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2003年12月

2003年12月30日 (火)

年内最後の稽古

本番一週間前なので、本来ならこの時期は「休みナシでバリバリ稽古」となるのだが、正月だし、練習場も休みなので、明日31日から年明けの2日まで稽古は休みとなっている。

今日は年内最後という事で、細かい部分をいくつか確認してから「本番のつもりで」通し稽古をする。

いつものごとく「最初にセリフをしくじった役者が、他のみんなにジュースをおごる」という罰ゲーム付の通しだった(かわいそうなので名前は出さないが3名ほどしくじったのがいた)。

もちろんボクはノーミスだったので、今度の稽古でおごってもらえる。

2003年12月29日 (月)

立ち回り

今日は次賀君が来て立ち回りのチェックをする日。指示通りに動けているか、タイミングはどうかなどを細かく確認してもらう。もともと今日は立ち回り稽古の日だったので、順番に立ち回りをやりながら、手が空いている役者は相手役と自主練。

ボクは立ち回りと、自主練している役者の両方を見ながら、色々注文を出していた。

時々次賀君がお手本として殺陣を見せてくれるのだが、これがもう、ホントカッコイイ。腰の高さ、力の入り方、スピード感など、どれをとっても文句なし。

横で見ていて「おおーカッコイイ!」を連発するボク。で、「カッコイイなぁ」が、そのうち「うらやましいなぁ」に変わっていく(そう、今回またしてもボクは立ち回りがないのだ!)。あーもう!立ち回り大好きなのに!自分で書いた脚本なのに!なんで出番がないわけ?

無理矢理にでも自分用の立ち回りを書けば良かったなぁ・・・。

2003年12月28日 (日)

すでにチケットは完売

このHPのトップページには「発売中」となっているが、おかげさまですでに前売り券は完売している。いつもならとっくに更新しているのだが、色々とシステムの変更中で、しばらく更新出来ない状態が続いているのだ。何とか公演前までには解決したいと思っているが、もしかしたらしばらくこの状態が続いてしまうかもしれない。

この日記だけはボクの管理なので、何かあればこの日記で発表していこうと思っている。今しばらくこの状態が続くことを許して欲しい。

2003年12月27日 (土)

もっともっと!

だいぶいい感じに仕上がってきた。演出の要求に、ようやくたどり着いた役者と、もともといい感じで頑張っている役者の両方が、一つになった感じ。これで場面ごとの意味合いも、より鮮明になってきた。

今日は「場面を支配する空気」に気をつけながら、さらに細かい要求を出す。やっとたどり着いた役者は励ましつつ、すでに出来ている役者には、もっと上を目指してもらうべく注文を出す。

2003年12月26日 (金)

自律神経大ピンチ!

今日の稽古は、天神にあるアクロス地下の練習場。で、自転車で稽古場に向かっていたら、途中で雨が降ってきた。「おいおい勘弁してくれよ!」・・・寒いし、風は強いし、その上雨まで降ってくるとは・・・・。「もう稽古に行くのをやめて家に帰ろう」と、弱気になる自分と戦いながら、自転車をこぎつつアクロスへ。

と、今度は雪が降ってきた!これはもう、自分の意志が試されているに違いない。「くそー負けんぞー!雨にも雪にも負けずに稽古をしてやるー!おりゃー!」。あまりに過酷な状況に、今度は逆に燃えてきた。

早く着きたい一心で必死に自転車をこぐのだが、スピードが上がるほど、雪と風と「時々雪に混じって降ってくる雨」が顔にバチバチとぶつかってくる。はじめは痛かったが、そのうちあまりの寒さになにも感じなくなってきた。「寒いーうう・・・うげおあいぃー」と、自分でも何だかよくわからない雄叫びをあげながらひたすらに自転車をこぐ。

稽古場に着いた時には、急に暖かい室内に入った事もあって、鼻水が出てくるわ、顔がほてって真っ赤になるわで、まるで「冬のマラソン大会のあと」みたいな感じだった。寒いのに汗だらけだし、きっとボクの自律神経が悲鳴を上げていたと思う。「寒いの?暑いの?冷やすの?暖めるの?一体どっちなの!」って。

周りを見回すと、同じように顔を真っ赤にしてボロボロになっている役者が多数。そう言えばギンギラは自転車率が高いんだった。

2003年12月25日 (木)

さよなら屋上!

