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2006年10月14日 (土)

まさかの大幅描き直し

昨日の夜からの書き直しは朝方までに終了。残せる設定は・・・と思いつつベストを目指して作業をしていたら半分以上変更となった。問題は今日1日しか稽古時間がないこと。まずは一番変更が多かった主役の2人、立石さんとコガキョに電話で相談。さすがに早朝5時に電話はあんまりなので、9時過ぎまで待って電話をかける。2人とも、「脚本書きなおしたんだけど・・」というボクの言葉で思いっきり目が覚めたようだった。そりゃそうだ。だって本番明日だもんね。

で、2人に変更理由を説明して、「一番変更が多いのが2人のパートだから、まず2人の意見が聞きたい。変更の良さを感じなければ元のまま上演するから」と伝えて、FAXでおくった脚本を読んでもらう。2人共セリフの覚え直しが大変だが、その苦労を考えても新しい方がいいと納得してくれた。そのあと出演者全員に電話をかけて説明。いきなり稽古場で渡すのはあんまりだと思ったのだ。

朝のうちに連絡をまわし、渡せる役者には脚本をFAXで送っていたこともあって、夜の稽古ではほとんどの役者がセリフをすでに覚えてくれていた。一番大変な立石さんとコガキョの2人が気合でセリフを入れてきていたのには感動。もともと弱いところを解決するための書き直しなので、今日1日だけの稽古で完成度の高い作品に仕上がったよ。

感動といえば、昼過ぎに別件で電話したソウタが、急きょ変更になった作品用の小道具調達から、かぶりモノ製作まで手伝ってくれたこと。イベントには出演せず、もともとは休みだったのに、バリバリの活躍。

みんな本当に頼りになる。

大塚ムネトの不定期日記