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2004年1月

2004年1月31日 (土)

相乗効果かな

夕方までワークショップの脚本作業。今日の夜から泊まりでまた熊本なので、夕方までにある程度書いてしまおうというわけ。「役者大塚復活だぜ!」という喜びのおかげか、今日の脚本作業は順調。さらに移動の電車の中でも良いアイデアを思いついたので即メモにまとめる。

今日の稽古も、もちろんひたすらエチュード。(毎回書いてるが)池田さんの指示に戸惑ったりドキドキしながら即興で表現するのがスゴク楽しい。

色々と大変な事もあるけど「久々に役者に集中できる」という喜びに支えられているなぁ。

2004年1月30日 (金)

嘉穂劇場へ

1月公演の時に会場で展示していた「南国から来た寒いヤツ」の絵看板を返しに飯塚へ。絵看板の他に、募金箱、公演で集めた義援金24万円、それとコガキョが中心になって集めていた署名も一緒にアラマッキー運転のトラックで運ぶ。アラマッキーにはワークショップの照明も頼んでいるので、公演の打ち合わせをしながらのドライブとなった。

劇場で調査解体中の内部を見学させてもらったが、無事復活も決まったので案内してくれた伊藤さんもニコニコ顔。「水害の直後に行った時は、お互い泣きながら手を握りあいましたよねー」なんて話しつつ、復活公演の話で盛り上がった。

名物社長もだいぶ元気になられていたし、本当によかった。

2004年1月29日 (木)

どんたくに登場か?

イベント関係の知り合いから、どんたくの時に「某企業のかぶりモノ集団」の行進が出来ないだろうか?との問い合わせがあった。この人はちょっと無茶な企画を考える人で(まあ、だからこそ「面白くて印象に残るイベント」になるわけだけど)、一緒に仕事をするととても刺激的で楽しい。

で、今回提案中の企画は「某企業のかぶりモノを50個ぐらい作って社員にかぶってもらい、社長を先頭に全員で行進する」という内容。何ておバカで素敵な企画だろう!

すっかりやる気になって「どうすれば実現可能か」を速攻頭の中で考える。問題があるとすれば、50個分の「製作費と製作時間」。なにしろ数が多いのでちょっと大変そう。で、ひらめいたのが、「紙で簡略化したかぶりモノを作って、参加者にそのままプレゼントする」というアイデア。工作キットのようにしてそれぞれで組み立ててもらえば製作時間の心配もいらないし、予算も少なくて済む。「お、それいいねぇ!」と知り合いもすっかり乗り気で、さっそく先方に再提案するとのこと。

これが実現したらスゴク楽しいだろうなぁ。もし決まったら、ギンギラメンバーにも出来るだけ参加してもらって一緒に行進したいと思っている。

2004年1月28日 (水)

お客様全員がJRの方らしい

今日はイベントの稽古。JRの関係者が一堂に集まるイベントで、ぜひギンギラをと頼まれたのだ。ただ、お客様が全部JR関係なので、「おなじみの西鉄バス軍団大暴れ!」ってわけにもいかないしなぁ・・・と、ちょっと構成に悩む。結局、流通の話を中心に約20分の話を作ることに。

先方から「ちょっとだけでいいから、九州新幹線つばめの事をせりふで言って欲しい」と注文が出ていたが、セリフだけなのも寂しいので、博多駅と一緒にラストに登場するようにした。ほんの少しの出番だけど、実際に登場した方が嬉しいよね。

今日は脚本を渡して配役を決めて、大まかな動きをつけるところまで済ます。

2004年1月27日 (火)

プロへの道

もちろん火曜日は博多人形講座の日。で、講座が終わってあと片付けをしている時に先生が何げなく言った事が心に残っている。

「自由に作っている今が1番楽しいと思うよ。そりゃあ、みんなにプロになって欲しいけど、でもプロになると楽しいだけじゃないからね・・・」

この言葉を聞いて、ああ、どの世界でもプロとして生きていくというのは大変な事なんだよなぁと、(当たり前のことなんだけど)あらためて感じた。

芝居だって最初は「好きだから」というだけで始めたけど、実際にお客様に観てもらいプロとして認めてもらうには、好きなだけじゃ、楽しいだけじゃダメだもんね。

楽をしたがる「自分の内なる敵」とどこまで戦って表現を追求できるか・・・今年も負けないように頑張るぞ!

