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2011年2月

2011年2月28日 (月)

新博多駅を見学

夕方見に行ったら、まだ阪急前の遊歩道が出来ていなかった。所々土がむき出しで、生コンが流し込まれている真っ最中。

今月は今日28日が月末。ということは、3/2のプレオープンまで今日を入れて2日しかない。「間に合うんだろうか・・・」と、ちょっと心配になりつつ周りを見まわしたら、やけの工事の人が多い。

どうやら、人海戦術で「間に合わさんか計画」が実施中みたい。

2011年2月27日 (日)

嬉しい便り~アンケートから

全国各地からアンケートが日々届いている。地元密着なボクらの作品を「それでもいいから」と観に来てくれる方々。京都のお客様のアンケートには「公演を観たあと、舞台に登場した場所を巡って余韻を楽しみました」とあった。会場でもらったアンケートにも、県外から来てくれた方は「これから登場した場所を体験してきます」と言うのが多数。街を舞台にしたギンギラならではの楽しみ方だなと。嬉しい限り。

もちろん地元の方々は、いつもの風景が劇的に登場したことを喜んでくれている。ギンギラ目線で街を観ると楽しいでしょ。

天神観光地化計画も、かなり好評。先日は役所の方から「例の計画ですが、いいですねぇ」と、面白がってくれた報告あり。実現しないかなぁ(笑)。

あと嬉しいと言えば、役者の評価が多かったこと。ギンギラメンバーはもちろん、今回客演組もしっかり印象を残してくれていた。まあ、おいしくなるようにちゃんと「あて書き」しているので、結果を出してくれたなと。

中村雪絵のゲイツは、もう客演が決まった時から演じてもらおうと決めていたし、本人も存分にやってくれた。稽古場で観ていてもたのしかった。

三坂は普段コガキョの持ち役にしっかり挑んでくれていた。

非売れの田坂は、前回の電卓役に続いてPC役と、何だかデジタル担当。裏腹で、しかも憎たらしい役をこれまた存分にやってくれていた。さらにネット通販の曲は田坂が作曲と振り付けも担当。音楽を操れるのは羨ましい。

作・演出としては、役者が存分にやってくれるのはなにより。今後も機会があればぜひ出てもらいたい。来年のスーパーマーケット三国志の新作には絶対だなと。

音二郎の時、わきで支えてくれていたギンギラメンバーが大活躍する作品にするという目標も、書きかえるのは本当に大変だったけど果たせたかなと。良かった。

2011年2月23日 (水)

マスクを捨て街に出よう

去年の秋から半年間、ずっとマスクをしていた。インフルエンザに備えて外出時はもちろん、喉のケアのために寝る前も必ずマスク着用。そして2月公演は、花粉におびえながらのマスクマンな日々。

で、今日。ようやく「博多座、キャナルシティ劇場」という地元を代表する劇場公演を無事に終わらせて、久々の休み。やっと解放感がある日。よし、街に楽しく出かけようと決め、いつものようにマスクを手にとったところで、急に「嫌だ!マスクからも解放されたい!」となった。

外はいい天気。予報では4月上旬ぐらいまで温かくなるとのこと。間違いなく花粉飛びまくり。目には見えないけど飛びまくり。ああ・・・マスクをしないで出かけたらきっと今夜は猛烈な鼻づまりが待っているぞ・・・それでもいいのかと自問自答。

で、「かまわない」と即答。

半年ぶりにマスクをしないで出かける天神の楽しいこと。天気もいいし、風も気持ちいい。書店で楽しく本を探し、家電量販店で新製品のチェック。何という解放感。

当然、夜中に猛烈な鼻づまりに苦しむことに。明日からはマスクしますから・・・。

2011年2月20日 (日)

公演終了やってきた絶妙なタイミング

前も書いたが、この公演は四季の撤退が決まって実現した。だから、新博多駅完成直前の絶妙なタイミングを狙ったわけではない。話が来た段階で、ならばと時期がピッタリな演目にしたわけ。

