« 2005年7月 | メイン | 2005年9月 »

2005年8月

2005年8月21日 (日)

「知る」を楽しむ

来春の新作用資料に目を通す。まだまだ足りないが、それでもだいぶ「業界の世界観」が出来てきた。1つ知るごとに「おお、こんな事実があるなんて、これは場面にしたら面白いぞ!」とワクワクする。今はまだ下調べの段階だが、この段階でこんなにワクワクしたのは初めてじゃないかな。

もちろん「作りたい物語のイメージ」はあるので、「勝手に想像していた世界」と「事実」をすりあわせながら、さらなる物語を考える。早くも「具体的なセリフを喋るキャラ」も生まれ、セリフメモも溜まり始めているので先が楽しみ。

下調べがすんだら、次は現場の方への取材。この感じだと「思わぬ出会い」がありそうだ。

2005年8月20日 (土)

ポスター

初めての方にも内容がわかるように、あえて3月と同じデザインでいくことに。ただ告知情報が増えるのでレイアウトを調整して「下側の黒帯部分」を増やす。さてさて、限られたスペースに、どう「今回のリベンジへの想い」を書こうかなぁ・・・。

チラシ同様「日記を引用したやつ」、「情報だけの一番シンプルなやつ」など、いくつかのパターンを制作。入稿は来週水曜日なのでしばらく考えよう。

2005年8月19日 (金)

詳しくはシアターガイドを

シアターガイドから「東京公演が終わった後にアフタートークをしませんか」との企画提案があった。ボクも、お客様の声を聞きたいと思ってたところなのでちょうど良い。

シアターガイドと言えば、9月号の最初にギンギラの一面広告が出ている。パルコ版のチラシがベースのかなり強烈なやつ。これ痛快。

2005年8月18日 (木)

稽古2日目

今日は後半の読み合わせ。5ヶ月ぶりなので感覚を思い出してもらいながら場面ごとに読む。終わった後はプロデューサーの堀さんと打ち合わせ。先週東京で受けた取材の原稿がぼちぼち出来上がってきているのでその校正など。

晩メシがてらだったこともあるが、校正から始まり、実務的なこと、更には来春新作の件まで、かなり長い間話していた。こうしてじっくり話すことで「公演に関する想い」をしっかり共有するのだ。

2005年8月17日 (水)

まだまだ終わらない

遂に「EP3 シスの復讐」を観る。映画館は、THXサウンド方式があるトリアス久山のユナイテッドシネマ(もちろんプレミアムシートで鑑賞)。諸々忙しくてずっと先送りになっていた「ご褒美」が遂に実現した。長かったなぁ・・・でも、一ヶ月近くお預けになっていたおかげで、ほぼ貸し切り状態で観ることが出来た。集中できて何より。中身については、気になる点も多々あったが、まあそんな欠点も含めて「全てを愛している映画」なのでよしとする。

一番怖かったのは、「はい、これでスターウォーズはおしまいです」と言われることだった。これについては、某誌のインタビュー記事で関係者が「次は赤ん坊のルークが青年に(つまりEP4の主人公として成長するまで)を描く100時間のTVシリーズを作る」と語っていたので、ホッとしている。ぜひ実現して欲しい。

2005年8月16日 (火)

稽古初日

今日からリベンジ公演の稽古がスタート。まずは初参加の彰田さん(劇団クレージーボーイズ)を紹介してから読み合わせ。彰田さんには昔から出てもらいたいと思っていたので、今回実現してとても嬉しい。

DM作業の時にいなかったメンバーもいたので、途中で情宣での手応えの話や、ものすごくワクワクする企画(まだ秘密)についてあらためて報告。みんなで大いに盛り上がる。

さあいよいよリベンジ公演だ!