2004年1月26日 (月)

し、しまった・・

昨日の深夜に嘉穂劇場のドキュメンタリー番組が放送されたらしい・・・らしいと書いているのは、ボクが見損なってしまったから(うわ、しくじったー!)。昨日の日記を読んでもらえばわかるように、すっかりいい気分で酔っぱらってて「家に帰って気がついたら朝になっていた」というわけで・・・・。

見た連中の話だと、番組の後半でギンギラもしっかり登場していたとのこと。1月公演で伊藤さんご夫婦が来てくれた時に取材カメラも一緒だったので、その時の様子が流れていたらしい。

今週のどこかで劇場に支援金を持っていくことになっているので、詳しい話を聞いてみようと思う。

2004年1月25日 (日)

パワフルな方々

今日はちょっと遅い新年会。ボクが公演でバタバタしていたので、ここまで延びてしまっていたのだ。幹事役は、去年ある雑誌の座談会がキッカケで知り合いになった佐々木さん(この方は、元シティ情報ふくおかの名物編集長で、ずっと地元福岡の「若者文化」を観察しているスゴイ人なのだ)。

で、この佐々木さんが仕切りとあって、集まった方も、福大の先生、リバーウォークのイベントを仕切っている方、エッセイストの方など、面白い方ばかり。それぞれ地元でバリバリ活躍している方なので、話題もここには書けないような「福岡の裏話」が一杯。料理もおいしかったけど、なによりみんなの「オモシロ話」でお腹一杯になったかな。

本当に楽しい飲み会だった。

2004年1月24日 (土)

集まった支援金は、20万円を超えました!

天神で「モンタン」の取材を受ける。嘉穂劇場応援企画という事だったので、喜んで協力させてもらった。ひよ子侍の写真や、水害の1週間前に絵看板の前で撮影した記念写真など、いくつか写真を提供して、劇場のこと、筑豊のお菓子のことなど色々話す。

庄ちゃんにイラストの発注をしてから高宮のスタジオへ。今日はギンギラのミーティング。2月のイベントの打ち合わせや、今年の予定などを話し合う。で、制作も担当している立石さんから、1月公演でおこなった「嘉穂劇場支援募金」の総額が発表される。今回は「ひよ子グッズの売り上げをすべて寄付する」と決めていたのだが、売り上げはなんと20万円を超えたとのこと!

協力してくれた皆さん、本当にありがとうございました。集まった支援金はギンギラで責任を持って劇場に届けます。 

2004年1月23日 (金)

無事入稿

「ある出来事」があって昨日の夜は原稿どころではなかった。さすがのボクも気持ちの切り替えが出来なかったなぁ・・・。とは言え今日が締め切りなので、本来昼からするはずだった「別件の打ち合わせ」を夕方まで延ばしてもらって、何とか原稿へ。

でも、けっして原稿を書くことが嫌なわけではなく、「ある出来事」があって集中できなくなっていただけなので、いざ書き始めたらすぐに楽しくなってきた(これって、きっと自分の脳から何か出てるんだろうな)。

自分を支えてくれる仕事に感謝しつつ、無事夕方に入稿。そのあとの打ち合わせもちゃんとやりましたよ。

2004年1月22日 (木)

芝居のテーマは「生きる」と言うこと

今日のワークショップでは「もう死んでしまっていて食事を楽しむことが出来なくなった」という設定で、「もう1度だけ食べるとしたら何を食べたいか?」を4人ずつぐらいのグループに分けてエチュード風に発表してもらう。

ボクの狙いとしては、「みんなが知っている、おいしい食材の話」なんかより、ありふれた食材でもいいから「その人にしかない思い出込みの話」を聞きたかったのだが、これが予想以上にいい話が続出したので、メモをとるのが大変だった。まさに嬉しい悲鳴ってヤツ、きっと大半の話はそのまま脚本に採用されると思う。

雪のため集まりがよくなかったが、中身の充実度は今までで1番だったかもしれない。

大塚ムネトの不定期日記