« 2004年9月 | メイン | 2004年11月 »

2004年10月

2004年10月21日 (木)

今一番心配なのは・・・

全体の上演時間。チラシには2時間と書いていたが、やりたい事をどんどん詰め込んでいたら、どうも2時間を超えそうな気配。一応チラシには「約2時間」と含みを持たせているので多少はいいかとも思うが・・・でも、約2時間が3時間だったらビックリでしょ。

制作からは「昼と夜の入れ替えのために絶対2時間半でまとめてください」と言われている。ボクとしても3時間は長いと思うので、何としても2時間半以内にまとめるつもりでいる。

2004年10月20日 (水)

頼りになる方々

昼から音響の遠藤さんと照明のアラマッキーとボクの3人で打ち合わせ。遠藤さんが用意してくれた曲を聴きながら、アラマッキーと照明のイメージを詰めていく。「全然時間が無くて・・・」と言っていた遠藤さんだったが、ほとんどの曲を用意してくれていたので(しかも、どれもイメージピッタリだったので)さすがプロだなぁと感動する。

昨日の夜、特効の新名さんと話したときも思ったが、「ボクが話したイメージを、より効果的に具体化してくれるプロの方々」は本当に頼もしい。殺陣の脇坂さんもそう。「さあ、どうしたい?いくらでも方法はあるぞ」と、どっしりかまえてくれているので、どんどん注文を出す事が出来たし。

厳しい予算ではあるが、プロと仕事をするのは気持ちがいいし、話が早い。

2004年10月19日 (火)

容量オーバー

演出、かぶりモノ製作、連日の各スタッフとの打ち合わせ(予算が厳しい中で自分のイメージを実現すべく説得、交渉、泣き落とし)、そしてもちろん自分の役者としての稽古など、もうボクの脳みそは一杯一杯。

でも、日々処理しなければならない案件が次々出てくる。しかもすぐに解決しない件が多いのでその数は増える一方。とても覚えていられないので、今のボクは、数日中に解決しないといけない件はメモに書き、重要な順に赤ペンで印を付けて何とか対処している。

問題は「その日のうちに解決しないといけない重要な事」をどこに書いておくかということ。メモに紛れても困るし、忙しすぎて覚えてもいられない。で、最後の手段として「手の甲」に書く事にした。もう人の目なんか気にしている余裕はない。

天神で「手を見つめてブツブツ言っているジャージ姿の怪しいヤツ」を見たら、それは稽古場に向かうボクですね。

※チケットについて おかげさまで、土曜夜と日曜昼は完売しています。残すは日曜夜の部だけです(諸事情によりHPの更新が遅れています。公演情報はこの日記でお知らせしていきますのでご了承下さい)。

2004年10月18日 (月)

見所の一つ

午前中は授業。先週一週間は生徒の海外研修旅行で授業が休みだったので(おかげで芝居の追い込みが出来て助かった)、今日は「海外研修で失敗した事」を生徒たちに語ってもらって、それを寸劇にしていく。「自分の体験を思い出し再現して人に伝える」これって表現力が鍛わるんだよね。

今日は昼から脇坂さんが殺陣の稽古をしてくれているが、打ち合わせがあり夕方から稽古に合流。今日の殺陣もカッコイイ。脚本のイメージをちゃんと脇坂さんと話しているので、安心して任せる事が出来る。

短い時間で申し訳なかったのだが、なんとか2日間で殺陣のシーンを作り上げる。セリフや芝居の全体はボクがしっかり構成させてもらい、手数については脇坂さんが見事に作り上げてくれた。今回は、この殺陣も大きな見所。嘉穂劇場全体を使って繰り広げるクライマックスシーンに期待して欲しい。 

2004年10月17日 (日)

「カッコイイ!」を連発

今日と明日の2日間は殺陣の稽古。ボクが全体を演出しながら、殺陣の手数を脇坂さんが構成していく。さすがというか、脇坂さんが作る殺陣には「ちゃんと感情の流れ」というモノがある。ただ刀を振り回すのではなく、刀を抜くしかない主人公の悲しみや怒りが殺陣から見えてくるのだ。これがめちゃくちゃカッコイイ!

