
参加者がボク一人だけの「年忘れ脚本書き大会」は、今年はごめんだ!
「芝居の打ち上げで最初のビールを飲むとき」とか「待ちに待った映画を劇場で観る瞬間」などに負けないぐらい楽しいのが「ヤスリがけをしている時」。
無心になって材料の表面をヤスリで磨き、だんだん表面がツルツルになっていくのを指で触って感じる・・・。600番ぐらいの紙やすり(番号によって目の粗さが変わってくる。数字が小さいほど目が粗くなる)で磨いているときが1番楽しいかなぁ。
で、今日の人形講座の話なんだけど、なんと今日は「彩色前の下地作り」ということで、授業時間の全てが大好きな「ヤスリがけ」だった!
もう大喜びで「ヤスリがけ」をしていたボク。もしかしたら「うっかり笑顔」になっていたかもしれない。・・・しまった!「ヒゲが笑顔でヤスリがけ」うーん、これってかなり気持ち悪いよね。今度からは気をつけなければ。
ボクが演じていた「宇宙海賊キャプテン・スペースワールド」は、もちろん「キャプテンハーロック」がモデルになっている。シーガイアの人工波に負けないキャプテンが、「このドクロの印はロマンの印だ!機械や電気など歯が立たない熱い血潮の力なのだ!」というセリフを言うが、これなんて、まさに松本零士大先生の世界。
松本マンガは小さい頃から大好きなので「宇宙海賊キャプテン・スペースワールド」は演じていてスゴク気持ちが良かった。あの衣装を着ただけでテンションが上がりまくりだったもんね。
なんとかひよこ侍にも登場させられないかなぁ・・・なんて考えながら最終日のアンケートを読んでいたら、感想のところに「今度松本先生に会った時に話しておきますね・・・」と書かれているアンケートを発見!
「え?今度会った時に話す・・・松本先生に!?」
ということは・・・ま、まさか松本先生の知り合いの方なのか?!アンケートに書かれている住所をみると東京の住所になっている。ああ・・・スゴク気になる。
アンケートを書いてくれたあなた!もしこの日記を見たら「ことの真相」を掲示板に書きこんでくれませんか?ドキドキしながら待ってますよ!
出番の直前にかぶりモノが無くて慌てる役者がいたり、そでのパネルに激突する役者がいたりと、今回も本番中に様々なハプニングが起きていた。
しかし、お客様に「あら、何かあったのかな?」なんて不安をあたえたら、もうお芝居を楽しんでもらえなくなってしまう。
ハプニングを起こした当事者達は、みんな必死で「何でもないフリ」をしながら芝居を続けていた。(まあ、中には「しくじったな・・・」ってバレバレな事もあったけど・・・)
まあ、ハプニングは「生の舞台の良い所」ということで・・・・ね。
カーテンコールでの出来事。キャスト紹介をしていたら、突然「ある役者」の名前が出てこなくなった!もうビックリ。どういう訳か、名前が出てこないのだ!その役者の顔を見つめたままボー然としてしまったボク・・・。
最初はみんなも「もう、忘れたフリなんかしないでくださいよ」みたいに笑っていたのだが、ボクが本当に名前が出てこなくて困っていることに気がついて驚いていた。そりゃ驚くよね、何年も一緒にやっている役者の名前が出てこないなんて・・・自分でも信じられない。大ショック!
でも、1番ショックを受けていたのは忘れられた本人だったようで・・・。モチロン終わったあとは楽屋で何度も謝りましたよ。
前回公演のアンケートに「開場時間が30分ではゆっくり料理が注文出来ない」という意見が多く書かれていた。今回はこれを解決するため開場時間を1時間にすることに。ただし、何もないまま1時間待たせるのでは芸がなさすぎる。
で、開場時間中にバス軍団で客席に乱入して「記念写真大会」をすることにした。
開場して30分ぐらい経った頃、突然会場に鳴り響くテーマ曲と共にバス軍団が登場して「今から記念写真大会をやるぞ!」と宣言。突然のハプニングに会場は大盛り上がりだ。
芝居の上演中だと、時間やテンポを気にしてゆっくり写真を撮っていられないが、今回は「開場時間を楽しんでもらう」というのが目的なので、時間を気にせずに会場中のお客さんと記念写真をとっていた。途中色んな話をしたり、テーブルの食事をご馳走になったり・・・この「記念写真大会」はとても楽しい時間だった。
前回は夜にクラブ営業があったので舞台を夕方までしか使えなかったが、今回は夜まで1日中使えることになったのでかなり時間に余裕がある。
ギンギラの公演は、照明・音響のきっかけが多いので、きっかけ合わせに時間がかかってしまう。そんなわけで、仕込みの時間が長いのは本当にありがたい。今回は時間に余裕があるので、いつも以上に細かくきっかけ合わせをする事が出来た。
かぶりモノのほうも、いつもなら「半泣きになりながら本番ギリギリまで製作」している事が多いのだが、今回は計画通りほとんどの作業を終了しているので安心。
「ああ、毎回こうありたいなぁ。」
部屋の中が「完成したかぶりモノ」で占領されつつある。しかし、今回もよく作ったなぁ・・・。
ふと、「今回の芝居にいくつのかぶりモノが登場するのか」が気になったので数えてみたら、何と30個を越えていた。あれ?1時間の作品で30個登場って・・・
「おいおい、2分毎に1回キャラが登場するのか?」
自分で脚本を書いておいてなんだけど、そりゃ出し過ぎだよね。
原型が無事焼きあがったので、次はいよいよ人形の色付け。今日の講座では、自分の人形に色を塗る前に、まず小さな人形を使って彩色の練習をした。
講座は8時半に終了、そのあとは稽古場へ。ここ何回かが通し稽古ばかりだったので、今日は細かく部分練習をする。
今朝のニュースで、ハリウッドの映画ブローカーが日本映画のリメイク権を買っている話が紹介されていた。日本の映画会社は「すでに作った映画」がお金になるとあって大喜びしているらしい。
ハリウッドの企画不足が深刻なのかなぁ・・・そういえば、「日本マンガの実写化」と言う話題もよく聞くし。
ちょっと前に「ドラゴンボール」がハリウッドで実写化と言うニュースが流れたがその後どうなったんだろう?ちゃんと計画は進んでいるのかな。