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2005年11月

2005年11月18日 (金)

同じミスはしない

キッカケの確認だけでなく、ドライアイスの流れ方もしっかりチェック。今回の芝居で「一番絵として観せたい場面」なので、気が散るような事態は何としても避けないと。空調、排気ともしっかり確認。

明日のツアー最終公演はきれいに締めくくるぞ!

2005年11月17日 (木)

エネルギー充填のもとは

昼過ぎに福岡にもどる。明日は朝から宗像で公演の準備。さすがに西鉄ホールから続いているので、体がきつい。今日はゆっくり家で過ごして明日からの宗像に備える。

あさっての宗像でいよいよツアーが終了だなぁ。

最終公演を前に、これまでのアンケートに目を通す。お客様からの言葉が(もちろん、苦言も含めて)新たなエネルギーとなる。うなずいたり、反省したりしながらじっくり読んでから寝た。

2005年11月16日 (水)

涙ぐむ

YS-11がドライアイスの雲の中を飛ぶ場面で、客席に予想以上のドライアイスが流れてしまい、一番前のお客様が芝居に集中出来ないという事態が起きてしまった。せっかく大盛り上がりで楽しく観てくれていたのに・・・。終わった後の挨拶で、まず真っ先に一番前のお客様にお詫び「ごめんね、けむかったでしょう・・・」。会場からは「いいんだよ」と言わんばかりに暖かい笑い声が。ハプニングとはいえ、申し訳ない気持ちだったのでこの笑い声で救われた。さらに一番前のお客様から「大丈夫だよ!」とかけ声が!もうダメだった。このかけ声で感極まってしまい、思わず涙ぐんでしまった。

本当にいいお客様ばかりだった。ぜひまた大分で上演して、名誉挽回したいと思う。

バラシはちょっとへこんでいたが、打ち上げまで引きずると、みんなも寂しいだろうし、何よりせっかく許してくれたお客様に申し訳ない。呼んでくれた担当の方や、関係者の方に感謝を込めて、大いに騒ぐ。

2005年11月15日 (火)

大分へ

博多駅に集合してJRで大分へ向かう。彰田さんが隣の席だったので、振り返ったりしながら色々話す。彰田さんには前々から出てもらいたいと思っていたのでこうして実現したことが嬉しいとか。しかし、昨日からどうも振り返りモードになっているなぁ。まあ、全力でやり遂げた「勝利の余韻」に浸りたいということで。

昼過ぎに大分について、まずは昼飯。やはり「とりの天ぷらだろう」と、近くの食堂でとり天定食を食べる。うん、うまい!まずはホテルで荷物を置いてから会場のコンパルホールへ。今日は泊まりなのでスケジュールも余裕。

大分の担当の方は「いよいよね」と、嬉しそうにケイタリングを色々用意してくれている。軽食に、お菓子に、果物などなど。出来る限りのおもてなしをしようとしてくれているのだ。

夜はいくつかのグループに分かれて食事。役者チームは、まるで「千と千尋の神隠しに出てきた湯屋」のような店へ。大分名物を色々頼んでみんなで楽しむ。なんだか食べてばっかりで太りそう。

2005年11月14日 (月)

振り返りから前向きへ

昼から西日本新聞社で取材。取材の記者さんもボクらの成功を喜んでくれていて、その様子が嬉しくてかなり長話。

終わった後は堀さん、彦さんとボクでお茶する。ちょっと早いけど、振り返りモードへ。まったりしたまま終わるかなと思っていたら、堀さんから「で、4月は・・・」と、しっかり次の話が。さすがプロデュサーだなぁ。

書き進めている内容と、演出でやりたい構想などを話し、気分はすっかり4月公演へ。

2005年11月13日 (日)

まだ大分・宗像があるけど

まさかの地震で有無を言わさず外に出されて、閉鎖されたビルをただ見つめるしかなかった、ショックで立ちつくしていた20日。余震を恐れて中止にしたが、結局余震はなくて「でも地震があってたら取り返しがつかないから仕方がないんだ」と自分に言い聞かせ、無念な気持ちで撤収した21日。

