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2004年4月

2004年4月30日 (金)

共同作業の楽しさと必要性

昼から西鉄ホールで再来年のスケジュールの打ち合わせ。来年の事もまだまだ先なので、とりあえずざっくりとした予定を確認する。ついでに、今後のギンギラでやろうとしているプランなどについてもプロデューサーの中村さんに相談する。

基本的に、ボクが企画から作・演出まで全てやっているので、こうして相談出来る人がいるのはとても心強い。

夕方から局で打ち合わせ。残念ながらいくつか大きな変更点が出たのでさらに書き直す事に。

夜は、きららのみんなとごはん会(今日と明日の2日間、ぽんプラザで開催のE-1に出演するのだ)。先々週まで公演でずっと一緒で、先週は熊本で打ち上げ、で、今日のごはん会なので「何だか毎週会ってるねぇ・・・」と笑いながらみんなで飲んだ。 

2004年4月29日 (木)

プロット作り追いこみ

明日の打ち合わせで最終的なストーリーを決める事になっているので、今日は家にこもってひたすらプロット作り。昨日の打ち合わせをふまえつつ、新たに思いついたアイデアも入れながら(だって、「ただ言われた通りに書き直す作業」ならボクじゃなくていいでしょ?どれだけ「より有効な新しいアイデア」を出せるかが勝負なワケで・・・この辺は、芝居の脚本を書き直す時と同じかな。)ひたすら考える。

途中気晴らしにコンビニで、「プルートウ」を立ち読みする。

このマンガは、手塚治虫の世界を浦沢直樹が描くというのがウリで、世界中の有名なロボットが次々壊される事件の謎を追うロボット刑事の物語。で、いよいよ日本編が始まり「アトム」という名のロボットが登場。もちろんアトムと言えばすっかりお馴染みのキャラだけど、この「プルートウ」には、姿からして違う解釈のアトムが登場。ストーリーだけでなく、この「手塚マンガから浦沢マンガへの変換作業」がとても面白い。ああ、早く次が読みたい。

あと「太陽の黙示録」の5巻が出ていたので、ついでに買って帰る。5巻には「福岡を首都にしようとするエピソード」まで収録されていた(詳しくは2月26日の日記を)。

2004年4月28日 (水)

どんたく稽古、本番は5月3日!

5月3日の本番を前に最後の稽古。今日はギンギラメンバー10人も揃ってパレードでの動きを確認する。何度見てもズラリと並んだバス軍団は楽しい。

この軍団が一般の道路を歩くなんて、面白すぎる。ぜひパレードを観に来て欲しい。

稽古のあとは局でドラマの打ち合わせ。セリフに出来るところは書き出しつつ、プロットをつめていく。 

2004年4月27日 (火)

「工作の師匠」再び

天神の丸善書店で、「切り抜く本・紙で作る世界の軍艦」と言うタイトルの本を発見。この本は、各ページに印刷された部品を切り抜いて貼り合わせると、軍艦が完成するペーパークラフト集。

「うわーなつかしー!これ小学校の頃持ってたぞ!」

他にも「世界の戦車」とか「蒸気機関車」とか、いくつか種類がでていて、もちろんボクは全部を持っていた。当時のボクには組み立てるのが難しくて、一日かけてやっと完成という感じだったなぁ・・・。

船独特の曲線もしっかり再現してあるのに感動したのを覚えている。「平面構成で曲線を再現する力」は、この本のおかげで鍛えられた。

このシリーズはずいぶん前に廃刊になっていたので、どうやら復刻版らしい。大喜びで即買い。出来れば他のシリーズも全部復刻して欲しい。 

2004年4月26日 (月)

九大授業

午後から六本松の九大へ。たった3回だが、非常勤講師としての授業初日。玄関で担当教官の毛利先生と合流してまず教室を見学。そのあと今日の授業の打ち合わせ。まず毛利先生から趣旨の説明があってボクの自己紹介ということになった。

「授業時間は90分、初めてだと長く感じるかもしれませんが、もし喋ることがなくなったら、生徒と質疑応答でかまいませんよ」と毛利先生。

が、喋る事がなくなるどころか、授業が終わってもまだ喋っていた。で、そのあと質疑応答だったのでさらに時間が過ぎていく。まあ続きは次回にという事で、途中で切り上げて第一回目の授業は終了。

みんなが熱心に聞いてくれたので、つい喋りすぎてしまった。

2004年4月25日 (日)

熊本小旅行

今日はきららのみんなと阿蘇へドライブ。朝方まで騒いでいたが、10時過ぎにはみんな起きて昼前に出発。

まずは阿蘇山を登る途中にある「だご汁屋西原本店」というところでだご汁を食べてから、水源や公園などの観光名所をいくつかまわる。「おいしい空気、おいしい水、おいしい食べ物」を満喫して大満足。

