お詫びと感謝と決意と
今日の2回で公演が終了。稽古自体は2月から、脚本は去年書き直していたのでずいぶん長い時間をこの作品と共にした。全ては自分が原因なので、ギンギラメンバー、関係者、そしてお客様に本当に申し訳なく思い、だからこそ、体調を万全に全力で暴れるぞと誓った公演だった。残る力がないぐらい出し切りました。
最終日があまりに短いのも何なので、カーテンコールについて書こうと思う。
今回は、カーテンコールの時に「現在の到津を紹介する映像」を上映した。約5分の映像を、ワイワイガヤガヤとキャストが解説をし、会場が笑いの中で進行する楽しい時間。物語を共有したお客様に同じ気持ちで観てもらえているのがとても嬉しかった。
最後のあいさつでは、「今日上演した作品は、「男ビルの一生」も「遊園地」も、もちろん「カッパ」も東京地方公演で、そのまま上演しましたよ」という報告をした。お客様からは、これをそのままやったのかと笑いが起き、とても誇らしい瞬間だった。
さらに、「実は、NHKBSが東京公演を収録しました」と言うと、会場から拍手が起こるのだが、すかざずボクは「ただし今日作品を観てもらった皆様には、おわかりだと思いますが、きっと放送できない場面ばっかりです。もしかしたらかなり短くなるかもです。放送がないかもです。でも、収録しようと決めたNHKの心意気に感謝しています」というと会場がさらに盛り上がった。
そして、あいさつの締めくくりは、「これからも地元の方にしかわからない物語を作り続けます!」とお馴染みの言葉。
もちろん東京でもこれで締めくくってきましたよ。で、「それでもよければ来てね」と。