まだ大分・宗像があるけど、ついにリベンジが出来たことに胸がいっぱいになる。

打ち上げは「かりん塔」。本当は休みだったところをワガママ言って店を開けてもらった。大将には申し訳なかったけど、この店で決意表明したから、何としてもこの店で祝いたかったのだ。いつもは乾杯で想いを喋るけど、今日はすぐに乾杯。だって、あえて語らなくても、もうみんな気持ちは伝わっているし。

おいしい酒だった。

2005年11月12日 (土)

アフタートークに向けて

今日の夜と明日は終わった後にトークコーナーがある。で、喋る前に「バス軍団東京に行く」と題したスライドショーをおまけで上演することにしている。ゲン、荘太、慎一郎の3人が、東京までの道中をずっとバスキャラで通した「おバカ写真の数々」を御披露目するのだ。ボクが演出して、プロの彦さんに撮ってもらった「本格おバカ写真」は、力が入りすぎて、なんと200枚以上!そういえばボクも彦さんも、もちろんバスの3人も汗だらけになりながら熱中して撮影していたっけ。

「おバカに全力ギンギラ太陽’s」なのだ!

一番効果的に笑えるように写真を厳選し、構成しなおす。まずは出演者のみんなに見せて、さらに修正。

今日の昼も出だしはちょっと緊張感。初めてのお客様が多いからということはわかっているので、気にせずどんどん巻き込んでいく。すぐに会場全体が盛り上がってきた。

夕方にパルコの大竹さんが到着。スケジュールを調整して北海道から駆けつけてくれたのだ。昨日の谷やんといい、本当に嬉しい。大竹さんには夜のトークにゲストで出演してもらった。夜は真っ先に売り切れていた回なのでお馴染みのお客様が多い。気持ちよくボクらをのせてくれるので、逆に浮かれすぎないようにしっかり演じる。トークコーナーもみんな喜んでくれていた。スライドも大爆笑だったよ。 

2005年11月11日 (金)

初日「あれ、ここはパルコ?」

まずは開場時間にバス軍団で飛び出す。なんだか会場の様子がいつもと違う。それなりに盛り上がっているのだが、何か違う。まるでパルコで飛び出した時のような微妙な緊張感が客席にある。「あれ?ここはパルコか?」と、ちょっと不思議な感覚を持ちながら本番へ。

でもはじまってみればいつもの調子でどんどん盛り上がってくる。東京では(知らないから当然だけど)シーンとしていた初っぱなの人工島の場面も客席は大喜び。これは演じていた荘太も嬉しかったろう。

さて出だしの緊張感だが、アンケートを見て納得。今日は「初めてギンギラを観る新規のお客様」がほとんどだったのだ。どうやら「何がはじまるんだろう」と言う緊張感だったみたい。

終わった後は初日乾杯。東京まで密着してくれた記者さんなど関係者も多数。わざわざパルコからも谷やんも駆けつけてくれた。「やっぱり本場福岡のギンギラを観ないと」と笑顔の谷やんにみんな大喜び。だって一緒に戦った仲間だもんね。

みんなが楽しそうに飲んでいる姿を見ているのが最高に嬉しくて気持ちよかった。3月21日の「打ち上げ改め、残念会改め、決意の会」で宣言した「必ずリベンジするから、新たな伝説作るから」と言う約束を達成出来たことが嬉しかったのだ。半分以上は別の劇団から成り立っているユニットに近い集団だけど、災害を、東京を乗り切った、このメンバーの結束は劇団以上ではないだろうか。

2時間ぐらいで解散して、その後は堀さん、谷やん、ボクの3人で飲む。まずは色々と作戦会議をして、気持ちよく酔っぱらう。

2005年11月10日 (木)

さあいよいよリベンジ!

朝9時に集合し西鉄ホールへ。午前中で舞台と照明の仕込みをして午後から立ち位置の確認など。事前に細かく打ち合わせもしているし、パルコからそんなに日も経っていないので、細かいキッカケ合わせは無し。

3月から演じているし、なにより東京を乗り切ったメンバーなので、ボクも安心している。

舞台が出来上がるにつれて、いよいよリベンジがはじまるのだなぁと気合が入ってくる。おかげさまでチケットも全て完売。さあ後は、存分に暴れるだけだ。

大塚ムネトの不定期日記