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2003年12月

2003年12月21日 (日)

見慣れた場所での見慣れぬ風景

太宰府天満宮へ「1年を締めくくるお礼」のお参りに行く(ボクは「締めくくりのお参り」と「年始のお参り」をわけている。夜中に行っていっぺんに済まそうなんて図々しいことはしないのだ。まあ、いつも公演の前と後にはお参りに行くほど通い慣れているので、また年が明けたら行こうというわけ)。

いつもは人が少ない夕方までにお参りを済ませているのだが、今年は用事があって遅くなってしまい太宰府駅に着いたのは夜8時過ぎだった。で、驚いたのが駅構内の風景。

改札口のそばには「福岡県警察と刺繍の入った帽子」をかぶった私服警官がズラリと並んでいる。こっそり数えてみたら(だって指さしながら数えたらなんか言われそうだし・・・)その数なんと26人!その26人全員が、電車から降りてくる乗客1人1人をしっかりチェックしている。さらに改札をでると、今度は制服姿の警察官が2列になって並んでいる。人が少ない夕方にしか来た事がなかったので知らなかったが、夜中の混雑に向けて駅も境内も警察官で一杯だった。

お参りを終えて駅に戻ったら、相変わらず警察の方が一杯で睨みをきかせている。まだ電車の到着まで時間があったこともあって、ホームは「警官26人に対して、一般客はボクを含めて4人」という、普通だったらあり得ないような状況だった。

周りのほとんどがお巡りさんというのは不思議な風景だったなぁ。

2003年12月20日 (土)

久々の稽古場&ほぼ完売

今日の稽古場所は博多座の近くにある神社の集会場。ここは道真公ゆかり場所なので先ずはお参りをしてから稽古へ。で、久々に行ってビックリした事が2つ、1つはいつものコンビニがつぶれていた事。もう1つは、つぶれたコンビニのちょうど向かい側に「博多の老舗 チョコレートショップ」の新店舗が出来ていた事。しかも、立派なビルだったので「おお!あの小さなお店がこんな大きな建物に・・・」と、しばらく見とれてしまった。

そう言えば、昔「チョコレートショップ」のオーナーに取材した事があるが、「チョコの世界」も面白い話が一杯だった。

※おかげさまでチケットがほぼ完売となりました。 風邪続出でへこみそうになりましたが、これを励みに頑張ります!

2003年12月19日 (金)

ちょっと心配な事

今回「演劇微少集団ふわっとりんっどばぁぐ」の不破一夜君が初めて客演する事になっているが、ひどい風邪にかかっていてなかなか稽古に参加できないでいる。「ふわりん」の公演も風邪で苦しみながら乗り切ったそうなので、治すヒマがなかったらしい。「とりあえず今週末まで稽古を休んでいいから、何とか来週から復活できるよう頑張ってくれ!」と伝えているが・・・ちょっと心配。

今稽古に参加しているメンバーも、何人か風邪を引いている様子で、稽古中に、どこからともなく「ゴホ、ゴホッ・・・」なんてセキが聞こえてくる。

来週休みを1日増やして休養させたほうがいいかもしれないなぁ。

2003年12月18日 (木)

今日もノンアルコール

年内のワークショップは今日で最後。はじめは何をやるにも緊張していた参加メンバー達も、だいぶ慣れてきたようで楽しそうに動き回っている。声もだいぶ出るようになったし、うん、来年も楽しみ。

今日は早めに終わって近くのお店で「お疲れ&来年もよろしく会」をする。高校生も参加しているので「ノンアルコールで」という事になり、大人チームはビールが飲めなくてちょっと不服そう。ボクは公演前という事もあって「なくてもかまわない派」だったので、気にせずトマトジュースで乾杯。

まあ、すっかり騒ぐ事に慣れたメンバーなので、アルコールが入って無くてもすぐにワイワイ始まったけどね。

2003年12月17日 (水)

自社開発の飛行機

今日の朝刊各紙に、ホンダが自社開発した飛行機の試験飛行についての記事が出ていた。ホンダの創業者である故本田宗一郎氏が「航空機産業に参入する」のを夢見ていたのがキッカケとの事で、ついにその思いが実現したという事らしい。エンジンも機体も自前で作ってしまうなんてすごいよね。

とりあえずは開発だけで販売予定はないとの事だが、この技術を生かして「世界初の空飛ぶ自動車」なんて作ってくれないかなぁ。

ちなみに、100年前の今日は、ライト兄弟の動力付飛行機が初めて空を飛んだ日。

2003年12月16日 (火)

スゴイ話

今回の「三十郎人形」で困ってる事が1つ。資料の写真がモノクロしかなくて「一体、着物は何色なのか?」が、全然わからないのだ。しかたなく顔から着色をはじめていたら、去年1年目の時にお世話になった博多人形師の川崎先生が、「三十郎の着物は上が緑と黒を合わせたような深い色で、下は・・・」と、事細かに教えてくれた。で、「どうしてそんなに詳しいんですか?」と聞いてビックリ!

