まるで事務所のように
先週受けた取材の写真撮りを、行きつけのエスニックレストラン「ジャンジャン」にたのむ。パパさんママさんの快諾を得て撮影は順調に進んだ。途中、相手を呼んで別件の打ち合わせまでさせてもらい、すっかり自分の事務所気分。
ちょうどランチと夜の営業の間だったので、諸々終わったあとはパパさんママさんと一緒に食事。
午後をのんびり贅沢に過ごす。
先週受けた取材の写真撮りを、行きつけのエスニックレストラン「ジャンジャン」にたのむ。パパさんママさんの快諾を得て撮影は順調に進んだ。途中、相手を呼んで別件の打ち合わせまでさせてもらい、すっかり自分の事務所気分。
ちょうどランチと夜の営業の間だったので、諸々終わったあとはパパさんママさんと一緒に食事。
午後をのんびり贅沢に過ごす。
今日の全国版にギンギラの特集記事が出ている。5月16日の日記にも書いたように、ギンギラを観て気に入ってくれた記者さんの力作記事。ギンギラのことを見事にまとめてくれているのが本当に嬉しい。
あと「流通新聞」というのも楽しいところ。その名の通り流通業界の方が多く読んでいる新聞なので、ギンギラでお馴染みの各方面から「記事を見たよ」との連絡がある。どの方も自分の事のように記事を喜んでくれていた。これまた嬉しい。
大好きな筑紫車両基地へ。今回は「電車をきれいにしよう!」と題して、車両の清掃を取材。ガソリンスタンドにある洗車機をでっかくしたような「電車専用洗車機」が動くところを見学して、実際に車内の清掃を体験する。
ベテラン清掃員の方に指導してもらいながらの作業だったが、一両きれいにするだけでヘトヘトになってしまった。
昼から嘉穂工業高校演劇部顧問の福田先生と会う。嘉穂劇場で上演したひよ子侍の時に会って以来、毎年「県大会の審査員を」と頼まれているのだが、いつも公演と重なり実現していなかった。今回は「審査員が無理なら夏の講演会を」との事で、食事をしながら打ち合わせ。
引き続き岩田屋で「70周年イベント」について相談。
終わったあとはイムズで開催中の「造型と映像の魔術師シュヴァンクマイエル展」を見に行く。タブーお構いなしの作品が楽しい。大好きな世界。
NTRの柴山さんが公演に連れてきたことがキッカケで、地元出版社「石風社」の方と連絡を取り合うようになった。で、「ぜひ読んでください」ということで出版している本5冊が届く。どれも地元にこだわった面白い本ばかりだったが、中でも嬉しかったのが昭和58年発行の「ユニード労働組合20年史」。この本は関係者のみに配られた非売品という超一級の資料。ユニードの資料はほとんど残っていないので、これはありがたかった。公演を観て気に入ってくれた方が資料を持っているなんて、きっと縁なんだろうなぁ。
石風社の藤村さんありがとうございます。
夕方から西鉄ホールで中村さんと打ち合わせ。秋のこと、そのあとのこと、さらにそのあとの超面白企画の打ち合わせなど(ちょっとまだ秘密)。
夜はARASHI稽古。役者は楽し。
いくら引きこもり大好きのボクでも、公演が続き「劇場、稽古場、部屋」と生活が室内ばかりなのでガイアが足りていない。ギガに登山部があると聞いて、即入部を決意。今日は第一回目の活動日で西の十坊山(これでトンボ山と読む)に登るはずだったが、雨のため無念の中止に。で、夕方から歓迎会ということで飲むことにした。
ギガ舞監のさやかちゃん(部長)、モズ(副部長)とボク(一番下っ端新入部員)の3人で大騒ぎ。ジャンジャンに連れて行って、カラオケで熱唱して、最後は屋台。「登る気満々だったエネルギー」を騒いで使い果たす。
下ネタじゃないよ。ARASHI稽古での話。今日は脚本の一部を使って「セリフは脚本に添いつつ、でも出来るだけ脚本の世界から離れたことをエチュード的に作ってみて」というお題が出た。なんと挑戦しがいがあるお題だろうと、役者としての想像力が問われる事にワクワクするボク。難しすぎて楽しいぞ。
「3人で背中合わせにくっついて1行ずつセリフを言ってみようか」とか、「全然関係ない設定で喋ってみよう」とか色々案が出たが、「ラストシーンから逆にセリフを言ってみよう」という菊沢君の案が一番強烈だった。もう訳がわからなくて面白すぎる。
で、「一行ずつはちゃんと読むけど、ラストシーンから逆に読む」事だけ決めて、最後のト書き「3人で肩を組んで去る」というところから逆回転でスタート。あとは即興でやりとり。不思議なことにきちんと成立する瞬間があったりして、やっていて驚く。
ARASHIの稽古場は毎回新鮮。楽しすぎて終わったあとはいつもヘトヘトになっている。はしゃぎ過ぎかな。
秋の開店70周年を記念して、ギンギラで何かできないかと相談を受けている。今日は岩田屋にて打ち合わせ。こういう大切なイベントに声をかけてもらえるなんて光栄。普段、ボクらの活動を許してくれていることへの恩返しのチャンスなので、ボクも気合が入っている。
パルコ公演で東京に行った時に、各マスコミの方に「実名で企業が登場する芝居なんて、東京では絶対許さないだろう」といわれたが、普通はそうだよね。いつも書くけど、怒るどころか、面白がってイベントを一緒にやろうと言ってくれるなんて、本当に福岡の地元企業は懐が深いと思う。
昼からピクニック事務所にて日経流通新聞の取材を受ける。三国志を観て気に入ってくれた方で、全国版で記事を書きたいとのこと。観てくれた方が行動を起こしてくれるのは表現者としてとても幸せなこと。お客様がブログに書いてくれたり、口コミで広めてくれることもそう。
この信頼関係がボクの創作の支えになっている。
取材の終わりがけに、6月公演のマスコミ周りで来福していた、きららの池田さん、宗さんと客演する中村タクジが事務所に挨拶に来る。みんなでしばらく芝居談義。
夕方から西日本新聞会館で「社史を通して、企業を知る ~市民に愛される企業とは?」と題したトークライブに出演。脚本を書く時の資料として社史は欠かせないので、その話など。終わったあとは関係者と打ち上げ。参加していた企業の方々から「うちの社史を差し上げますから、芝居にしてくださいね」と声をかけられる。
ギンギラの活動を理解してもらえて嬉しい。