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2005年4月

2005年4月20日 (水)

地震で悲鳴はあげなかったけど・・・

ちょうど読み終わってウトウトしていた時だったので、一瞬、「小説の世界」と「地震の記憶」がごっちゃになった夢を見たのかと思った。まさか1ヶ月後にまた地震とはねぇ・・・。せっかく並べ直したおもちゃたちもまた倒れるし・・・。やはりリストラやむなしか。

どうやらこの前より揺れが激しかったみたいで、今までで一番部屋がぐちゃぐちゃになっていた。食器など壊れた物も多数。トイザらス限定Xウイングの翼が折れ、謎の円盤UFOの飾り台も壊れてしまった。一番ショックだったのは、トイレに飾っていた宇宙戦艦ヤマトが水洗トイレに沈没していたのを発見した時。

地震の時に悲鳴をあげなかったボクも「ああっ~!ヤ、ヤマトがぁぁ~」と、かなり情けない叫び声をあげてしまった。

2005年4月19日 (火)

心地よい疲労

今日の予定は午後に人と会うだけ。・・・本当は他にも予定があったけど、続きを読みたい誘惑に勝てず「どうしてもはずせない大事な用事がある」と言って別の日にしてもらう。え?大事な用事?もちろん続きを読む事に決まってるでしょ。

夕方で上巻を読み終わってちょっと休憩。で、食事をして風呂に入って、電話線を抜いて、携帯も切って、いよいよどっぷりと下巻の世界へ。早く最後まで読みたい気持ちと、何時までもこの世界にひたっていたい気持ちの板挟みに悶えつつ、夜が明ける頃に全て読み終わる。「まさか○○が××してしまうとは!」と、興奮しっぱなしだった。徹夜で一気に読んで「ヘトヘトになる迄世界に浸る心地よさ」を堪能。

たまにはこういう時間も必要なんだって。

2005年4月18日 (月)

方言がちょっと変だけど

村上龍の最新作「半島を出よ(上)」を朝から読む。北朝鮮の特殊部隊が福岡ドームの開幕戦を襲い九州が封鎖されるという、地元民としては、かなりセンセーショナルな話。福岡が舞台とあって、ギンギラでもお馴染みの場所が次々と登場。読んでいると、リアルな風景と物語が頭の中でミックスされて、不思議な臨場感に包まれる。これが気持ちいい。

今日は夕方から稽古に行くだけだし、すでにセリフも全部覚えているので、ギリギリまで読み続ける。

そう言えば昔読んだ「タイムスリップ大戦争」というSF小説で、過去にタイムスリップした平和台球場にモンゴル兵が攻めてきて「元寇だー!」と大騒ぎになる場面があった。この小説、NHKFMの「音の本棚」という番組でラジオドラマにもなっていたが・・・・って誰も知らないか。

2005年4月17日 (日)

エンターテインメントの戦い

義経を見ていると、「ああ大河ドラマってこうだよねぇ」と思う。水戸黄門のような大いなるマンネリというか、お約束の数々。いつもの路線に戻ったとあって視聴率もいいらしい。視聴率がよかったドラマでマンネリといえば、「ごくせん」だってそう。

安心感が受けたということか?

タダでお手軽なテレビなら「安心感」も大きな武器になるだろうが、わざわざ来てもらわないといけない舞台の場合は、「安心感=マンネリ」となると、一度観ればいいやって事にもなりかねない。安心感もありながら、驚きの仕掛けが必ず必要になる。

いつも言ってる事だが「予想は裏切るが期待は裏切らない」というのを追求しないとね。

2005年4月16日 (土)

ボクも戦い中

夕方からぽんプラザであった交流会へ。ギンギラの事を20分喋ってくれと頼まれていたのだ。何を話そうかと思っていたが、若手が多いとの事だったので「地方だって、ちゃんと作戦立てて頑張れば何とかなる。だから負けずにね」みたいな事を話す。

終わりがけにG2さんも登場し、来週西鉄ホールで公演する芝居の裏話などを披露してくれた。ボクも客席で観客として楽しく聞く。

終わった後はFPAPの高崎君や交流会に参加していた劇団の人達と近くの居酒屋で飲む。で、それぞれの想いを聞いて「がんばれよ」と励ます。ボクだって、まだまだ戦っている最中だし、へこむ事も多いんだけど、いつの間にか応援する側になっているんだなぁ。

2005年4月15日 (金)

