後ろからやってみる
下ネタじゃないよ。ARASHI稽古での話。今日は脚本の一部を使って「セリフは脚本に添いつつ、でも出来るだけ脚本の世界から離れたことをエチュード的に作ってみて」というお題が出た。なんと挑戦しがいがあるお題だろうと、役者としての想像力が問われる事にワクワクするボク。難しすぎて楽しいぞ。
「3人で背中合わせにくっついて1行ずつセリフを言ってみようか」とか、「全然関係ない設定で喋ってみよう」とか色々案が出たが、「ラストシーンから逆にセリフを言ってみよう」という菊沢君の案が一番強烈だった。もう訳がわからなくて面白すぎる。
で、「一行ずつはちゃんと読むけど、ラストシーンから逆に読む」事だけ決めて、最後のト書き「3人で肩を組んで去る」というところから逆回転でスタート。あとは即興でやりとり。不思議なことにきちんと成立する瞬間があったりして、やっていて驚く。
ARASHIの稽古場は毎回新鮮。楽しすぎて終わったあとはいつもヘトヘトになっている。はしゃぎ過ぎかな。