「でも、絶対に一回は使う!」と言い張る。
裏方スタッフで嘉穂劇場へ下見に行く。嘉穂劇場が初めてのスタッフもいたので、まずはざっと劇場内を見せてもらう。感動して声を上げているスタッフを見て、初めて劇場内に入ったときの自分を思い出した。うん、この劇場を見たら血が騒ぐのはよくわかる。
舞台、照明、音響など、それぞれの担当部署ごとにまずはチェックをしてもらって、その後問題点について相談。次から次に「現実的な事情」の攻撃をうけるも、ひるまずに自分のイメージを守るべく「何とか実現可能のライン」を探す。いつも書く事だが、本当はボクも悪いなぁと思っているんだけど・・・ボクが諦めると終わりなので言い張る。
ただ、さすがのボクも「回り舞台」については修正止むなしとなりそう。というのも、嘉穂劇場の回り舞台は人力で動かす仕組みなのだが、何と回り舞台だけで重さが6トンもあるのだ!とりあえずボクも含めて下見に行った8人で回してみたが、重たいのなんの・・・。
当初のプランよりは回り舞台を使う回数が減りそうだ。