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2005年3月

2005年3月21日 (月)

「打ち上げ」改め「お疲れ会」で言ったこと

結局公演時間中には大きな余震がなかった。こうなると、「余震がないなら無理にでも公演をやっておけば・・」と思わずにはいられないが、全て終わったから言えること。高層階にある劇場で、もし大きな余震が起きたらと思うとやはり中止しかなかったと思う。お客様の安全が第一だ。

さすがに打ち上げという気分にはなれず、お疲れ会と言うことで関係者みんなで飲む。いつもはすぐに乾杯するのだが、この状況なので「まじめなことを言います」と前置きして少し話をした。以下、みんなに話したことを書く。

今回、思いもしなかった地震で公演が中止になった時、きっとみんな嘉穂の水害のことを思い出したと思う。水害の次は地震かとボクも信じられない。でも嘉穂の時を思い出して欲しい。確かに水害で中止になったが、結果的には劇場が完全復活し、とまとママや華丸・大吉、無限塾のみんなと、当初の規模をはるかに超える芝居を作ることが出来た。さらには、西鉄からDVD製作の話も来て、そこにローソンチケットも参加し、何とDVDが全国発売と、地方の劇団でここまでやるのかという伝説が出来たと思う。こんな劇団他には無い。水害による中止は辛く悲しいことだったが、それがキッカケで伝説が生まれたのだ。

今回の公演は、各地をまわる計画を立てている。すでに大分、宗像は決まっていて、まだ増える予定だ。こうなったら、各地をまわった最後に、凱旋公演として西鉄ホールで公演をしたいと思う。今回中途半端なところで終わるしかなかった無念さを、思い切り旅公演にぶつけたいと思う。ボクは「作品をやり倒す」気マンマンだ。

もう一度言う。水害がキッカケでギンギラの伝説が出来た。今度の地震は、次の伝説のスタートにしなければならないと思う。「ギンギラ太陽’sは、ただでは転ばない!」必ず次の伝説を作る。だから今日の飲み会は、新たな伝説へ向けた「決意の会」にしたいと思う。

・・・・みたいなことを話した。その後はもうガンガン飲みましたよ。夕方6時に始まって夜中の2時まで飲んだかな。というわけでボクは燃えている。ひとまず払い戻しに決まったけど、早ければ秋には旅公演を開始したいと思っている。

続報 その3(21日午前8時)

今朝も震度3の余震がありました。昨日の夜2回の余震も震度3でした。今だ震度5の余震が起きるかもしれないという状況が続いています。

すでに公演中止を決定していますが、まだビルの状況はわかりません。ホールスタッフが朝8時30分から(許可が出れば)中に入って状況の確認をするとのこと。

ボクも9時前には、入れるかどうかはわかりませんがホールに向かいます。

何かわかり次第また更新します。

※トップページのコメントが、まだ中止となっていないことをお許しください。HP担当者と連絡がつき次第更新する予定です。この日記についてはボクが管理していますので、随時更新していきます。

続報 その4(21日午後4時半)

只今撤収作業が終了しました。事故もなく無事退館出来そうです。

チケットの払い戻しにつきましては、明日朝一番で各プレイガイドと対応を協議し、あさってから、「購入時にお客様から入力していただいた電話番号」に、払い戻しのご案内を差し上げることになりました。ギンギラ太陽’sと西鉄ホールのホームページ上でも、決まり次第お知らせします。

なお、電話でのお問い合わせは、092-734-1370(西鉄ホール)までお願い致します。

2005年3月20日 (日)

緊急 地震による公演中止のお知らせ

只今電話もつながりにくい状況が続いているため、一番早くお知らせできるこの日記で状況をお知らせしています。

今日の午前11時前に福岡で強い地震がありました。ギリギリまで公演が出来るように頑張っていましたが、ビルからの避難勧告があり、いまだに西鉄ホールがあるソラリアステージビルは閉鎖されています。

申し訳ありませんが、今日の公演は中止するしかない状況になってしまいました。

明日の公演については、ビルの状況がまだわからないため現在調整中です。「何としても上演したい」という気持ちで準備していますが、使用許可が出なければ中止せざるをえません。

わかり次第、またこの日記でお知らせします。

続報

ビルの被害状況に関しては、明日にならないと内部をチェックできない状況のため、西鉄ホールがあるソラリアステージビルは明日も休業が決定しました。本当に残念ですが、余震がいまだに続いている状況なので、お客様の安全のためにも、明日の公演は中止するしかないと判断しました。

福岡でこんな大きな地震が起きるのは初めてです。地震が起きた時は、ちょうど舞台上で柔軟運動をしているところでした。バトンに下がっている全ての照明機材が、まるで振り子のように揺れていた光景が強烈に残っています。

関係者を含めメンバーにケガはありませんでしたので心配しないでください。公演中の地震でなかったことが、せめてもの救いだと思っています。

続報 その2(20日23時の情報)

払い戻しについてですが、火曜日ではなく、もう少し後になるかもという連絡が入りました。決まり次第改めてお知らせします。どうかご了承ください。

ビルについては、未だに中に入れるかどうかわからない状況のようです。

これからの続報については時間も表記します。

2005年3月13日 (日)

通し稽古

今日の稽古は昼から。市民会館の練習室Cは西鉄ホールと同じ広さで稽古できるので、全体の広さを確認しながらの通し。かかった時間は1時間50分。まあ、予定通り。

気になる部分は演出メモをつけながらだったが、自分としては満足いくところまでみんながやってくれているので、それほどメモすることもなかった。うん、いい感じだ。でも、どこまでも上を目指して欲しいので、「あくまで目標は高く」それぞれに注文を出す。

2005年3月12日 (土)

ジャンボジェット機が行方不明

「うわ、飛行機事故か!」と心配なく。これはギンギラ倉庫での話。「翼をくださいっ!」に登場するジャンボジェット機が行方不明で困っていたのだ。

今日の稽古が終わってから本格的に倉庫を探した結果、博多駅に下敷きになっているところを発見。無事救助となった。「博多駅に下敷きになっていたジャンボ機」なんて、普通聞いたら何のことだかわからない話だよね。

というわけで、かぶりモノもいよいよ追いこみ。

2005年3月11日 (金)

どんたく打ち合わせ

今年もどんたくに西鉄チームとして参加することが決まった。さすがに本番前でバタバタしているので、稽古場まで来てもらって打ち合わせをさせてもらう。去年のように今年も参加者みんなでかぶりモノをかぶっての行進ということになりそう。あー楽しみ。

担当の方がDVDの製品版も持ってきてくれたので、みんなで大喜びする。ついにDVDが発売だ!

2005年3月10日 (木)

今回もちょっとだけ登場

午前中は人工島の懇談会。先の話になるが、今回提言をまとめたとしても、実際に動くのかという事がちょっと気になる。で、議論の途中で、「ここで提言をまとめたとして、実際に動き出すんでしょうか」という質問をぶつけてみる。役所の方々が答えにくいかなぁとも思ったが、提言をまとめるからには実現して欲しいし、遠慮なんかしてられない。

色んな発言があったが、少なくとも担当の方々は熱い想いを持ってくれているのがわかったので嬉しかった。今後も協力できることがあれば何でも協力したいと思っている。

大塚ムネトの不定期日記