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西日本新聞の取材。紙面で「銀河鉄道９９９」を紹介するのでコメントをと頼まれたのだ。翼のパンフを見て、ボクが松本零士の大ファンだという事を知ったらしい。もう大喜びで引き受ける。こういう取材は大歓迎。いくらでも話しますよ。
取材のあとはタワーレコードで「トゥモローワールド」のサントラを買う。挿入ロック集ではなく、ジョン・タヴナーのオリジナルスコアのほう。この映画ちょっとかわいそうなのがＳＦアクションと紹介されてしまった事。とても味わい深いしみじみとした映画なのに。
夜はラジオに電話出演。１０分ぐらい東京公演の事などを話す。出演お礼にもつ鍋セットを送ってくれるとの事。
コラムも書き上げたし、今日で公演が終わったあとのバタバタもようやく落ち着いた。しばらくはこの１０年を振り返ってのんびりしたいと思う。
お馴染み「まねきねこさん」のＨＰ（http://homepage1.nifty.com/mneko/index.htm）にギンギラの感想がアップされている。お気に入りにも加えてもらったようで嬉しい。
いつもありがとうございます。
午後から雁ノ巣レクリエーションセンターへ。雁ノ巣さんに東京公演の報告をしに行ったのだ。途中鉄塔の上をスカイマークが飛んでいったりして、まるで芝居の一場面だと大喜びする。
スカイマークと雁ノ巣さんの芝居を作ろうとしてちょうど１０年。ギンギラが東京地方公演をし、雁ノ巣さんが生まれ変わりと、こんな展開になるなんて思いもしなかった。「お互いビックリですよね」と雁ノ巣さん話しかけたよ。
夕方からはＮＨＫで番組の打ち合わせ。収録は今週１９日との事。危なかった・・・危うくフラフラと旅に出るところだったよ・・・。１０周年スペシャルとして、去年からずっと忙しかったから、すべてが終わった開放感でゆるみっぱなしなのだ。
でも、コラム締め切り、収録など色々ありそう。
なんと今日は、当日券が７０枚以上でているとのこと。２日目は１０枚ぐらいだった当日券が、日々増えていき、ついに楽日の今日は７０枚を超えた。制作チームも「こんなに当日券がでるのは初めてだ」と大喜び。その喜んでいる制作チームを見てボクも嬉しくなる。ホント宣伝頑張ってくれたし。みんなお疲れでした。
役者たちも疲れがたまっているはずだが、最後という事もあり気合いは十分。袖で見ていたがどの場面もよかった。「役者たちもよく頑張ってくれたなぁ」と、芝居が終わらないうちからしみじみしてしまったよ。
最終動員は３５１１人。たくさんのご来場まことにありがとうございました。
日々、新しいお客様との出会いが続いているが、連休に入ってからは、福岡から駆けつけてくれたお客様も多数。開演前に客席でバス軍団が暴れているときに「福岡から来たよ」と声をかけてくれる。こっちも「ありがとう！観ててくれよ、いつも通りやるからな」とキャラで応じて笑いあう。ホントうれしい。
本編の最初に、地元では「つかみネタ」となる人工島が登場する。もちろん福岡では大爆笑の場面。当然、事情を知らない東京では笑いが起きない。この人工島への反応で、その日の福岡認知度（福岡からのお客様率ともいえるかも）がわかる。
きょうは今までで一番笑いが起きた。ああやはり駆けつけてくれたお客様が多いのだと実感。さらに、アンケートを見ると、「自分は東京だけど、福岡の友達から連絡が来て行けと薦められた」など、来れないまでも援護支援をしてくれている方も多数。
みんなありがとう！
地元の応援だけでなく、制作からの話だと、日々当日券も増えているとの事。アンケートには友達に勧められてとある。そう、一度見た東京のお客様が早速口コミで情報を広げてくれているのだ。口コミで動員が増える・・・ボクは、この口コミこそが一番強力で、そして正しいお客様の増え方だと思っている。それが日々実現しているので制作一同も大喜び。
