編集1日目
午後1時から編集スタート。まずは本編集前のオフライン編集という作業。PCに取り込んだ画像をつないでいく。今回テクニカルのディレクターとして参加してもらった鎌田さんと2人でひたすらつないでいく。
まずは第1話から。ザ時代劇と言っていいぐらい時代劇らしい場面が続く。なのでどの画も捨てがたい。さんざん短くして出来たと思ったら、まだ10分をオーバーしている。これを5分に縮める作業が大変だった。鎌田さんと相談しながら泣く泣く短くしていく。ようやく出来上がったのが夜8時。
しかし、切る時は辛かったが、改めて見直すと良いテンポで心地よい。これに音楽、効果音が加われば怒濤の第1話が出来そう。夕食後、引き続き第2話の編集へ。第2話は前半が汽車とひかりの出会いでテンポが良い場面、後半がしみじみとした日本映画風のゆったりとした場面という構成。2話の編集が終わったのは朝3時だった。
今回初の映像作品なので、技術面のフォローをしてもらおうと鎌田さんにも参加してもらったが、彼がいてくれて本当に良かった。と言うか鎌田さんがいなければ出来ていないと思う。映像が初めてのボクと技術スタッフの間の通訳だけでなく、絵コンテ通りに撮るのが無理な時の画の相談、2手に別れての撮影など、どれほど頼りになったことか。もちろんキャスト、スタッフ全員の力で出来た作品だが、特に、鎌田さん、メインカメラマンの川崎さんの力が大きい。今回のドラマは、ボクと3人での共同作品と言っていいぐらい。
と、しみじみする間もなく明日の一風堂河原さんのパーティの準備。徹夜でかぶりモノを仕上げてそのままお祝いに駆けつける。