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2004年12月23日 (木)

4日弟の生涯

只今昼夜逆転中でひたすら脚本。元の脚本を「残す場面」と「書き換える場面」に分けて、新たな場面に差し替えていく。書き直したい方向は決まっているが調子に乗って「元の良い部分」を壊さないようにしなければ。

というわけで今日もYSー11の話。この飛行機が量産に入ったのは1965年、ボクも同じ1965年に生まれているので、YSー11とボクは「ほぼ同じ歳」ということになる。さらに「JA8640」という機体はボクの誕生日と4日しか違わない(ボクは4月11日、「JA8640」は4月15日)。

ボクより4日弟になる「JA8640」のたどった運命も資料でわかっている。まず日本国内航空に引き渡されて「真珠」と命名。その後は日本エアシステムでしばらく飛んで海外へ。いくつもの会社を渡り歩きながら飛び続けるも、ついに1990年に用途廃止。最後はラスベガスの空港で解体された。

この「4日弟」は25年の生涯だったという事になる。4日弟はどんな気持ちで最後を迎えたのだろう。「もう十分」だろうか、それとも「まだ飛べるのに」だろうか・・・。 

大塚ムネトの不定期日記