コンビニが全てを飲み込んだ!
セブン&アイ・ホールディングス(セブンイレブンとイトーヨーカ堂)とミレニアムリテイリング(西武百貨店とそごう)が経営統合を発表。コンビニ・スーパー・百貨店が一つになって流通再編が起きようとしているのだ!セブンがミレニアムを買収するので、「コンビニが百貨店を飲み込む下克上か?」なんて記事を載せてる新聞もある。
なぜ下克上かといえば、流通の形態としては一番新しいコンビニが老舗の百貨店を買収するから。まあ、セブンイレブンの場合は、親会社だったイトーヨーカ堂よりも力を持っているから2度目の下克上ということか・・・それとも、親と一緒に強くなるんだから、この場合は親孝行で良いのかな。
この統合により、小売り売り上げ日本一となる。これは面白いことになった。
優秀とはいえ、スーパーもひところのような勢いはなくなっている。百貨店だってそう。一番稼ぎ頭のコンビニも今や飽和状態となって「新たなスタイル」が求められている。さて、この統合で、どんなスタイルの店が誕生するだろうか?さらには、この統合で一位の座を奪われたイオングループも黙っていないはず。
産業再生機構からいずれ離れるダイエーがキーマンになるかもしれない。ああ・・・目が離せない。