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2007年6月

2007年6月30日 (土)

なんと全面広告に登場!

予告していた「西日本新聞朝刊にビックリする形で登場」というのは、都心界(天神エリアの店で作っている会)の全面広告のことでした。もう見てくれたかな?新聞見開き全面にフルカラーでズラリと並んでいるキャラたち。ほとんどポスターサイズの大迫力。この広告が九州・山口エリアの西日本新聞に掲載されているのだ!

都心界が合同で広告を出すのは今回が初の試み。その記念すべき第1弾にボクらが選ばれるなんてホント光栄。ギンギラ10周年のとても良い記念になった。

次は7月13日発売の九州ウォーカー別冊の表紙に登場するよ!

2007年6月28日 (木)

キリストの棺

CSのディスカバリーチャンネルで、「キリストの棺」を見る。棺を発見するまでの冒険番組かと思っていたら、すでに見つかっている棺の検証番組だった。キリストの棺が見つかっていたならもっと大騒ぎになっていそうだけど、「この手の名が刻まれた棺はたくさん見つかっていて、キリストの名があるからと言って本物なはずがない」と、誰も信じていなかったらしい。番組は、同じ墓から見つかった他の棺の名を解読し、どれもイエス・キリストに縁がある名前だったことから本物ではないかと仮説を立てる。さらに番組は、「息子ユダ」と刻まれた棺を見つけたと続く。

この番組を見て、ナショナル・ジオグラフィック日本版の「ユダの福音書が見つかった」という記事を思い出した。発見された福音書には、裏切り者と言われているユダこそがイエスの一番弟子と書かれていたとのこと。

息子なら一番弟子もあり得るよなぁ・・・。ちょっと強引な番組だったけど、ともかく色々想像して楽しく見た。

2007年6月25日 (月)

ピタゴラ装置と脚本

煮詰まると読んでいるのが、「ピタゴラ装置DVDブック2(小学館2,940円)」。この本は、ピタゴラスイッチに登場したピタゴラ装置の映像を集めたDVDと解説本のセット。収録されている装置は全部で32。あっという間に終わる装置もあれば、ハラハラがずっと続く装置もあって何度見ても飽きない。

DVDで1つ装置を見て、本をひろげて全体写真を見て、さらにパートごとの解説を読む。所々に製作者のコメントもあり、「ある装置では失敗が続き、あと3回で出来なかったら諦めようと話した3回目に成功した」なんて裏側も楽しめる本。「へー」と本を読んだあと、また映像を見て楽しめる。

スタートしたビー玉が、時に数が増え、別のモノに変わり、思わぬ力を借りて予想外の動きをする。一度転がり出すとゴールまで全然予想出来ない。そして最後の瞬間に感動する。

短いけれど見事なエンターテインメント。

この本のあとがき、「ビー玉は、ちっともうまく転がってくれない」と言う文章も良かった。その締めくくりにはこう書かれている。

「想像の自由さ」が本当にその素晴らしさを発揮するのは、思い通りにならない現実からの逃避先が示されている時ではなく、「現実の不自由さ」を打破するパラダイムがその中に示された時だと思います。(本の後書きより抜粋)

ボクもそう思う。

2007年6月23日 (土)

脚本執筆中

現在11月の嘉穂用脚本を執筆中。今月中に第一稿を書き上げるべく奮闘している。去年の秋から同時進行で準備をしていたので、あとはただひたすら書くのみ。第一稿の前半は5月中に書き、コアメンバーとプロデューサー陣には渡した。その感想をふまえ、前半を書き直しつつ後半を書く日々。

ゴールデンウィーク明けからすぐに取りかかるという、今までにない早い進行で作業中。と言うか、「早く仕上げるのだ」という決意での進行。

5月、6月は脚本をひたすら書いている。まず11月の嘉穂公演脚本、8月に宗像で再演が決まった「遊園地3兄弟」の追加場面、キャナルの野外ステージ用イベント脚本(ついにキャナルにギンギラ登場!)、あと某局の番組企画。何しろ10周年、バリバリ頑張るのだ!

2007年6月20日 (水)

30日の西日本新聞朝刊をお見逃しなく!

今日は夕方から撮影。ある広告企画にギンギラ太陽’sが選ばれたのだ。詳しいことは当日のお楽しみなので書けないが、30日の朝刊を見たら、きっとビックリするよ!撮影しているボクらやスタッフもビックリしてるぐらいだから。

30日の西日本新聞朝刊をお見逃しなく!

10周年の今年は、公演、広告、イベントなど企画が続々決まっている。まずは30日の朝刊。次は7月13日発売の九州ウォーカー別冊の表紙に登場(この情報については、すでに書店に広告も出ているので知っている方も多いかも)。芝居だけでも4つの企画が進行中。

おかげさまで10周年記念公演への反響も大きい。現在発売中の日経エンタテインメントやシアターガイドにも4月公演についての記事が出ている。アンケートもいまだに届いている。わざわざ切手を貼ってポストに投函してくれているわけで、本当にありがたい。

今年で10周年。色々あったけど、こうして「表現する側のボクら」と「受け取ってくれるお客様」の間に幸せな関係が出来ているのが最高の支えだ。

ホームページの更新をもっと頻繁にしなければと反省し、まずはこの日記から更新。

※今後の情報、4月公演の全体記念写真などは、今月中に公開出来るよう作業中です。 

2007年6月19日 (火)

真っ赤な月だろうけど・・・・

今日は福岡大空襲があった日。昭和20年の今日、空襲で1000人以上の方が犠牲になったと言われている。驚いたのが、正確な被害状況が調査されないまま今にいたっているということ。自分たちの街に起きた悲劇をしっかり記録していないとは信じられないが、戦争末期の混乱の中では仕方がなかったのかもしれない。

空襲が始まったと言われている時間は22時30分。毎年、この日のこの時間は、空を見上げている。同じ時間に雨が降り出し驚いたこともあった(2002年6月19日の日記を)。

今日は一日原稿を書いていたが、夕方ぐらいからそわそわして進まなくなってしまった。仕方ないので空襲の記録本を読んだり、天神開拓史を読み返したりして時間を過ごす。そしていよいよ22時30分。今年もベランダから空を見た。「そうか・・・今年は雨は降らなかったか・・・」と、また部屋に戻ろうとしたら不思議な光景が目に入った。天神方向の空に「立て細い赤い光」が現れたのだ。多分真っ赤に染まった月が雲に隠れて「偶然生まれた風景」なんだろうけど、その赤い筋は、空から降る焼夷弾をイメージさせた。

地元を題材にした芝居を作る表現者として、これからもずっと語り継がなければと今年も気合が入った。

大塚ムネトの不定期日記