よりピッタリ感を増やすために、自分でもビックリするぐらい書き換えたよ。おかげで流通パートは全て新作。新作パワーは、全て音二郎につぎ込んでいたのでヘロヘロだったし、正月も返上で辛かったけど、でも喜んでくれているお客様の反応に、ああ頑張って良かったなぁと。

公演後は様々なお客様が。流通関係の方からは「きちんと取材しているねぇ」と言われ嬉しくなる。そう、全部取材に基づき、限りなく実話をベースにした大ボラ話だからね。

あと全国各地の劇場関係者も多数来場。いくつかは、公演後にさっそく具体的な打ち合わせもはじまっている。お楽しみに!

2011年2月19日 (土)

公演初日全国ツアーで鍛えられた

劇場の広さを心配されたが、ギンギラ的には全国ツアーでこのクラスの会場は使っているので全然平気。メンバーも「東京の銀河劇場に近いですね」と慣れたもの。それぞれ声の出し方に気をつけながら「いつも通りに大暴れ」。

実は夜公演でちょっとしたハプニングがあった。前半の2つの場面で音が出なくなってしまったのだ。後で聞いたら音響機器がダウンしたとのこと。幸いどちらもボクが出ている場面だったので、出ない音をセリフに変えて、音のタイミングでボクがキッカケを出しながら進行。その場面はコガキョとヒデさんも出ていたが、すぐに状況を察知して、何事もないように演じていく。さすが。ギンギラメンバーは様々なハプニングにあっているので、これぐらい平気なのだ。途中のバス軍団までに復旧しなければ、芝居を止めようと覚悟したが、故障はボクの場面だけで解決。まあ途中で止めるのも嘉穂やパルコで経験済みだし(今となっては笑い話だけどね)。

さすが四季が使っていた劇場だけあって、美術バトンもたくさんあるし、舞台裏も広い。今回は吊りモノでにぎやかに舞台空間を演出。博多座に続いての仕掛けがある舞台。「某デパートの巨大カードが空からふってくる場面」では、こちらの狙い通り、お客様から「おー」と言う声も。楽しんでもらえて良かった。

2011年2月16日 (水)

明日から小屋入り&前売り完売

今日は稽古が休み。午前中、かかりつけの耳鼻科へ。先生に声帯のチェックをしてもらい、花粉症と喉の薬をもらう。「土曜に観に行くよ」と笑顔の先生が頼もしい。この先生に診てもらうようになって、本当に安心して公演に挑めるようになった。先生ありがとうございます。

病院の帰りにピクニック事務所へ。4月DMの入稿データを届ける。実は、公演直前が4月DMの締切だったので、連日の稽古の合間に、DMも作っていた。かぶりモノ作業もあったので、かなり忙しく日々を過ごしていたのだ。宅ファイル便でも送れるんだけど、最後の入稿データは直接渡したいというか。ほら、万が一データが開けなかったり、修正があった場合すぐ対応できるし・・・と、悲しいアナログ世代の言い訳かな。

受け渡しの後は、プロデューサーと来年のことを色々話す。明日から小屋入りだが、もう話は来年、再来年のこと。嬉しい話が一杯。解禁になるまでしばらくお待ちを。

昼過ぎにバスで家に戻る。途中バスの中で、携帯のチェックをしながらパンを食べているサラリーマンがいた。慌ててパンを食べて、バス停で降りた後、大きな鞄を持ったまま猛ダッシュ。バスに乗った短い間が昼タイムだったみたい。

信号で止まった交差点では、横に停まっている宅急便トラックのドライバーが、信号停車のスキに慌てておにぎりを食べていた。

「忙しさと戦う方々、頑張れ!」と、自分も含めて心で応援。

家に戻って明日の準備。かぶりモノの仕上げ、追加する曲のリストとデータの用意。使用する映像のDVD化、明日やることの確認・・・などなど。

おかげさまで前売りチケットは完売。さあ、今日は早く寝て明日に備えるぞ!

大塚ムネトの不定期日記