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2009年8月14日 (金)

震電がバラバラにされるまで「あと2日」

実は今日の昼公演は、席にかなり余裕がある日だった。初日の最後の挨拶で「13,14はまだ余裕がありますので」と正直に話し、口コミのお願いをしたところ、何と一番危ぶまれていた今日の昼公演が立ち見で一杯になった。もちろん、ボクら役者、制作陣も必死に情宣をしていたが、回収したアンケートを観ると、「すすめられて来た」と言う方が多く、いつもながらギンギラはお客様に支えられているなぁと感激する。

ただ、せっかく来てくれたのに立ち見だったお客様に申し訳なくて・・・。たくさんのご来場、本当にありがとうございました。

公演終了後は、2階ギャラリーの震電と記念撮影。まずは、芝居が出来るキッカケとなった震電プロジェクトの生みの親「中ハシさん」、ボクが演じているキャラのモデルとなった学徒動員で震電を造った「本郷さん」、九州飛行機の流れをくむ渡辺鉄工の「渡辺社長」など、関係者全員での記念撮影から。次にキャラ軍団と震電の撮影。「中村タクジ演じる震電と実物大の震電の2ショット」はグッと来る素敵な写真になりそう。撮影した画像はHPで公開する予定なのでお楽しみに。

中島荘太演じる「九州飛行機の社長」は、渡辺社長の曾おじいちゃんがモデルなので、九州飛行機キャラ達の写真には渡辺社長にも御一緒してもらった。時空を超えてモノの魂と今を支える人の想いが一緒になった写真なんて、これぞギンギラならではと思う。

明日15日は終戦の日。そして明後日の16日は、震電がバラバラにされた運命の日。64年前の「あの夏の日」と同じように、16日の最終公演のあとは2階ギャラリーの実物大の震電をバラバラにし、小さく分けた写真を会場のお客様に配るイベントを行う。イベント開催は16時半から。入場無料なのでお時間がある方は是非。

震電がバラバラにされた「あの夏の日」まで、あと2日。

大塚ムネトの不定期日記