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2003年8月

2003年8月21日 (木)

どこまで出せるのか?!

ギンギラにテレビ番組への出演依頼が来ている。面白いのは依頼があった局がNHKだって事!果たしてギンギラを見せることが出来るのか?!

今日はNHKで「どこまで放送OKなのか?」について打ち合わせ。脚本と、登場キャラの写真を見ながら番組スタッフと「これはますいかなぁ・・」「いや、これは何としてもやりましょう!」など、あれこれ話ながら「お互いのOKライン」を確認し合った。

今のところ予定としては、2月に上演した「ひよ子侍 隠密和菓子旅」から、オープニングの「ひよ子侍が、東京の大手銀行から岩田屋さんを助けるシーン(約5分)」を番組内で上演しようかということになっている。

たった5分の場面だが、さてどこまでやれるのやら・・・。 

2003年8月20日 (水)

アルティアムで

今日から「20世紀の新しい空間を求めて」と題して、建築家ミースとコルビュジエの図面やパネルの展示会が始まる。ちょうど天神で打ち合わせだったので、早めに家を出て展示を見ようと思ったのだが、別件が入ってしまい今日は行けなかった。

「こんな家、人が住めるわけないじゃん!」と、ツッコミを入れるのを楽しみにしてたのになぁ・・・。

2003年8月19日 (火)

2週間ぶりの講座

着物のシワの再現に苦労していたら、先生から「一体何を見せたいのか?着物のシワなんかより、まずは三船の力強さを出さないと・・・」との指摘を受ける。確かに先生のいうとおりで、いつの間にか「着物シワ」ばかりに気を取られていた自分を反省。何日もかけて作った着物シワだったが(当然、それなりの愛着もわいていたが・・・)、思い切って全て消して改めて作り直すことにした。

かぶりモノを作るときには、「強調と省略」をちゃんと意識できているのだが、人形の場合、「どこまで作り込むのか」のバランスがまだうまくつかめていないようだ。

2003年8月18日 (月)

38歳、自分との戦い

日経エンタの演劇コーナーにこんな文章が出ていた。

・・・多数の目にさらされないために、無批判に内輪受け的な舞台作りを続け、いつしか姿を消す劇団も後を絶たない。動員数に関係なく、いかに志の高さを保てるか。演劇を続けていくには覚悟がいる。(「演劇には覚悟がいる」より、一部抜粋)

これもっともだと思う。問題は、「やりたからやる」だけでは、キッカケとしてはよくても、続ける意味がなくなっていく一方だって事。「若さの勢い」だけで活動を続けたあげく、いい歳になって解散というパターンがいかに多いか。

いい歳してやっていくには、「自分がやりたい気持ち」はもちろん、「その作品(劇団)がお客様に求められるほどの価値をもつこと」が必要だと思う。「観る人の心に響く何か」がなければ。

エンタの文章には「動員数に関係なく・・・」とあるが、ボクは「志を持って頑張っていれば、きっとお客様は来てくれる」と信じている。

うーん、なんか偉そうなこと書いてしまったが、ボク自身も今まさに戦っている最中。今日書いたことは全てボク自身への課題だったりする。 

2003年8月17日 (日)

危ない危ない・・・

DVD売り場で「2枚買うと1枚タダ!」というコーナーを発見。どうもボクは、こういうのに弱い。ワクワクしながら並んでいるDVDのタイトルをチェック。おせじにも名作ばかりとはいえず「お前はタダでもいらないや」という作品も多かったが、何たって、「1枚タダ」。買う気マンマンで2枚を選ぶことにした。

で、2枚選んだところでふと気がついた.「ちょっと待てよ・・・・これ、1枚いくらなんだろう?」。見ると、1枚3980円と書かれている。今どき特典もナシの1枚売りで、しかも旧作を4千円で売ろうとは、何を考えてるんだろう?結局2枚で4千円なら、1枚2000円。これなら隣の「1枚1500円コーナー」の方がまだ安い。危うく買うところだった。

この売り方って、なんかテレビショッピングみたいだなぁ。「今ならダイナミックキャンペーンにつき、同じモノをもう1つプレゼント!これはお得ですねぇ・・・」

いらないから1つを安くしてくれって・・・。

2003年8月16日 (土)

キャナルにて

巨大ねぷたを見にキャナルへ行ってきた。明治時代、電柱の邪魔になるからと姿を消していたのを復活させたモノとのこと。この話を聞いて「ああ、どこも祭りは同じなんだなぁ」と思った。

博多山笠もその昔は、高さ16メートルもある巨大な舁山(かきやま)が町に繰り出していた。やはり明治時代に電柱が登場し、今の姿に形を変えたのだった。

祭りへの人々の情熱が大きさに現れるのかもしれない。

ちなみに展示されているねぷたには「北の守護神」というタイトルが付いている。これは四天王の多聞天(毘沙門天)のこと。じつは博多人形で作ろうかと思っていた題材の1つだった。

