見慣れた場所での見慣れぬ風景
太宰府天満宮へ「1年を締めくくるお礼」のお参りに行く(ボクは「締めくくりのお参り」と「年始のお参り」をわけている。夜中に行っていっぺんに済まそうなんて図々しいことはしないのだ。まあ、いつも公演の前と後にはお参りに行くほど通い慣れているので、また年が明けたら行こうというわけ)。
いつもは人が少ない夕方までにお参りを済ませているのだが、今年は用事があって遅くなってしまい太宰府駅に着いたのは夜8時過ぎだった。で、驚いたのが駅構内の風景。
改札口のそばには「福岡県警察と刺繍の入った帽子」をかぶった私服警官がズラリと並んでいる。こっそり数えてみたら(だって指さしながら数えたらなんか言われそうだし・・・)その数なんと26人!その26人全員が、電車から降りてくる乗客1人1人をしっかりチェックしている。さらに改札をでると、今度は制服姿の警察官が2列になって並んでいる。人が少ない夕方にしか来た事がなかったので知らなかったが、夜中の混雑に向けて駅も境内も警察官で一杯だった。
お参りを終えて駅に戻ったら、相変わらず警察の方が一杯で睨みをきかせている。まだ電車の到着まで時間があったこともあって、ホームは「警官26人に対して、一般客はボクを含めて4人」という、普通だったらあり得ないような状況だった。
周りのほとんどがお巡りさんというのは不思議な風景だったなぁ。