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2005年7月26日 (火)

自販機戦争

今日の「ガイアの夜明け」は自販機業界の内幕。現在、全国で282万台の自販機があり、そのうちコカコーラの自販機が86万台を占め、残りを各メーカーがしのぎを削っていると言う状況らしい。過当競争を乗り切るべく、各メーカーが考えるあの手この手を紹介していた。

たとえば、人通りの少ない小道に何故かズラリと並ぶ自販機。狙いは近くにあるビル工事の現場作業員。ボクの父親が建築業だったのでよくわかるが、現場では、朝の始業前、10時頃、昼飯時、午後3時、終業後と、少なくとも5回はホッとする時間がある。そのたびに売れるんだから、そりゃ儲かるよなぁ。これは期間限定で利益を上げるかなり割り切った作戦。

たとえばタクシーの休憩所にある自販機。タクシーは冷房がきついので、夏でも「体が冷えた運転手のため」にホットコーヒーを用意しているとのこと。で、見事これが売れている。

ほかにも番組では、100円自販機などの価格破壊の様子や、メーカーの枠を超え売れ線の商品を集めた「合体自販機」を展開する新たなビジネスなどを紹介していた。僕らが払う120円のために、こんなにも熱い戦いが繰り広げられているのだ。

毎週欠かさず見ているが、いつもながらこの番組は面白い。

大塚ムネトの不定期日記