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2004年2月26日 (木)

ビッグコミックに連載中の「太陽の黙示録」

この漫画は、2002年に日本を大地震が襲い、日本が真っ二つになるところから始まる。大災害の中で描かれる「骨太な人間ドラマ」ではきっちり泣かせてくれるし、「自力での復興をあきらめた日本が、2つに分断された日本の北側を中国に、南側をアメリカに任せて民族としての生きる道を模索する」というストーリー展開も見事。

今日読んだ最新号は、新しい首都を南エリアの福岡に移そうとする話。「福岡は地震の影響を受けていない」という設定なので、漫画に登場する福岡もおなじみのところばかり(きっと取材で撮影した写真を元にした風景なんだろうなぁ)。

ただし物語上は、「復興のため」という名目でアメリカ資本に飲み込まれている設定なので、「ちょっとだけ違うおなじみの場所」というのも出てくる。例えば中洲の看板群。漫画に登場する看板群は全て英語の看板に変わっているのだ!・・・身近な風景な分、ショックだったなぁ。

あ、だけど、やはりというか・・・案の定というか・・・「ちょっとヘンテコな博多弁」も登場。まあ、漫画が面白いからいいんだけどねぇ・・・。

コミックは3巻しか出てないから「読んだことない人」も、今ならまだ間に合うよ! 

大塚ムネトの不定期日記