5月公演の件で西鉄ホールへ。本当は昨日打ち合わせのハズだったのだが、ホールの中村さんとボクのスケジュールがあわず今日に変更になったのだった。で、ちょうどEー1グランプリの九州大会決勝をやっていたので、その様子をのぞかせてもらう。
参加劇団は全部で5つ
劇団きらら ほかの劇団が笑いに走りがちな中で、「自分たち独自の演劇的手法を追求する姿」には感動してしまった。きららは面白いというのは周りから聞いていたので、今回は「うん、なるほど」と納得。実はこれまで1度も観たことがなかったのだが(すみません)、次回公演がある時は何としても観なければ!
劇団あんみつ姫 さすがプロの貫禄で、踊り、衣装などショーとしての完成度は見事だった。ただ「お話しがもっと面白くできるはずなのに・・・」と、ちょっと不満も。(まあ、とまとママの魅力で、すべて許せてしまうんだけどね。)
羽犬塚歌劇団 徹底的に宝塚のパロディーをする集団。おバカすぎてとても素敵だった。正直、「天然なのか計算なのか」ボクにはわからないが、出来ればこのままどこまでも自分たちの世界を貫いて欲しい。
劇団Loose Man ここも笑いに走るのではなく作品の世界を追求していた。内容は「未来の戦場に紛れ込んでしまった少女の物語」。きちんと小道具を作り込んでいて、SFっぽい感じもしっかり出していた。
劇団Knock Outシアター ここの代表とは、昔北九州にいた頃に一緒に芝居をしたことがある。久々に会ったが相変わらずなので嬉しかった。昔から笑いが好きなヤツだったが、今回も「マイペースに笑いを追求している楽しさ」が観ていて伝わってきた。
5つを観た中で、ボクは劇団きららが1番好きだった。とりあえず、ホールの中村さんにきらら代表の池田さんを紹介してもらい、「1番面白かったです」と挨拶をさせてもらう。(きららの皆さん、あと片付けで忙しい時にお邪魔してすみませんでした。)
ちょうど公演が終わったばかりでカスカスになっていたので、今日のイベントはとてもいい刺激になった。東京から来ていたEー1プロデューサーの方とも「地方演劇のあり方」みたいな話で大いに盛り上がったし。
夜は、E-1で優勝した「劇団あんみつ姫」のとまとママと支配人の石川さんとボクの3人で、かりん塔へ。かりん塔の大将も入って4人で酒を飲む、気がつくと朝の4時になっていた。