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2007年11月23日 (金)

ホールブラザースの芝居を観る

しがないタクシーの運転手が初恋の女性を乗せたところからドラマがはじまる。真っ白な衣裳を着た役者達がスクリーンとなって、そこに街の景色を映し出す。平面ではないので映像がデコボコになるのだが、それがまた空虚な感じで良い。そこまで主人公を追いつめるかと、徹底的に心の弱さ、世の無常を描いていた。

より物語の重さを引き立たせるために笑える場面を入れたら、「感情の揺り幅」が大きくなるのでは・・・と、老獪なボクは思った。

終わった後は幸田君と飲む。色々話して楽しかった。聞かれたことには赤裸々に答えたよ。

大塚ムネトの不定期日記