2003年8月15日 (金)

反省できる理由

毎週1軒の家が完成するまでを紹介している番組「完成ドリームハウス」で、これまで番組に登場した新築住宅を振り返える特別編を放送していた。家をテーマにした番組は最近多いが、「建てた家にダメ出し」ができるのは、この番組ぐらいだと思う。

他の番組では局側が提案した住宅や、リフォーム計画だったりするので「ダメ出し=提案した局側の責任」になってしまう。その点「完成ドリームハウス」の場合は、あくまでも本人が希望した家を建てる様子を追いかける番組なので「ダメ出し=建てた本人の責任」で済むもんね。

番組では、いくつかの家が紹介されてが、どこも「デザインと居住性」が、なかなかうまく両立していないようだった。気になったのは、「それって最初からわかってたんじゃないの?」と突っ込みたくなるような問題が多かったこと。設計士がちゃんと教えてやらなかったのかなぁ・・・。

2003年8月14日 (木)

肥前夢街道売却へ

ひよ子侍を上演するときに刀や鎧などを借りたりと、色々お世話になった夢街道の売却が発表された。営業は新しい会社が引き継ぐが、「どう再生するか?」で悩んでいるらしい。

テーマパークにとって重要なのは、「いかにリピーターを獲得するか」ということ。唯一勝ち組のTDLの場合は「永遠の未完成」をテーマに、常に新しいソフトを提供している。

テーマパークに必要な「非日常の劇的空間」は、ちゃんと夢街道にもある。あとはその施設をどう生かしていくかだと思う。歴史というと、あんまり若者に受けないかもしれないが、ここは開き直って近くの温泉とセットにした「熟年層にアピ-ルするようなイベント」を考えたらどうかな。

2003年8月13日 (水)

減らすの増やすの?

各新聞、経済誌などの「気になる情報」は切り取って保管しているが、さすがに4年近く経ってくると、量も半端じゃなくなってくる。「流通」「交通」「外食」など、ジャンルごとに分けて整理していた棚には、とっくに入りきれなくなってしまった。

何とか量を減らすいい方法はないかなぁ。せめて「棚に収まる量」にまで減らしたいんだけど・・・。

さて、どうやって減らそう?記事の内容を別の紙に書いてまとめるか?うーん、これは時間がかかりそうだなぁ。それとも、スキャナーで記事を取り込んでデーターベース化するか?そうすれば「見かけの量」は減る。でも、記事を画像として取り込んでたら重たくてしょうがないだろうし・・・。こうなったら切り抜きを減らすんじゃなくて、収納する棚を増やすか?

いかん、これじゃ問題を先送りするだけだぁー!

2003年8月12日 (火)

「夏休み的映画」

BSで昔のSF映画を連続放送している。夕方からの放送なので録画してみることが多いが、どれも懐かしいモノばかり。ボクが小学生の頃は、この手の映画を夏休みによく放送してたよなぁ。

まず朝9時台は「空飛ぶ幽霊船」とか、「サイボーグ009(古い方)」とかのアニメ映画。たまに特撮映画「吸血鬼ゴケミドロ(宇宙人と吸血鬼を合わせた全然救いのないイヤな映画)」を朝から見てしまい、1日ブルーになってプールを休んだり・・・。

夕方は「黒いジャガー(SHAFT)」(米映画。黒人の私立探偵が活躍するブラックアクション映画の名作。2000年にサミュエル・ジャクソン主演でリメイクされた)。で、見終わったあとは「主人公がキックで悪人を倒すシーンのマネ」とかをやって喜んでいた。邦画で言うと、妖星ゴラスとかの東宝特撮映画。これをかっぱえびせんとかバリバリ食べながら見るのが最高の贅沢だった。(一袋全部食べると、えびせんの表面に付いてる塩で唇がヒリヒリしたのは、ボクが小さかったからか?)

夜はNHK教育の名画劇場。強烈に覚えているのはフェリーニの「道」。たまたまチャンネルを変えてる途中で放送していたんだけど「お、なんかモノクロ映画やってる・・・」と、何げに見始めたら、ぐんぐん引き込まれて最後まで見てしまった。他にも「カサブランカ」とか「スミス都へ行く」なんてのもこの枠で見たなぁ。

この手の名画に関しては、まだソニーがベータで頑張っていた頃に、深夜枠で、CMを挟まない「ノーカット名画劇場」なんてのもあった。これも確か夏の夜に放送だったような・・・。

うーん、映画の話になるときりがなくなってしまう。まあ、今日のところは懐かしかったという事で。

大塚ムネトの不定期日記