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2005年11月28日 (月)

筑紫車両基地へ

600形電車に会いに筑紫車両基地へ。まずは長年整備を担当している方に取材。その方の話では、「600形電車は、当時としては画期的な電子制御の電車で、冷房を初めてつけたのもこの電車だった」とのこと。高度経済成長で一気に増えたお客様を運ぶために、本当に頑張って走った電車なんだって。

まだまだ十分役に立つそうだけど、今は朝夕のラッシュ時に手伝いとして走るぐらいで、1日のほとんどを基地で過ごしているらしい。車両基地の奥で休んでいる姿を見つけた時はちょっと切なくなってしまったよ・・・。でも、嬉しい話も聞くことが出来た。600形は通勤電車としては引退が決まったが、事故の時に電車を助けに行く「救援車」として2両が残るとのこと。

「電車を見守る長老」としてこれからも活躍することを聞いてホッとした。

大塚ムネトの不定期日記