何と川崎先生のお父さんが、公開当時、東宝から頼まれて「三十郎」の人形を作ったそうで、その時に製作資料として「撮影に使った衣装などの現物」があったんだって!ちなみに作った人形は3体で、それぞれ東宝と黒澤監督と三船敏郎に贈られたとのこと。

スゴイ話なので感動してしまった・・・。

2003年12月15日 (月)

目方でドン!

注文にしていた「コナミ・サンダーバードコレクション」が届く。いつもながらのすばらしい出来で、中でも「2号格納庫ジオラマ」が本当にカッコイイ。今回の箱には「VOL・1」と書かれていたので、今後も続くんだろうなぁと思うと、楽しみでしょうがない。

ここで、今回の一番ウリである「2号格納庫ジオラマ」の見つけ方を伝授!!手に持った時に、「1番重いヤツ」がそう。両手に持って比べると明らかに重さが違うので、すぐにわかるはず。(かなり対象が限られると思うけど)スゲー得する情報でしょ?

メーカーによっては、簡単に見分けがつかないように、重量のバランスを調整するんだけど、コナミはそんな事どうでもいいみたい。エイリアンシリーズの時も、1番重いのがノストロモ号ってすぐにわかったし・・・。

2003年12月14日 (日)

キリンの眼

きららの「キリンの眼」をぽんプラザに観に行く。しかし11:30開場の12時開演という時間設定は、ちょっと驚いた。ばらしから逆算してどうしても仕方がなかったとのことだが、11:30開場だと、「午前中から芝居を観る」って感じで、ちょっと違和感を持ってしまう。とは言え、寝ぼけて観るのは嫌だし失礼なので、早起きして「しっかり目を覚ましてから」会場へ。

読み合わせに参加した作品という事もあって(詳しくは10/5の日記を)、まるで自分の公演のような気持ちで観ていた。お客のボクは喜びつつも、役者のボクは「何で自分が出てないんだよぅ・・・」とブツブツ言っていたかな。

夕方からはイムズの「嘉穂劇場72年の歩み展」へ。今日は劇場主の伊藤さん達が会場にいるとのことなので、稽古前に挨拶がてらお邪魔する。

夕方からは稽古。いつもだと夜10時まで稽古なのだが、今日は「みんなでもつ鍋を食べて公演を乗り切ろう会」の日なので、ちょと早めに練習を切り上げて大名のお店へ。半分本気で「今日はアルコール無しで」と言ってみたら、それまで喜んでいたみんなが、まるでマンガのように急にシュンとなってしまった。

結局、喉に自信がある役者はビールで、やばそうな1名だけウーロン茶と言うことになった(もちろん、ボクじゃないからね)。きららの時は大事をとって飲まなかったが、今日は「みんなで頑張ろう会」なので、ボクも飲むことに。やっぱ稽古が終わった後はビールだよねぇ。

2003年12月13日 (土)

脚本を持っていいのは今日まで

つまり明日からの稽古では、しっかりセリフを入れてこいよということ。すでに脚本を持たないでやっている役者もいるが、ちょっと心配なのも何人かいる。おいおい、脚本を渡してもう1ヶ月ぐらいになるぞ!まあ明日は持たないと信じて、今日のところは軽くぼやくだけにする。

稽古の後はきららのごはん会へ。公演前なのでアルコールは控えてグレープフルーツジュースを飲みながら宴会に参加。稽古上がりだったのでテンションも高く、しらふでも十分楽しんだ。

2003年12月12日 (金)

「嘉穂劇場72年の歩み展」始まる

今日からイムズ8階のアルティアムで「嘉穂劇場72年の歩み展~もう一度、まわれ、回り舞台」が始まる。会場には、貴重な小道具類やポスターなど様々なモノが展示されていて、なんと幻となった「南国から来た寒いヤツ」の絵看板も登場。

嬉しいのは看板の横に書かれた「水害で延期になった公演」とのコメント。そう、あくまで「中止ではなく延期」。

公演は「延びただけ」で、必ずやるぞと言うことなのだ!

大塚ムネトの不定期日記