脚本家の僕+先生VS演出家の僕
先生のアトリエで脚本会議。「このままでは上演予定時間に収まらない」という問題について、どう解決するか話し合う。
悩ましいのは、脚本家の僕としては、長いあいだ先生と一緒に物語を作ってきたので、全てを実現させたいと言う思いがあること。「上演時間なんか気にするな!」と心で叫んでいる。
しかし、制作、演出の僕は、「現実問題として上演できる本」にしなければならない。ああ・・・本当につらい。だって一緒に考えた物語だし、僕だって短く切りたくない。
ああ・・脚本の「どこを短くするか」がなかなか決まらない。