ニュースが続く

何とスペースワールドが身売りを検討しているという記事が各紙の一面を飾っていた。「九州のテーマパーク総崩れ」なんて見出しを付けている新聞もある。やはり宇宙への夢だけでは無理だったか・・・。

他にも今日の新聞は注目記事で一杯。

再建中のダイエーに、全然別分野から新社長が決まった話。西鉄バスに全面広告のラッピングバスが22台登場する話(ちなみに広告費は一般路線バスで年間120万円との事。ギンギラのラッピングバスが走ったら面白いだろうけどねぇ)。あと、地下鉄の天神南駅から天神駅まで歩くお客様から「乗り換えが遠い」と苦情が殺到しているため、手荷物用のカートを貸し出すサービスが始まるって話も出てたが・・・そもそも遠いのに「乗り換え」とか無理な事を言っているのが問題なので、これってどうなんだろう?

2005年4月14日 (木)

外食王死す

ロイヤルの創業者である江頭匡一氏が13日に亡くなった。江頭さんは、一ヶ所で集中して調理するセントラルキッチンを日本で最初に取り入れ「外食レストランの基本形」を作り上げた、いわば外食産業の生みの親。味に妥協せず、試食を繰り返し胃腸を何度も手術した話や、外食産業全体のためにセントラルキッチンのノウハウを広く公開した話など、伝説がたくさんある(「翼をくださいっ!」に登場するロイヤルさんは、戦後、板付空港での見習いコックから始まる江頭さんがモデル)。

「流通3羽ガラスの最後の一人が逝く」と締めくくった毎日新聞、生前のエピソードを紹介した西日本新聞など、福岡が誇った外食王の訃報は各紙でも大きく取り上げられていた。

心よりご冥福をお祈りします。

2005年4月13日 (水)

立ち回り

ボクが演じるのは、吉原を仕切っている雨宮次郎ェ門という老人の役。その昔、関ヶ原の合戦で右足を痛めているという設定で、刀ではなくて杖での立ち回り。もう大喜びで脇坂さんに動きをつけてもらう。今回、ボクは3ヶ所ほど立ち回りがあるらしいが、まずはプロローグで10手の立ち回りを振り付けてもらった(ちなみに、博多ぶらぶらの時の立ち回りは20手ほどだった)。

作・演出でもある脇坂さんが全ての立ち回りを振り付けるのだが、どれも美しくて、しかも無駄がない。嘉穂の時もそうだったが、「ちゃんとそれぞれのキャラ設定に合った立ち回り」になっている。ほんとカッコイイ。

芝居に踊りに立ち回りと、5月のSAZENは見所一杯だ。

2005年4月12日 (火)

3人でNHKへ

夕方の情報番組にとまとママ、泊君、ボクの3人で出演。東京物語の宣伝をする。隣のスタジオでは、ちようど華丸・大吉コンビが出演の番組を収録中。すっかりご無沙汰だったので控え室で挨拶をして、最近の事(2人は東京事務所に変わったのだ)などを色々話す。

出演の後はパピオで東京物語の稽古。稽古というかワークショップみたいな感じ。「今までの事を忘れて違う感じで」というお題だったので、いつもより高めのトーンで喋っていたらどうも気持ちが悪い。演出からも「押さえた感じで」とのことだったので、ホッとしていつものトーンに戻す。「ただ違えればいい」ってもんじゃないよね。ちょっとしくじったかな。でも、こうして演出に全てをゆだねて色々試せるのがとても楽しい。

1時間ほどの稽古だったが、全体の演出プランも聞けたし、軽く半立ち稽古もしたし、充実した稽古だった。本稽古が始まるのが待ち遠しいな。

ボクととまとママはそのまま市民会館に移動して無限塾の稽古へ。大好きな時代劇なのでこれ又楽し。

2005年4月11日 (月)

「SAZEN」と「東京物語」

ふと「これまで誕生日の前後はどう過ごしていたかなぁ」と思い、過去の日記に目を通す。2001年の10月から書き始めたので誕生日に関して過去3年分ある。自分の事ながら、色々あったなぁとしばらく読みふけった。

夜は無限塾「SAZEN」の打ち入り。40歳の第一日目が芝居の打ち入りというのが何とも嬉しい。途中、ケーキでお祝いまでしてもらった。明日は東京物語の稽古があるので一次会だけで帰宅。

自分が一緒にやりたいと思っていたメンバーとの芝居が2本もある。この2冊の脚本が一番のお祝いかな。

大塚ムネトの不定期日記