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2009年10月

2009年10月29日 (木)

たくさんのご来場ありがとうございました

西鉄ホール11ステージ無事に終了いたしました。総動員数は、3,116名。地元では再々演にもかかわらずご来場いただきありがとうございます。中には「大阪で観てもう一度観たかった」という方や、「東京まで来てくれないから福岡に観に来ました」など、遠方からのお客様も多数いらっしゃいました。

ツアーから含め1ヶ月近く、この作品を存分に演じさせてもらうことが出来たのも、支えてくれるお客様があってこそ。本当にありがとうございました。

2009年10月28日 (水)

基礎演劇力を増す

早めに小屋に集合して、来月のイベント打ち合わせ。昔は公演中は他のことを考えられなかったが、メンバーみんなで経験を積んだことで、「公演中に別の作品稽古」まで出来るようになってきた。

演劇を仕事にするには、こういうスケジュールでも活動出来るスキルが必要だとボクは思うので、だいぶ理想に近づいてきた。作家のボクはいくつかの本を同時進行出来るようになったし、役者も同時に稽古を出来るようになった。

もちろんちゃんと切り替えて本番へ。

2009年10月23日 (金)

頼りになる先生

今日も夕方集合。用心のためかかりつけの耳鼻科へ。ここの先生はギンギラを熱心に観てくれているので話が早い。今日も、残り公演数を考えながら薬を出してくれた。ボクは人見知りなので、なかなか上手く状況を先生に伝えられない事が多く、こうした事情をわかってくれる先生はとてもありがたい。

治療だけでなく、公演の感想も話してくれるので嬉しい。今日も頑張るぞ。

2009年10月22日 (木)

大刀洗の平和祈念館へ(地名は「太刀洗」、飛行場名は「大刀洗」とのこと)

今日は夕方から集合なので、行けるメンバーで大刀洗の平和祈念館へ。中に入ると、まずは大刀洗周辺の大きな航空写真が床一面に印刷されていた。小さい頃自分が住んでいた小郡も写っていて、すぐそばにB29が墜落していたことを初めて知った。

床の航空写真の次は九州飛行機のコーナーが。震電のこと、「幻の翼 震電」でボクが演じた役のモデルとなった本郷さんのことなどが展示。その次にはYS11のコーナーがあり、まさにギンギラで描いた世界。実物の零戦、特攻隊について、そして奥に97式戦闘機が夕日をイメージした照明の中に展示されていた。

途中ギンギラのお客様にも会った。「作品がキッカケ出来ました」とのことで嬉しい限り。時間が許す限り見学し劇場に向かう。甘木鉄道の太刀洗駅で電車を待つ間、空を見上げて空襲があったあの日を思った。

自分たちの街に起きたことを、必死に生きた方々のことをたくさんの方に知ってもらうのだと、改めて気合が入った。ギンギラの芝居は、たくさんの想いを背負った責任も大きい。しっかり演じて伝えなければ。

2009年10月20日 (火)

初日

バス軍団で会場に飛び出すと、客席から「おかえり」のかけ声が。サングラスでバレなかったけど、いきなり泣きそうになるぐらい嬉しかった。ギンギラは、この地元のお客様に支えられて成長してきたのだ。

さあ楽しい日々が始まる。

2009年10月19日 (月)

小屋入り

今日から西鉄ホール。小屋入り前に、まずは水鏡天満宮にお参り。一番心配だった「新型インフル」にかかることもなく、のり打ちのスケジュールもこなし全ての公演が無事終わったことを報告。

明日からは自分たちのホームグラウンドでの公演なので楽しいばっかり。順調に仕込みも終わり、行けるメンバーで一風堂へ。全国ツアーの時、各地の会場に一風堂から「特製インスタントラーメン」の差し入れ(毎回60個以上!)があったので、お礼がてら食べに行ったのだ。

栄養をつけて明日の本番に備える。

2009年10月18日 (日)

久々の我が家

玄関ドアを開けると、留守の間にたまっていた新聞の山が出来ていた。ドアを開けた瞬間に外に転がり出てくるほど。たまった新聞全てに目を通して切り抜く時間を思い、ちょっと気が遠くなる。まあ、公演が終わってからゆっくり目を通そう。

とりあえず新聞をひとまとめにして脚本作業へ。ノートPCの原稿をデスクトップに移して仕上げ作業。

2009年10月17日 (土)

旅の最後

今日の金沢で旅は終わり。昔、福岡でギンギラを観ていて、今はこっちにいるというお客様から大きな日本酒の差し入れ。ギンギラ特製ラベル付きというこだわりも。これは嬉しかった。「初めての場所にギンギラを待ってくれている方がいる」なんと幸せなことだろう。これまで公演した場所にもたくさんいてくれたが、ここ金沢にもそうしたお客様がいてくれることが嬉しい。添えてあった手紙に座席番号が書いてあったので、もちろんバス軍団の大暴れの時には「あいさつアタック」に。

旅の最後を存分に演じさせてもらった。

さすがに旅慣れしてきたので撤収も早い。今回の旅で、「初めての場所での公演」、「ノリ打ち」など、もともと想定していなかった公演スタイルにも慣れ、メンバーはずいぶんたくましくなったと思う。さあこの経験をふまえて、地元での凱旋公演。 

2009年10月16日 (金)

朝からJRで金沢に移動

昼過ぎに金沢へ到着。ボクは宣伝のため地元プロモーターさんとラジオ局へ。せっかくの公演なのでギリギリまで宣伝するのだ。今日は小屋に入れないので、メンバーはホテルにチェックイン後は金沢観光。これもツアーの楽しみ。

宣伝の最後は劇場での新聞取材。終わった後は劇場下見に来ていたアラマッキーと金沢の街へ。おいしい魚と日本酒で晩ご飯。金沢の街は、「最新流行のデパートの横に伝統が堂々と存在している」のが面白い。博多も、もっと伝統が自己主張すればいいのになぁと金沢を見て思う。

2009年10月15日 (木)

新潟公演

さすが演劇専用ホール。使い勝手が良くて搬入も仕込みもあっという間。楽屋には出演者専用のロビーもありケータリングも万全。裏方の休憩スペースは地下や日の当たらない場所が多いが、ここの専用ロビーは庭に面した快適な場所。ボクはほとんどの時間をこのロビーでコーヒーを飲んで過ごしていた。

そして本番。なんとトリプルカーテンコールという最高に気持ちの良い締めくくりで、立ち上がって拍手をしてくれる方も多数。とても気分良くやらせてもらった。

会場といい、お客様といい、りゅうとぴあを中心に、演劇を受け入れる環境が整っているのだなぁと。新潟の演劇度の高さを感じた。

大塚ムネトの不定期日記