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2004年11月29日 (月)

39歳、上海にて男泣き

昨日、気持ちよく酔っぱらいホテルに帰ってからのことはよく覚えていない。どうやらアラマッキーの話を聞いている途中で寝てしまっていたらしい。でも、今朝はきちっと6時過ぎに起きて、集合時間に学校に行く。出発時の不祥事があるので、「上海では絶対迷惑をかけないぞ」と心に誓っているのだ。

ところが、ボクらを空港まで送るバスがなかなか来ない。どうやら大渋滞に捕まっているらしい。「出国の手続きがあるので、直前についても間に合わない・・・」とみんなで心配していたら、学校の方から「文化部に交渉したので、すぐに飛行機に乗れるはず。心配はいらない。」との話が。色んな意味で、凄い学校だったんだなぁと感心する。

空港に着いたら、話の通りスムーズに手続きが終了。おかげでお土産を買う時間も出来てみんな喜ぶ。で、無事買い物も済ませてちょっと余裕で飛行機に乗ろうとした時、信じられない事が起きた。行きで「あわやパスポート紛失か」と騒がせたボクが、「もう2度と迷惑をかけないぞ」と誓ったボクが、あろう事か、

チケットを無くしてしまったのだ!

すでに搭乗手続きが終わっていたので無事飛行機には乗れたが、なんという不注意、なんという大迷惑。これでも自分の劇団を持つ身なのに、「家に帰るまでが遠足だぞ!」と自分の劇団では叱っている立場なのに、このだらしなさは何だ。自分のバカさが自分で信じられない。自分に腹が立つ。

きららのみんなは、1度ならず2度までもしくじったボクに「きっと今回の不運を全部背負ってくれたんだよ」と優しい。その優しさやら、自分の情けなさやらで本当に泣けてきた。

自分のバカさを戒めるために、各方面から「お叱りコメント」がくるのを覚悟の上で正直に書く。

大塚ムネトの不定期日記