まるで工業製品
西日本新聞で連載中の「食 くらし」という記事。これを読むと、食品が、いかに添加物だらけかという現実を突きつけられる。「食品=自然のもの」というのが、自分の思い込みでしかなかったことに気づかされてかなりショック。
そうか・・・工場で作られる製品に近いんだなぁ。
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西日本新聞で連載中の「食 くらし」という記事。これを読むと、食品が、いかに添加物だらけかという現実を突きつけられる。「食品=自然のもの」というのが、自分の思い込みでしかなかったことに気づかされてかなりショック。
そうか・・・工場で作られる製品に近いんだなぁ。
時間がたっぷりあるので、最初から場面ごとに細かく稽古。最近やっていなかった場面とか細かいところが保留になっていた場面などを繰り返して「明日本番でもOK」と言うぐらいまで仕上げていく。
長時間稽古をしていると肉体的には疲れるが、どの場面も面白くなっていくので精神的には楽しい。ただ楽しすぎて時間を使いすぎた場面も多く、予定していた分を全て稽古出来なかった。ちょっと焦る気持ちもあるが、今日のような稽古はとても重要なので、明日もこのペースでいこうと思っている。
「明日終われなくても月曜日があるし」ぐらい開き直って、焦らずいかなければ。
当然のんびりなんてしていられない。昼12時からの華丸大吉コンビと打ち合わせをして、その後もいくつか打ち合わせが続く。途中、100円ショップで使えそうな素材を買ったのは良いが、おもちゃの刀とかが山のように入った袋を持って打ち合わせに行くことになってしまい、どの担当の方にも「なんですかそれ?」とツッコミを受けることに。
夕方までに全て済ませて帰宅。今日も最低3個はかぶりモノを完成させなければ間に合わない。作業に熱中し、気がつけば夜中の2時を過ぎていた。
こうして「全然休めない」休みの一日が終わった。
稽古前に特効の新名さんと打ち合わせ。舞監の横山君にも同席してもらって細かい部分を詰めていく。前回の打ち合わせで「ちょっと無理かもしれないクライマックスの仕掛け」について相談していたのだが、早くも実現可能な方法を考えてくれた。すごいよなぁ・・・さあ、あとは予算の問題だけ。
残念だが、一番の理想型をそのままやる予算はないので限られた金額の中でどうすれば効果的かを相談する。シビアな問題だが、仕事なんだから当然のこと。その代わりと言ってはなんだが、お題を出せば必ずと言っていいほど実現してくれる頼もしい存在だ。
今日は授業が夜まであるので稽古を休ませてもらう。あとは学校の方を休むので、稽古に支障が出るのは今日だけ。
稽古は、前半を通してもらったが、かかった時間は1時間30分強との事だった。という事は芝居の中身だけで2時間30分という事になる。場面転換や、芝居の間など、長くなる要素は色々あるので、何とかあと10分ぐらいは短くしないといけない。
でも昨日も書いたように、どの場面も大好きなので困っている。うーん、どうしよう。
殺陣や場面転換の段取り確認のため、芝居の後半部分を通してみた。かかった時間は約1時間20分。通しといいながらも、気になったところは止めて細かく修正しながらだったので、止めずにやっていれば約1時間と言うところか。
さて問題は、前半部分がどれくらいの長さになるかという事。全体の上演時間は2時間30分以内が目標なので、という事は1時間30分以内でないと困るのだが・・・。
ボク個人としては「やりたい事を全部詰め込んだ4時間バージョン」を上演したいぐらいの気持ちでいるが、なにしろ制作から「昼公演と夜公演の間の時間から考えると、2時間30分でまとめてくれないとお客様の入れ替えが出来ません」と注文が出ていて仕方がないのだ。
ああ・・・どの場面も気に入っているし、これ以上は短くしたくないんだよなぁ。前半部分が1時間30分以内でありますように。
12月にマーク・ニューソンがデザインした「talby」という携帯電話が発売になる。アルミボディにシンプルなデザインと「お、これなら機種変更してもいいかなぁ・・・」と思っていたのだが、気に入ってたアルミの外装が、じつは塗装だとわかりちょっとガッカリ。新しいバッテリーが手に入らないので、「機種変更やむなしかなぁ」という気持ちにはなってるんだけど、長年使ってきたカシオC303に愛着があるので、ちょっとやそっとのデザインでは心が動かないんだよねぇ。
でも、充電してもすぐ電源が切れる状態なので、打ち合わせが多い公演前は本当に困る。今日も、大事な話の途中で切れてしまったし・・・。
12月に機種変更するかなぁ。
いよいよ本番まであと20日。連日の稽古で疲れているだろうし、風邪をひかないようにきちっと睡眠をとって、喉に気をつけて、酒を控えてと体調管理も大変だと思う。でもこの20日間を頑張れば、お客様が待っている嘉穂劇場で存分に芝居が出来る。切符もすでに売れている。あとはボクらが頑張るだけ。「お客様が切符を買って待っててくれている事」を支えに、しっかり頑張ろう・・・みたいな事を稽古終わりにみんなに話した。
地方で演劇をやると決心したとき、「食えないし、環境も悪い、でもそれを言い訳に自己満足に甘んじることなく、自分に厳しくプロとしての意識を持たなければ」と思いここまでやって来た。何とか今の立ち位置までくる事が出来たのも、この覚悟があったからだと思っている。
カゴメから発売されている「豆」というパック飲料にハマっている。大豆をそのままジュースにしたというのが売り物で、どろどろした舌触りは、まるで豆腐をそのまま飲んでるかのよう。嫌いな人は「うえー」と思うかもしれないが、豆腐、納豆、豆乳と大豆大好きのボクにはたまらない。
ところで、なんで豆腐をそのまま飲んでる感じがわかるかというと、「もしかしたら似ているかも」と思い、実際に豆腐をストローで吸い込んでみたから。これまた「うえー」と思う人がいるかもしれないが、豆腐をストローで食べるのも、いつもと違う味わい方でなかなか良い感じだった・・・あれ、これも軽く変態か?
この実験が楽しくて稽古場でみんなに話したら「大塚さんもとうとう流動食ですか・・」と、思わぬツッコミを受けてしまった。コラ、人をおじいちゃん扱いするな!
今回登場するかぶりモノは82個。1日あたり3個から4個のかぶりモノを完成させなければ本番に間に合わない計算なので、朝からかぶりモノ製作、夜は稽古と、すさまじい日々が続いている。
この時期になると、本当に「寝る以外は全て芝居の準備」で1日が終わる。だからせっかく仕事の話が来ても、どうする事も出来ず断るしかない(そんなときに限って面白そうな話なんだよね・・・)。あ、「公演の取材」は別だよ。これに関してはちょっと無理をしてでも喜んでOKする。だって、今必死に頑張っているのはたくさんのお客様に観てもらいたいからだし、宣伝はギリギリまでやらないと。
今日は読売新聞の取材を受ける。ここの記者さんには、客演したきららと轍でも取材を受けていたので、「ようやくギンギラの取材で会いましたね」とお互い笑いあった。