さあいよいよ明日は楽日だ！
朝１０時に劇場入り。新しく追加したラストの確認をして、開演前恒例のバス軍団大暴れの打ち合わせ（もちろん今回も客席でバス軍団が大暴れ。どこまでも「福岡で上演しているままの公演」なのだ！）。午後からはマスコミ向けの公開ゲネ。雑誌、新聞、テレビは日テレ系の「ＮＥＷＳ ＺＥＲＯ」、フジ系の「目覚ましテレビ」など全国ニュースの取材も入っている。
夜弁当は、アミューズ会長差し入れの「叙々苑特製焼き肉弁当」。これがおいしくて皆大喜び。こういう配慮が隅々まで行き届いているのがさすが。
そしていよいよ本番。多少のハプニングはあったが、それぞれ存分にやってくれた。芝居が終わりカーテンコールで挨拶をしようとしたら、拍手がなかなか鳴りやまない。これには出演者全員感激した。会場の一体感。これが生の舞台のいいところだなと、地元福岡ならまだしも、東京でそれを改めて感じる事が出来てうれしかった。うん、物語で描く人の思いは地域を越えて伝わる。本当に幸せな時間。
終わったあとは初日乾杯。これから一週間、このまま頑張ろうと盛り上がる。
夜は制作チームと一緒に「ＮＥＷＳ ＺＥＲＯ」を見る。ゲネだけでなく本番も撮影し、放送直前まで編集していたとのこと。事前取材もあわせて担当ディレクターがぎりぎりまで粘って頑張ってくれていたのだ（だから、表記ミスは許してあげてほしい）。放送後はあちこちから連絡が。さすが全国版だ。明日の朝は「目覚ましテレビ」でも流れる。このニュースがきっかけで、新しいお客様との出会いが増えていけばいいなと思う。
銀河劇場で待ってるよ！
１０時半に福岡空港に集合して東京へ移動。銀河劇場は、モノレール沿いなので空港からだとすぐ。劇場に到着して、まずは近所の神社から神主さんに来てもらっての御祓いから。
スタッフチームは朝一で劇場入りしているので舞台も大体出来ている。
かぶりモノ・衣装の確認をして、舞監に頼んで約１時間ほど舞台を使って、殺陣とダンス場面の稽古（本来今日はスタッフ作業日で役者は舞台を使えない日なのだ）。ちょっとの時間だけでも舞台に慣れておきたかったのでありがたかった。
キャストは夜８時で宿泊先へ移動。パルコでもお世話になった「ふくおか会館」なので懐かしい。明日朝からはきっかけ稽古なので備えて早く寝る。
さあいよいよ！
アクティブ事務所の地下稽古場で昼から通し。時間は約２時間。良い感じに仕上がっている。いよいよ上演出来るのが楽しみで仕方がない。夕方で解散して、近くの綱式神社（道真公ゆかりの神社）でお参りをしてから帰宅。
ＴＶブロス新年号にもギンギラが登場している。タイムボカンシリーズの特集と同じ号なのでちょっと楽しい。
昼から倉庫でトラックへ積み込み。ほとんどの役者が手伝ってくれたので１時間ぐらいで作業終了。かぶりモノ、衣装がまず東京へ出発した。いったん解散して夜は稽古。今日は後半の通し。途中、制作の永渕ちゃんから東京移動の細かい予定説明がある。
公演期間が一週間なので、洋服・下着類など荷物が多くなるのを心配する役者もいるが、僕は着の身着のままでいこうと思っている。何だったらいつものジャージ姿で飛行機にもの乗ろうかと。荷物が多いのはいやだし。
「主宰なんですからきちんとしてください」と制作に怒られるかな。
稽古前にＲＫＢドキュメンタリーの取材。今日はギンギラの今までをじっくり話す。嘉穂公演前から始まり東京公演までを追いかける取材もいよいよ終盤。さてどう仕上がるのか楽しみ。
稽古は前半を通す。もういつ本番でも大丈夫。細かいところをいくつか修正したぐらい。
明日の積み込みに備え早めに稽古を終わる。
