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2005年7月

2005年7月20日 (水)

リベンジ公演に向け着々と

午前中で「道の日イベント」の脚本を仕上げて担当に送る。全体で10分ほどの短編だが、なかなか良い感じに仕上がったと思う。「いつもそばにいる事を忘れないでほしい」と最後に道路キャラが語るのが切なくて良い。あとは各関係機関(道路を管理するのは国、県、市と色々あるのだ)のチェック待ち。それぞれのバランスを考えて「ぬかりなく」書いているので、大丈夫とは思うけど・・・。

昼からは天神でパルコ公演の打ち合わせ。決めないといけない事が山ほどある。まあ「今回の企画は規模が大きく、何より画期的な事なのだ」ということの証明でもあるので苦にはならない。ピクニックの堀さん、博多歌舞伎の石川さんという頼もしい味方もついてるし。嘉穂劇場、DVD全国発売など、これまでにない大きな企画を実現できるようになったのも、こうして制作チームを強化したからこそ。

夜は「坊っちゃん」の稽古。連日稽古の後は飲んでいるが、さすがに今日は朝からハードだったので速攻帰って寝る。今日は疲れたよ。

2005年7月19日 (火)

作品で媚びる事はしないが

利用者が目標の半分以下だったり、ダークサイドに落ちたりと色々と心配だった七隈線が、経済産業大臣賞を受賞。車両デザイン、バリアフリー化などが評価されてとのこと。新聞報道によれば、この賞を地下鉄が受賞するのは全国初。でも・・・・だからって利用者は増えないだろうなぁ。

交通機関なんだから、まず必要なのはアクセスなどの利便性のはず。そりゃ、デザインや乗りやすさも大事だけど、使えないんじゃ乗ったって仕方がないし。「評価されている事」と「お客様が求めている事」が、一致してないんだよね。

エンターテインメントを追求しているボクとしては、この七隈線の現象は格好のテキスト。「作品として追求したい事」と「お客様に喜んでもらえる事」のバランスにはすごく気をつけているし。

2005年7月18日 (月)

「役者モード」+「作・演出モード」

イベント2つが同時進行。一つは構想だけでいいのでそれほど大変でもないが、頭の切り替えがねぇ・・・。昼間は2つのイベント案を行ったり来たり。

夜はまずギンギラのイベント稽古に顔を出す。最初の1時間で、考えたアイデアを話してあとはみんなに任せる。いつもは全てボクが仕切っているが、今回は「坊っちゃん」とかぶっているのでボクは監修だけ(イベント担当者も承認済み)。そのあとは「坊っちゃん」の稽古場へ。もちろん、セリフの入れ替えは済んでいるよ。

稽古の後は次賀君と2人で飲む。彼も役者を追求している奴なので、一緒に飲んでいてとても気持ちがいい。つい調子に乗って最後はお店に残っていたお客さんみんなで大騒ぎ。

2005年7月17日 (日)

ようやく更新

今日から「坊っちゃん」の稽古に参加。セリフを入れ替えてしばらくは「赤シャツ」として生きることに。激しくて骨太だったブレーキから、インチキな赤シャツになるのは、なかなか楽しい。

帰ってきてから一気に日記の更新。手書きしていた分をまとめてアップする。

※業務連絡 と言うわけで、またしてもアドレスが消えてしまいました。関係者の皆様、申し訳ないですが大塚までメールをお願いします。それと、ミクシィの招待状を送ってくれたあなた、手続きをする前に壊れてしまったので、良ければもう一度メールを出してください。

2005年7月16日 (土)

マシン復活

マシンがサポートから戻ってきた。修理代金は、ハードディスクの交換が52,900円と技術料が13,000円のあわせて65,900円。見積もりの7万よりは安かったけど、へこむわ・・・。いくら思わぬギャラで払ったとはいえ、6万は痛い。6万円あれば、DVDレコーダーやMP3プレーヤーだって買えるのに。

「はぁーあ・・・」すっかり他人マシンとなったバイオと向き合って大きなため息。せっかくハードディスクに録画してた「トムとジェリー」も全て消えてしまった。また一から録画をやり直さないと。

今日は打ち合わせで忙しかったので、日記の更新は明日の夜になりそうだ。

2005年7月15日 (金)

