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2004年3月

2004年3月21日 (日)

みんな良く動く

きららの芝居は「静と動のメリハリ」が効いていてとても気持ちいい。役者も良く動くし・・・と、これは観客として観た時の感想。

で、いざその芝居を作る側にまわってみると・・・これがもう大変。何度もシーンを繰り返してスピードを速くしながらセリフのテンポを上げるかと思えば、一つの言葉にこだわって細かく稽古していく。あっと言う間にヘトヘトになってしまった。でも嬉しい!何たって久しぶりの役者専念。稽古がきつければきついほど幸せだ。

あと、今日はギンギラのお客様が見学に来ていたので、ちょっと緊張してしまった(もちろんこの緊張感も嬉しいんだけどね)。

2004年3月20日 (土)

昼から熊本へ

漂流画報の北島さんも稽古を見学したいとのことで、一緒に熊本へ。途中、北島さんが最近観た芝居の話などを色々聞いたが、ホントたくさん観ている人なので話題がつきない。自分が忙しくてあまり観れてないので、こうして聞けるのはとてもありがたい。

ここでは書けないような話もしつつ熊本へ。

駅に着いてまずはポスト探しから(そう、結局封筒を出せないまま熊本まで来てしまったのだ!バカだよね・・・福岡市内宛の郵便を持って福岡から熊本に来るなんて、ホントバカだよね)。くそう、全ては封筒が入るポストがないから悪いのだ!

仕方なく熊本駅で見つけたポストに入れようとしたら・・・何と駅前のポストにも入らないんだよ、「どこが真っ向サービスだ!」こんな仕打ちってアリ?もう、この封筒をどうすればいいの!

仕方なく封筒を持ったまま、きららの稽古場へ。そりゃあ、稽古場でみんなに笑われましたよ。 

2004年3月19日 (金)

復活

風邪が長引いて大変だったが、ようやく復活してきた。明日からはまた熊本なので、今日はひたすら原稿書き。風邪で休んでいたこともあって色々とたまってるんだよなぁ・・・。

途中、知り合いのディレクターに脚本を送ろうと、コンビニで「エクスパック500」という封筒を買う。これは500円を先に払って専用封筒を買い、あとはポストで出すだけというもの。多少無茶な詰め方でも「とにかく専用封筒の中に入ればOK」というのが面白かったので買ってみたのだった。

が、これが失敗だった!

中途半端に大きいのが災いして、近所のポストに入らないのだ!「えーそんなのアリか?」で、仕方なく封筒を買ったコンビニで受け付けてもらおうと思ってビックリ、何と「コンビニでは販売するだけで受付はしません」だって!

「コラ郵政公社!何が真っ向サービスだ!全然便利じゃないぞ!」

近所に郵便局はないし・・・。こんな事なら宅急便かバイク便で送れば良かった。

2004年3月18日 (木)

旧岩田屋本館にて

20日(土)から岩田屋旧本館で「天神昭和パラダイス」というイベントが始まる。都心構想準備会の岩田屋担当の方に、「ぜひこのイベント期間中にギンギラのミニライブをやらせて欲しい」とお願いしていたのだが、その方がイベント担当者に話を通してくれて、正式にミニライブを開催することが決まった。

旧本館といえば天神の象徴。その場所でギンギラをやれるなんてとても嬉しい。出来れば天神開拓史を上演したいところだが・・・・屋上で上演したらスゴク良いと思うんだけどなぁ。この件については引き続き関係者に交渉してみようと思う。

まあ、まずは約10分のミニライブでも実現するんだから大喜び。詳しい情報は決まり次第お知らせします!

2004年3月17日 (水)

バビロン5ついに最終回

全88話の壮大な物語がついに最終回(番組については、去年の9月3日の日記を)。物語自体は87話で終わっていて、今日のは壮大なエピローグという感じだった。「誰かが記録映像を見ている」という設定で番組は進み、主人公たちが全てを解決した日から10年後、100年後、1000年後の同じ日の映像が流れる。で、壮大な時間の流れの中で、また平和が脅かされていたり、ついには地球で核戦争が起こり文明が退化していたりと、様々な事件が起きる。

そして、すべては太陽が寿命を終えて爆発しようとしている100万年後から物語を振りかえっていたのでした・・・と言うオチがついて終わり。いやースゴイ、この展開には参った。長かった番組を締めくくるのにふさわしいエピローグだったと思う。