今日で天神にある岩田屋本館屋上が閉鎖になる。小さい頃から通っていた大好きな場所だったので、無くなると思うととても悲しい。ここ1,2年は、おおかたの遊具もなくなり、昔懐かしい10円ゲームが何台かあるだけの寂しい状態が続いていたが、それでも一応一般に開放されていたので、ボクはよく通っていた。

天気がいい日の午後に屋上で過ごすのは、本当に気持ちが良かった。

明日からさよならバーゲンという事で、「昔の天神が今の姿になるまで」をコマ送りのようにしてみせるテレビCMをやっているが、まるで天神開拓史を観ているかのよう。

CMといえば、昔ギンギラで出演した「某めんたいこ」のCMがまた流れている。とっくに契約は切れてるはずなのに、どさくさでもう何年使われているんだろう? 

2003年12月24日 (水)

息抜きも必要

いつもは10時半まで稽古なのだが、今日は10時で切り上げてみんなでケーキを食べる。NHKや電車の日イベントに参加した役者は、今日がギャラを渡す日だったので、まるでプレゼントのようだと喜んでいた。

しばらくワイワイ騒いでから、本番までのみんなのスケジュールを改めて確認。その他、色々と打ち合わせをしてから今日の稽古は終了。 

2003年12月23日 (火)

不破君復活&実は小さな劇団

約束通り今日から不破君が稽古に復活。うんこれで一安心。もともと「ふわりん」の本公演があったので、今回はちょっとだけの出演だが、前々から1度出て欲しいなぁと思っていた役者さんなので、ちょっとだけでも嬉しい。まあとりあえず今回はお見合いみたいなモノで、縁があればこれから先も出て欲しいなぁと思っている。もちろん所属する劇団のスケジュールもあるだろうから、ムリにとはいかないけどね。

思えば今のギンギラに出ているメンバーも、半分以上は不破君と同じように客演として参加してくれている役者達。

実は、ギンギラ太陽’s所属の役者は、ボク、立石、杉山、上田、仲の5人しか参加していない(あと松清貴樹がいるが、今回の公演はお休み)。子育て中で長期の休みを取ってる瀬戸さんを入れても、ギンギラ太陽’sは女優5名、男優2名のとっても小さな劇団なのだ。

もともとボク自身が、ずっとフリーの役者として客演ばかりしていたので、あまり集団のカタチにこだわらずにやって来たのだが、とはいえ「ユニット」といいつつ、だいたい同じメンバーでここ3年ほど公演を重ねて来れたのはとても嬉しい。

(12月5日の日記にも書いたが)みんな色々ある中で、頑張ってくれている。

2003年12月22日 (月)

頭を切り換えて

今日は稽古が休みなので、先ずはのんびり過ごしてから「ワークショップ用の脚本」を考える。

すでに3つほど候補があるのだが、初心者ばかりの公演なので、あまり難しすぎてもいけないだろうし、かといってペラペラな簡単な作品ではやりがいがないだろうし・・・「難しくもなく、簡単でもなく」と言うところで、ちょっと悩んでいる。

まずはどの話にするかを決めてから、難易度を変えていった方がいいんだろうなぁ。

2003年12月21日 (日)

舞台を想像しながら

今日は芝居のクライマックスシーンからラストにかけての位置を確認。いつものごとくギンギラの公演では、会場全体を舞台として使うので、「それぞれの場面をどこで演じるのか」をお互いに確認しながら、目線などを統一する。

何度か確認しているうちに、「普通だったら、絶対移動が間に合わないシーン」を発見。で、移動する役者に「普通じゃないぐらい早く動けばいいから・・・」と、無茶苦茶なダメ出しをする(冗談だからね。実際小屋に入ってからちゃんと確認するから)。

大塚ムネトの不定期日記