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2007年2月26日 (月)

警官と暗殺者はどこまでも

今日放送のカンブリア宮殿は、劇画家のさいとうたかおがゲスト。番組では、39年間という「日本最長連載記録」を誇るゴルゴ13を生み出す裏側を紹介していた。自分で出版社を作り、絵を書くスタッフは、武器専門、背景専門、脇役専門など完全分業制。脚本家が10人以上いるというのには驚いた。確かにゴルゴの最後のページには、ずらっとスタッフ名が入っているもんね。

番組で「ゴルゴの最終回はあるのか?」という質問には、「連載した当初は10回程度で終わる予定だったので最後も出来ている」との答え。それにしても人気に支えられているとは言え39年間も連載を続けるとはすごい。ロングランを支えているのは、脚本家達が提案する世界で、「ゴルゴをどう行動させるか」を毎回楽しんでいるからなのかなと思う。

70歳でますます元気なさいとうたかお。漫画家が集まるパーティで、「こちら葛飾区亀有公園前派出所(以下「こち亀」)」の秋本治が、自分は警察漫画なのでこの先もずっとゴルゴを追いかけたい・・・なんて笑ってたけど、こち亀も30年以上連載と、本当にあとを追いかけているからすごいよなぁ。

大塚ムネトの不定期日記