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2007年1月31日 (水)

同じ出来事のハズなのに

「中国に日本の技術で新幹線が誕生した」と報道があった。あるテレビ局と系列新聞は「反日感情を恐れて、中国は日本の技術と言っていない」と伝え、「ドイツ製ですか?」と日本製であることを知らない乗客のコメントを掲載している。まるで、新幹線の誕生を喜んでいると言うよりは、水を差すような伝え方。

別のテレビ局と系列新聞は、全体的に歓迎ムード。中国が反日感情を恐れていることには触れず、乗客のコメントも「日本製でいいですね・・」と笑顔。

同じ出来事なのに、この差は何だ。明らかにある局は賛成である局は懐疑的って事だよね。この切り取り方は怖くなった。だって全然印象が変わってくるし。

これと同じようなことが、1月10日のスターフライヤーに関する新聞報道でもあった。同じデータを元にしているのに、ある新聞は「年末の上京便低迷」で、別の新聞は「スターフライヤー健闘」と、印象が全然違う見出し。

ネットの功罪はあるが、こう言う時に広く情報を収集出来るのはいい。

大塚ムネトの不定期日記