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2005年4月21日 (木)

永久保存版に

TVチャンピオン「コロコロからくり装置王選手権」を見る。コロコロからくり装置というのは「簡単な動作を、わざわざ複雑な仕掛けをつくっておこなう」こと。最近で言うと、ピタゴラスイッチでおなじみだが、ボクとしては、やはりトムとジェリーに登場したねずみ取りマシンの印象が強い。後セサミストリートにも出てきたなぁ。

決勝が、勝負というよりは、「無事最後まで動いてくれ」と、敵味方なく応援しながら見守っていたのが素敵だった。優勝した装置は、そりゃあ見事に「ちょっとしたこと」を大げさにやってくれてましたよ。

ちなみにトムとジェリー「失敗は成功のもと」に登場するコロコロ装置は、まずジェリーがひもの付いたチーズを引っ張る→ひもの先に目覚まし時計のスイッチがあり、引っ張られることでスイッチが入り目覚まし時計のベルが鳴る→ベルをたたくハンマーに結ばれたひもがのこぎりにつながっていて、ベルの動きにあわせてのこぎりが丸太を切っていく→丸太が切れて下に落ちる→下にあるはさみの上に丸太が落ちてひもが切れる・・・・と、まだまだこの後に10以上の行程を経て、ようやく最後に「ジェリーの上に大きな金庫が落ちてくる」という仕掛け。くだらないでしょう?でもそれがたまらなくいいんだよねぇ。

小さい頃初めて見たとき、次に何が起きるかわからないワクワクと緊張感で画面に釘付けになった。当時はビデオなんかないので、チラシ裏の白い面に一生懸命思い出しながら書き写したのを覚えている。本当に衝撃だった。小学校でこのからくりを考えるのがブームになったほど。

続きを知りたい方はDVD「トムとジェリー」の9巻に収録されている(9巻では最後に収録されている「ひげも使いよう」もオススメ。これに出てくるペコスおじさんの歌がいいのだ)。

ああ、からくり装置を作りたくなってきたなぁ。

大塚ムネトの不定期日記