公演初日全国ツアーで鍛えられた
劇場の広さを心配されたが、ギンギラ的には全国ツアーでこのクラスの会場は使っているので全然平気。メンバーも「東京の銀河劇場に近いですね」と慣れたもの。それぞれ声の出し方に気をつけながら「いつも通りに大暴れ」。
実は夜公演でちょっとしたハプニングがあった。前半の2つの場面で音が出なくなってしまったのだ。後で聞いたら音響機器がダウンしたとのこと。幸いどちらもボクが出ている場面だったので、出ない音をセリフに変えて、音のタイミングでボクがキッカケを出しながら進行。その場面はコガキョとヒデさんも出ていたが、すぐに状況を察知して、何事もないように演じていく。さすが。ギンギラメンバーは様々なハプニングにあっているので、これぐらい平気なのだ。途中のバス軍団までに復旧しなければ、芝居を止めようと覚悟したが、故障はボクの場面だけで解決。まあ途中で止めるのも嘉穂やパルコで経験済みだし(今となっては笑い話だけどね)。
さすが四季が使っていた劇場だけあって、美術バトンもたくさんあるし、舞台裏も広い。今回は吊りモノでにぎやかに舞台空間を演出。博多座に続いての仕掛けがある舞台。「某デパートの巨大カードが空からふってくる場面」では、こちらの狙い通り、お客様から「おー」と言う声も。楽しんでもらえて良かった。