映画「デッドゾーン」がTVシリーズに

クリストファー・ウォーケン演じる主人公は、自動車事故により「さわるだけで相手の過去や未来が見える」という特殊な能力を持ってしまう。エディ・マーフィとかが演じてたら「わーい超能力だラッキー!」とコメディ映画になるんだろうけど、なんと言っても主演は「苦悩の表情がぴったりのクリストファー・ウォーケン」。もう主人公はとことん不幸になっていく。まず事故で昏睡していた間に婚約者が去り、よかれと思って超能力を使えば、恐れられ孤立していく。これが切なくて、つらくて、どうにも泣けてくる。「デッド・ゾーン」は、ボクの中で「猛烈に泣ける切ない映画ベスト3」に入る名作だ。

そのデッド・ゾーンがTVシリーズになって復活した。CSで第1話と第2話をみたが、これが映画の雰囲気をうまく出していて、もう切ない切ない。原作と違うアレンジもあるが、やはり最後は悲劇に突き進むしかないんだろうなぁと思うと、それだけで泣けてくる。あー・・・たまらんドラマが始まったよ。

2005年7月14日 (木)

トイレ完全復活(今日やったこと)

壊れていたレバーも純正部品になった(6月29日の日記を)。あとは水流が弱いことを解決するだけ。マンションの一番上だから弱いのかと諦めていたが、ちょうど公演も終わって暇だし(あ、原稿はあるけど、ほら、そんな「一日中机の前」って訳にもいかないしねぇ・・・)、で、思い切って水道管をはずして水流を調べることに。

まずは元栓を閉めて、ブロックごとのパイプを全て外す。次にタオルを床に敷き詰めた上で(下の階に水が漏ったら大変でしょ)、元栓をゆっくり開く。すると、かなりの勢いで水が出てきた。どうやら水流が弱いのが原因ではないらしい。

となると、あとはパイプの問題。案の定、タンクとつなぐL型パイプが詰まっていたことが判明。中をきれいにしてつなぎ直したら、チョロチョロとしか出ていなかった水が、かなり勢いよく出るようになった。

こうして、半日がかりの作業の末ついにトイレが完全復活した・・・って、何の日記だこれ?

2005年7月13日 (水)

次はパルコだ!

プロデューサーからパルコのHPで告知が始まったとの知らせが入る。これで気持ちがしっかり切り替わった。そう、なんと言っても次は、地方劇団が初登場のパルコなのだ!よっしゃー燃えてきたー!(と言うか、ずっと燃えてるし)。うれしいことに、HPでギンギラDVDの販売もしてくれるとのこと。東京公演のチラシももうすぐ出来上がるし、いよいよだ。DVDと言えば、さかえ屋に続いて、ひよ子でも販売されることが決定している。

自分たちの活動が、色んな方々の協力でどんどん広がっていく。表現者としてこんなに幸せなことはない。

2005年7月12日 (火)

マシンはなくても

原稿の締め切りはある。脚本を書くときは、まずは手書きのメモから始めるので、マシンの故障とは関係なく脚本作業。

今週でイベント2つの脚本を仕上げないといけないが、体の中からブレーキが無くなるのがつらくて、気がつくと長ゼリフを言っていたりする。

いつも芝居が終わったあとは抜け殻のようになってしまうが、今回は特に激しい。ブレーキだけでなく、元々の自分までゴッソリと持っていかれてしまったみたいな妙な感覚。

2005年7月11日 (月)

仕事する気満々だったけど

夜中まで騒いでいたのに朝早く目が覚める。「おじいちゃんじゃあるまいし・・・」とツッコミつつ、せっかく早起きしたんだから仕事をしようとパソコンの電源を入れる。公演で、色々たまっているし、今日からはしっかり切り替えないとやばい状況なのだ。

「さあ今日から働くぞー!」・・・ところが、いつまでたってもマシンが立ち上がらない。なんと、よりにもよってこのタイミングでマシンが壊れてしまったのだ!サポ-トに電話したら、「ハードディスクの故障だろうから引き取り修理になる。費用は7万ぐらいかかります」とのこと。これにはへこんだ。せっかく仕事をしようとしたやる気をそがれた上に予想外の出費だもの。

で、しょんぼりしてたら、制作の立石さんから「ギャラが入ります。7万円です」と電話がかかってきた。どう思うこれ?「不意の出費」と「不意のギャラ」が同じ金額なんて・・・損したような、してないような・・・いや、やっぱり損はしてるか。

この際、強制的に休養をとれってことだなと、かなり都合のいい解釈をすることにした。せっかく日記を更新しようと思っていたが、更新はマシンが戻ってくる週末になりそう。

大塚ムネトの不定期日記