さらに番組の最後に、番組製作者の言葉「信念が道を開く」というコメントが出るのだが、これって「番組打ち切りの危機」を何度も乗り越えて、ついに最後まで完成させた製作者の勝利宣言なんだろうなぁ。

2004年3月16日 (火)

風邪悪化

全然風邪が治らない。今日も家でおとなしくしていたいところだが、博多人形の展示が今日までで、人形を回収に行かないといけないので夕方からリバレインへ。さらに続けて「新都心構想準備会」の最終回に出席する為、アクロス近くの赤レンガ館へ。

どちらも絶対はずせない約束なので仕方がないのだが、早く風邪を治さないと劇団きららの稽古に支障をきたしてしまう・・・トホホ。

制作も担当している宗さんにマメに連絡を取りつつ今後の稽古予定を立てる。

2004年3月15日 (月)

さっそくダウン

ものすごい悪寒で夜中に目が覚める。

そう言えば公演中ちょっと体の調子が悪かったのだが、終わったとたん悪化してしまったようだ。うーん、例え自分が出ていなくても、公演があるとエネルギーを取られてしまうからなぁ(特に今回は、ボクのエネルギー全てをみんなに振り分けたようなもんだし・・・もちろん悔いナシだけどね)。

打ち合わせは電話で許してもらって、きょうは静かに過ごしていた。

2004年3月14日 (日)

おかげさまで昼夜とも無事終了。

アフタートークやアンケートの評判も良いのでありがたいが、何より1番嬉しいのは参加してくれたみんなが本当に満足してくれていること。きっとこれからも芝居に関わってくれるに違いない。それぞれ事情があるだろうからみんな役者とはいかないかもしれないが、「芝居を楽しむ気持ち」を持ち続けて欲しいと思う。

ボク自身も、いつものギンギラとは違う芝居を作ることが出来てとても有意義だった。これは打ち上げでも言ったことだが、今回の作品は「参加してくれたみんな」がいなかったら絶対生まれなかった。参加したキッカケは、それぞれちょっとした「偶然の積み重ね」だったとしても、出来た作品はこのメンバーがいなければ成立しない「必然」になっていた。ボクとしても必然にすべく頑張ったんだけど、でもボクだけが頑張ったって絶対うまくいかない。

それと、今回中村卓二とコガキョが助手として参加してくれたのも心強かった。特に中村卓二は作品に役者としても出演して、みんなを支えてくれたのでその役割はとても大きい。本当にみんなで作り上げた芝居だった。

観に来てくれたお客様、本当にありがとうございました。 

2004年3月13日 (土)

いよいよ本番!

「暗転が長くなる場面」がいくつかあって気になっていたのを、大幅に修正する。昨日の段階で、もうお客様に十分観てもらえるぐらいまで仕上がったので、より完成度を高めようというわけ。せっかくみんなが頑張っているのに、転換で集中が切れたらいやだしね。

で、暗転だったところを場面としてお客様に見せるように変更していく。どうしても暗転にするしかない場面は、出演者たちが気合で時間を短縮してくれた。スゴイ進歩だ。2日前まで、初めての暗転に戸惑っていたとは思えない。

昨日のゲネで自信をつけてくれたのか、参加者1人1人が「役者として」しっかり行動してくれているのがとても嬉しい。休憩が終わった後には自発的に発声練習が始まり、お互いに気がついたことを話し合ってステージの上で練習している。ボクが指示を出せばすぐに場面全体としての反応が返ってくる(この反応速度がめざましく速くなった!)。その様子は、もうギンギラの本番前とどこも変わらない。うん、みんなもう立派な役者だよ・・・と、何だか感動してしまった。

それぞれがしっかり頑張ってくれたおかげで、スケジュール通りバタバタせずに本番へ。出だしはちょっと緊張気味だったが、途中で中断することもなく、無事初日が終了。

2004年3月12日 (金)

スゴイ完成だ!

今日はゲネをやったが、これがビックリするぐらい出来が良かった。そりゃあ、ちょっとセリフをとちったりする子もいたが、「ほとんどの参加者が初舞台」とは思えないぐらい素晴らしかった。

「誰かのセリフが止まって、ゲネが中断してしまうかもしれない」と覚悟していたボクとしては、良い意味で予想を裏切られて大喜び。

本当にみんな頑張っている。もうなんだか、このまま劇団にしたいぐらい愛おしいぞ。

大塚ムネトの不定期日記