2005年8月15日 (月)

来春の新作に向けて

すでに準備を始めている来春の新作に向けて、資料として買い込んでいた本を読みあさる。このところずっと忙しかったので、やっと時間がとれた(正確には、無理やり時間を作ったというか・・・でも、ここでやっておかないと間に合わないかもしれないので、仕方がないのだ)。

取り上げる業界はもう決めていて大まかなラインは決めているが、どう物語として切り取るかはまだ悩み中。なので、関係しそうな資料は(もしかしたら関係ないかもしれないモノまで含めて)全て目を通している。もう何冊読んだことか。こうやって情報に浸ることで、「思わぬ出会い」を求めているのだ。出来れば、物語全体を支配するような強烈な出会いを。

たとえば「翼をくださいっ」の場合。元々はスカイマークを主役に今の航空業界だけを描くつもりだった。それが雁ノ巣の資料に出会い、当時の話を聞き、ボロボロの格納庫を見た衝撃で「今と過去の両方を取り上げる作品」に仕上がった。

もちろん資料はあくまでも「その世界に飛び込む」スタートでしかない。資料を全て読んで情報に浸るのは、「物語を生み出すための第一歩」。で、ちゃんと世界を把握してから関係者へ取材を重ねて、さらに現場にも行く。物語が生まれるまでは、まだまだ遠い道のりなのだ。だから来春だからと言ってのんびりしていられない。

2005年8月14日 (日)

ついにデジタル化終了

仕事の合間にコツコツやっていたDVD化が全て終了。収録エピソードは全部で167話だった。一回3話で週5日の放送だったから、3ヶ月弱の間毎日帰ってたことになる。よく頑張ったよ。

資料によると放送されたエピソードは全部で189話なので22話たりないが、抜けているのは、どれもつまらない話ばかりで、実はテレビを録画しているときに「あえてカットしたやつ」だった。だから全然気にならない。

DVD-Rは1枚につき11話収録。ということは全部で16巻ということになる。ちゃんとメニュー画面で収録全タイトルをみれるようにして、もちろんケースのジャケットも作るつもり。それぞれに収録しているエピソ-ドの「一番お気に入り場面」を静止画で取り込んで印刷しようっと。

2005年8月13日 (土)

情宣の報告など

昨日の夜、福岡空港が大騒ぎだったことを今朝のニュースで知る。午前中は残っていた原稿に手をつけて(そう、東京に行く前に全部片づけられなかったのだ・・・トホホ)。午後からDM作業を手伝いに行く。東京での情宣について報告しながら夕方まで作業。

今日はナックスの福岡公演の日だが、東京行きの日程が読めなったのでボクはチケットを頼んでいなかった。こんな事ならボクの分も頼んでおけばよかったなぁ・・・ナックスの方は嘉穂公演を観に来てくれてるし、ボクも公演を観ておきたかった。仕方ないので、行くメンツに挨拶を頼むことに。

2005年8月12日 (金)

東京2日目

午前中半蔵門にあるチケットぴあの本社ビルへ。演劇担当の方と話してから、編集部に行って、お約束の「編集部に遊びに来ました!」的な写真を撮影。ついでに編集部の方々とたくさん記念写真も撮った。歓迎してくれるのは嬉しいね。

次は東京駅の近くのホテルで後藤ひろひと&山内圭哉の両氏と対談。こういう形で会うとはねぇとしばし感慨にふける。その後は丸の内の読売新聞社へ。

昨日からよく「物語は東京用にするんですか?」と聞かれるが、全てにボクは「いえ、福岡で、地元でやっている通りに上演します。」と宣言している。そりゃあ100%楽しめないかもしれないが、物語に流れる「福岡で必死に生きてきた方々の思い」は伝わるはず。

最後は、非・売れ線系ビーナスの田坂君経由で依頼があった取材を受ける。担当が田坂君と高校が一緒だったらしい。まあ、これも何かの縁でしょう。一緒に取材で来ていた子が芝居をやっているとのことで、色々話しているうちに「どうすればギンギラのようになれるんですか」みたいな話になった。ただひたすらに地元を追求してきた僕らの活動が、東京の若手たちにも刺激になっている事を知って、なんだか嬉しかった。

福岡に戻ったのは夜10時過ぎ(ちなみに帰りはJALだった)。楽しい2日間だったが体はヘトヘト。昨日に続き倒れるように寝る。

大塚ムネトの不定期日記