« 2004年4月 | メイン | 2004年6月 »

2004年5月

2004年5月21日 (金)

リハーサル

昼からリハーサル。今回はギンギラメンバー以外に、ばぁくうの佐藤さん、夢工房の石川蛍さん、北九州時代お世話になった響座のりゅうさんなど、「ラジオドラマのベテラン」の方々に集まってもらった。

まずは軽く読み合わせからスタート。ギンギラのメンツもがんばっていたが、何と言ってもベテラン組の表現力の深いこと・・・。声も魅力的だし、思わず聞き惚れてしまった。

で、さらにありがたかったのが方言の修正作業。「全国の人が聞いてもわかる範囲でありながら、ちゃんと博多弁に」と言うので苦労していてたのだが、ベテラン組のアドバイスのおかげで大体の妥協点が決まった。

2004年5月20日 (木)

DM作り

7月の「お蔵出し公演」のDM作り。来週頭には入稿なので、「ほぼ完成形」迄デザインを整える。あとはみんなに見せて「間違い探し&感想」を聞くだけ。

7月公演は、新しい試みがいくつもある。まず、「お蔵出し」と題して、これまで未公開だったネタやレアなネタを上演するのが初めてだし、ぽんプラザでギンギラ公演も初めて(まあボク自身は、かぶりモノ展やワークショップ発表会、4月のきららなど、この会場をよく使っていて、かなり気に入っている。ここは地元の劇団にも人気の小屋なのだ。)

ただ・・・人気が高いおかげで会場が思ったようにおさえられなかった。

今回は少なくとも一週間ぐらい会場をおさえたかったのだが、7月12日(月)から15日(木)迄の4日間しか連続してとれなかった。上演は60分なので一日2回公演をするとしても、全部で8回しか公演が出来ない。会場は100人ほどで一杯になるので、つまり今回の公演は「800人限定、売り切れ御免公演」という事になりそう。

2004年5月19日 (水)

お蔵だし公演に向けて

九州ウォーカーの演劇ページ用に、倉庫で写真撮影。今回は、山のようにあるかぶりモノを前に「あえてかぶらずに」みんなで集合した写真を載せることにした。

お蔵出し公演なので「何が出てくるかはお楽しみ」と言うわけ。

多分300以上ある(200過ぎてから数えるのをあきらめた)かぶりモノを並び替えながら、写真の構図を考える。

撮影が終わった後はみんなで煮込みへ。

2004年5月18日 (火)

細々修正

金曜日のリハーサルに向けて脚本修正が続く。で、「運送屋さん」と言う表現にクレームがついた。担当が言うには「~屋」というのは、差別表現になるのだそうだ。例え「さん」をつけてもダメで、許されるのは「本人が自分のことを指していった場合に限る」とのこと。

確かに辞書を引くと、「屋号」と言う意味だけでなく、「相手の性格や職業につけて、少し軽蔑を込める言い方」と書かれていた(例えば気分屋とか)。この「少し軽蔑」という加減が難しいよね。言い方とか、相手との関係とかで印象も違うだろうし。

結局「運送屋さん」は「運送会社さん」に変更することに。

2004年5月17日 (月)

学生たちに発表してもらう日

今日で九大の授業は最後。先週、「自分たちで街を調べて芝居を作りなさい」と言う課題を出して、まあ難しいだろうから「2キャラが登場する5分ぐらいの簡単な話でいいよ」と指示を出しておいた。

発表が今日だったが、4つのグループのどれもがしっかり作品を作っていたので感動してしまった。まず驚いたのが、ちゃんとかぶりモノを作っていること、そして5分どころか10分以上ある作品のセリフをしっかり憶えていること。

芝居の経験がなくてここまでやるとは、ほんと予想以上だった。もう全員合格で単位をあげようと思う。

2004年5月16日 (日)

NHK特集で

アメリカで開催の「ロボットカーレース」の様子を放送していた。誰も人が乗らない無人のロボットカーが繰り広げるレース・・・こう書くと、夢がある話のようにも聞こえるが、何とこのレースの主催は国防省。

そして目的は「無人の戦闘車両を作る事」なのだ!

レースの舞台は砂漠地帯。つまり「砂漠での戦闘を想定している」というわけ。という事は・・・どこで戦うつもりか言わずもがなだよね。明るい未来どころか恐ろしい未来の話だった。

2004年5月15日 (土)

オーディション

夕方から局で出演者のオーディション。ギンギラのメンバーや、他のプロダクションの役者さんに、脚本の一部を読んでもらう。「大きな声」ではなくて「自然な声」をとの要求に、ラジオドラマに慣れていない子はちょっと苦戦していた。

今回の作品には「主人公のおじいちゃん」など年配の役があるので、ボクより年上の方にも出演をお願いしている(こっちは、地元で長年活躍されている方にすでにお願い済み)。いつもの公演では、自分が一番年上でやっているので、ボクよりもベテランの役者さんと一緒に仕事を出来るのがスゴク楽しみ。

夜はギンギラの飲み会。久々に松ちゃんや瀬戸さんも一緒に楽しく過ごす。 

2004年5月14日 (金)

コンパス取材

昼から福ビルの西鉄本社へ。受付の子をはじめ、どんたくで一緒だった人がたくさんいたのでまずは「どんたく話」で盛り上がった。雨という悪条件が「苦難を共にした仲間」という意識につながっているので、何とも面白い。3日の日記にも書いたが、雨もまた良しと言うことかな。

今度のギンギラ新聞は「キップ特集」なので、まずは担当の方に記念キップなど色々見せてもらう。そのあとは福岡駅に移動して、自動改札機や販売機の裏側を見学させてもらう。回収した切符の山など、今回も面白いモノをたくさん見ることが出来た。詳しくは次回のギンギラ新聞をお楽しみに!

なお、ギンギラ新聞が載っている「西鉄電車情報誌コンパス」は福岡駅など主な駅のインフォメーションコーナーで無料配布中(最新号は西鉄グッズ特集)。数に限りがありますので欲しい方はお早めにどうぞ! 

2004年5月13日 (木)

ワークショップ体験

6月に財団主催のワークショップに関するシンポジウムがある(ボクも3月にやった公演について話すことになっているのだ)。で、今日は関係者が集まって「ワークショップ体験」をする日。

世田谷パブリックシアターの方を講師に、同じく6月のシンポジウムに参加するK2の後藤さんや、財団の方々に混じってボクも一緒に体を動かした。

そのあとはジャンジャンで晩飯。パパさんママさんに頼んで、食事が終わった後はお茶を飲みつつ脚本作業をさせてもらう。営業の邪魔にならないようにカウンターの端っこでコソコソ書き直し。合間でケーキを頼んだり、アールグレイをおかわりしたりと、快適に過ごさせてもらった。

おかげでいいアイデアもひらめいたし、今度からに詰まったときはジャンジャンで脚本を書かせてもらおうかなぁ。

2004年5月12日 (水)

徹夜が続く

ラジオドラマの脚本修正が続いている。「場面を丸ごと書き換え」というのが1つ残っているが、それ以外は細かいセリフの修正だけなので、ようやく全体が見えてきたかな。

しかし苦労した。そもそもやりたかった話と、(色んな事情があって)どんどん変わってしまったので「自分は何をやりたいんだろう?」と、書きたいことを見失いかけたこともあった。

苦労した甲斐があって、何とかギンギラらしい作品に仕上がりそう。ただ、他にもやらないことが色々あって、そっちの遅れが出だしているのがちょっと心配。がんばらねば・・・。

大塚ムネトの不定期日記