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2009年9月28日 (月)

いよいよ全国ツアースタート!YS-11に見送られて

朝の飛行機で仙台へ。いよいよ全国ツアーが始まる。単発の地方公演は東京でなれているが、さすがに全国8カ所で、しかも「途中で戻らない、行きっぱなしのツアー」なので、着替えなどかなりの量。北海道は温度が10度違うから冬物もいりそうだし・・。まあ、そんな悩みも含めて楽しくワクワクする。空港ロビーではお互いの荷物の量で大騒ぎ。

出発前はターミナル内のロイヤルで「おいしいコーヒー」を飲んでから。ロイヤルは、この芝居の大切な登場キャラだしね。

そしていよいよ仙台へ。滑走路へと動き出した飛行機の窓から外を見てビックリ。なんとYS-11が滑走路にいたのだ!どうやら航空自衛隊のYS-11が、偶然居合わせていたみたい。しかも機首をボクらの方に向けて、まるで見送ってくれているかのよう。

「みんな、滑走路にYSさんがいるぞ!」と周りのメンバーに声をかけ嬉しくなる。

実は、パルコでの初地方公演のときもYS-11が滑走路にいてボクらは大騒ぎをしていたのだ。すでに民間航路からは引退しているので、今日の出会いが偶然ならすごい確率。ギンギラって、こういう偶然がよくある。まあ、ボクは必然と思っているけど。YSさんはボクらを見送るために来てくれたに違いない。(その後、山口の空港で別のYSさんがオーバーランで田んぼに突っ込んだというニュースが入った。幸いけが人はなかったとのこと。よかった・・。)

昼過ぎに仙台到着。ホテルに荷物を置きさっそく仙台を体験に出発。まずは、全員で牛タン定食を食べる。焼き肉屋の薄いタん塩しか知らないので、分厚く柔らかいお肉がうまい。テールスープと麦飯の組み合わせが絶妙。

満腹のあとは伊達政宗公のお墓へ。「仙台におじゃまします」とお参りしてきたよ。

今日は移動だけなので夜もそれぞれで計画を立てて出かけるみたい。ボクはホテルに戻って仕事。はぁ・・・。このツアー中に、芝居を一本と短編脚本2本を仕上げないといけないのだ。

というわけで怒濤のツアーがいよいよ始まった。

大塚ムネトの不定期日記