結局、昨日の夜から今日の夕方まで、ずっとみんなで遊んでいた。

今日の小旅行は、「熊本に来ても稽古ばっかりだったから、終わった後ぐらい色々案内しよう」と池田さんが発案してくれたもの。誕生日の時といい、こういう優しさって本当に嬉しい。

2004年4月24日 (土)

「ほね屋」打ち上げ

昼間いくつか用事を済ませて夕方から熊本へ。8時過ぎに事務所に着くとすでに料理の準備も出来ていて(と言うか、どうもボクの到着まで待ってくれていたらしく、かなり恐縮してしまった)、すぐに乾杯して宴会へ突入。

きららのみんなは来週のE-1があるので控えていたようだが、ボクはしばらく公演もないので「いくら飲んでもOK」。最初からガンガン飲んですぐにダメ人間になる。久々に酔っぱらって大声出したなぁ。

途中「クイズ大会」や「絵かきしりとり」など、イベントで大盛り上がりの打ち上げだった。

2004年4月23日 (金)

秘密計画進行中

昼間天神で仕事をして、そのあと秀巧社へ。一階玄関でライターさんと待ち合わせだったのだが、中からコガキョやサカセなど「ケカリーノ・ケカリーナ」のメンバーが出てきたのでちょっと驚く。聞けば、ちょうど今日がオムニバスコントライブの日とのこと。「あとで観に来るから」と約束して、とりあえずライターさんと二階の喫茶室へ。博多座で観た「花あかり」の感想など取材を受ける。何度か取材された事があるライターさんだったので、取材が終わった後もギンギラの事などを色々話した。

そのあとはぽんプラザで高崎君と打ち合わせ。今日はギャングママの仕込み日なのがわかっていたので、キャナルでケカの分もあわせて差し入れを買っていく。

で、再び秀巧社に戻ってオムニバスコントライブ「ハルノワルダクミ」を観る。まずはグレコのコントからスタート。テレビ取材を題材にしたコントで、オカモッチが「いかにもなディレクター」を存分に演じていた。途中に細かく効果音が入るのだが、タイミングがずれてる時があってちょっと惜しかった。続いてケカのコント。コガキョが書いたコントはシュールで面白かった。コガキョは「何を考えているのやら・・・いや、もしかしたら何も考えていないのか・・・」という役どころを楽しそうに演じていた。

でも何と言っても面白かったのは最後に登場したユニット「エッヘ」。東京からのゲスト参加だったが、一番しっかり作り込まれているし、お金もかかっていた。あとちょっと下品でダメ人間なところも(もちろんネタだけど)大好きだった。

実はギンギラでも「ちょっと下品なユニットを作ろう」とずいぶん前から計画していたので同胞に会えて嬉しい。 

2004年4月22日 (木)

博多座で観劇

プランニング秀巧社の方から、「博多座の会報に、芝居を観た感想を載せたい」と依頼されて、藤山直美主演の舞台「花あかり」を観る。元々観たかったのでちょうど良かった(しかも「仕事」という事で、公演に招待の上に豪華昼ご飯付という至れり尽くせりの待遇。こういう仕事なら毎日でも大歓迎だ・・・って、めったに無いけどね)。

11時からの昼の部を観たが、「きっちり笑わせて泣かせる」見事なエンターテインメント作品に仕上がっていて本当に面白かった。エピローグなんかもう最高!もちろん全編ベタな展開だけど、「一般のお客様に楽しんでもらう娯楽作品」なんだからこれでいいんじゃないかな。

藤山直美は「お客様の心をつかむ天才的な演技」を見せてくれるし、藤間紫をはじめとする「俳優陣の圧倒的な存在感」も凄かった。「もう1人招待します」とのことで、ギンギラで争奪戦をして勝ち取った中村卓二と一緒に行ったのだが、終わったあとは「さすがだよねぇー」と2人で感心した。

芝居の後は福岡吉本の事務所で打ち合わせ。そのあと夕方から西鉄本社で第2回目の稽古。「全員でかぶりモノをかぶって稽古する姿」は、予想通り楽しい光景だった。

2004年4月21日 (水)

どんたく稽古

西鉄本社にあるホールにて、夕方から「どんたくパレード」の練習。ギンギラのメンバーと仕事を終えて集まってきた社員の方々が一緒になって、行進や途中のダンスの練習をする。

こんな風に西鉄の皆さんとご一緒する事になるなんて思いもしなかったので、とても楽しい。

練習は今日を入れて全部で3回。2回目の明日は「かぶりモノを全員でかぶって練習」なので、きっとスゴイ光景になるだろうなぁ。 

大塚ムネトの不定期日記