ボクは全体の演出と言うより、「最初の観客」として、キャーキャー喜んでいた。

2004年10月16日 (土)

わかってはいたが・・・

予想以上にダメ出しが多かった。「9叱ってもいいから1褒めてくれないかなぁ・・・」と、徹夜でヘロヘロだったこともあって、ちょっとしょんぼり。まあ、ボク自身もこの場面弱いなぁとか、わかってるのだが産みの苦しみを経て誕生した場面なので「ダメな子でも愛しい」のだ。

明日から2日間、東京から脇坂さんが来てラストの殺陣を作るので、何としても明日までに修正が必要。と言うわけで徹夜2連チャン。

2004年10月15日 (金)

ラストシーンを仕上げる

今日は稽古が休み。連日続いている打ち合わせも今日は無しにさせてもらい、久々に1日時間を確保。と言っても休むためでなく、遅れていたラストを一気に書き上げるため。

脚本モードに入ると電話を取らずに集中して作業しているが、さすがにこの時期にそうはいかない。「みんな公演のために頑張ってくれているのだから」と、ちゃんとスタッフからの電話に出る。「そんなの当たり前だろう!」と怒らないで欲しい。脚本モードだと死にかけるぐらいダメ人間になるボクにしては、これでも頑張っているのだ。

徹夜で「まずはやりたい事全てを入れたバージョン」を書く。きっとダメ出しが多いとは思うが、何としても稽古場に脚本を持っていかなければ。

2004年10月14日 (木)

イメージを実現する楽しさ

午前中に代理店で打ち合わせ。嘉穂公演であることを計画しているが、いよいよ最終局面を迎えつつある。あと、別件で面白い話が出る。これが実現すると来年1年間面白い事になりそう。

夜は稽古。今日は踊りの場面をとまとママに振り付けてもらう。日本舞踊風に作って欲しいと頼んでいたら、見事にらしい踊りをママが考えてくれた。

やりたいと思っているイメージがどんどん具体的になっていくのが嬉しい。

2004年10月13日 (水)

嘉穂劇場へ

芝居の途中に「劇場復興式典の場面」があり、ぜひ地元商店街の方に舞台に登場してもらって一言コメントをもらいたいと思っている。で、今日は劇場で商店街の方にあって出演交渉。

その後は、「舞台を回す12人」をどう調達するかについて劇場の方と相談。本来であれば道具さんのプロを頼みたいところだが、「プロ12人×仕込みを入れて4~5日間」なんて人件費は、ちょっと無理。プロの人数を減らし、多少はバイト君達で乗り切れないか相談。

2004年10月12日 (火)

ああ・・・ラストシーンを書く暇がない

朝イチのバイク便で、昨日頼んだイラストが届く。午前中いっぱいでイラストをカラーに着色してメールで送信。午後からはかぶりモノを作って、夜は稽古。終わった後はあんみつ姫の事務所で予算会議。メンバーは石川さんとボクと立石さん。

ボクがやりたい事がいっぱいあるので、予算のやりくりが大変なのだが、石川さんも立石さんも「ボクがやりたこと」を実現しようと一生懸命考えてくれている。申し訳なくてちょっと居づらい。でも居なきゃいけないと心の中の自分が言っている。やりたい事を言い張りつつも、大人の判断をしながら気を使うボク。いや、言い張ってる時点で気を使っているとは言えないか・・・。でも、ホント申し訳ないとは思うが、「お客様に満足してもらえるライン」は絶対守りたい。

夜の舞台が終わって、とまとママも事務所に戻ってきたので、別室でママと打ち合わせ。ママには出演だけでなく、ギンギラ初の「踊りの場面の振り付け」も頼んでいるのだ。実は踊りで使う曲も悩んでいたのだが、ママがあんみつ姫のオリジナル曲からいいのを見つけてくれて、さらに尺が足りないのを「その場で作曲担当の方に頼んで」作り直してくれた。あんみつ姫の方々は頼りになるなぁ。

大塚ムネトの不定期日記