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2003年4月21日 (月)

もちろん黒澤映画も大好きだけど

このところ、BSで昔の時代劇映画を放送している。今日は、昭和34年に東映京都が制作した映画「風雲児 織田信長」だった。当時東映のスターだった中村錦之助(後の萬屋錦之介)が主役の織田信長を、兄弟の中村嘉葎雄(魔界転生では柳生十兵衛の父を演じている)が木下藤吉郎を演じ、豪華な出演陣、セットの大きさ、エキストラの人数など、今の時代劇からは考えられないような壮大なスケールのエンターテインメント映画だった。

ボクは、これら昭和30年代のチャンバラ時代劇が大好きだ。「戦前からの大物俳優の貫禄のある演技」と「今やバリバリ主役を演じている俳優の若い頃の初々しい演技」の両方がみれるし、なにより、テンポがよくておもしろさを追求している姿勢が好きなのだ。当時は子供から大人まで、みんながチャンバラ映画に熱中して映画館に詰めかけていたんだよね。

海外で評価されているせいか、時代劇といえば東宝制作の黒澤映画と思われがちだけど、当時の東映時代劇にも面白いモノはたくさんある。今時代劇ブームなんだし、再評価してもいいと思うんだけどなぁ。

大塚ムネトの不定期日記